4078 堺化学工業 東証1部

11月5日決算発表。6月13日決算発表で2016年3月期予想を上昇修正し増収・増益変わらず。

2013年11月13日の200円を安値にアベノミクス相場にサポートされ2013年9月30日の380円まで上昇。その後、三角保ち合い(A)となっていましたが、その煮詰まったところで2014年10月17日の300円を安値に上放れとなり、2015年6月17日には460円の高値をつけました。この高値圏でもみあっているところで8月に中国ショックから日経平均が急落し、つれ安となって8月25日に319円まで下落しました。ここを安値にもみあって9月30日の333円を2番底に急反発となり12月7日には452円まで上昇するものの再度、世界株安となったことで急落となっています。

堺化学工業

 

5122 オカモト 東証1部

11月4日決算発表。2016年3月期予想を売上、営業利益、経常利益を上方修正。

2011年3月11日の東日本大震災直後の3月15日の221円を安値に上値は400円水準のボックス相場が長期間続き、この中で2014年3月20日の302円を安値にゆるやかな上昇トレンドとなってボックス圏を抜け出し、この年の10月16日に519円まで上昇しました。ここをピークに横もみとなったあと、2015年5月8日の450円を安値に急騰となって10月6日の1,280円まで上昇しました。この高値圏でもみあって10月27日に1,278円とダブル天井となり、反落となって11月16日の912円まで下落しました。ここから12月2日の1,190円まで反発するものの再下落となっています。上方修正銘柄であり落ち着けば大きなリバウンドが期待できます。

オカモト

 

6473 ジェイテクト 東証1部

10月30日決算発表。2016年3月期予想を売上、営業利益、経常利益とも上方修正。

2012年11月14日の552円を安値にアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年6月25日の2,480円で当面のピークとなり、調整中に8月の中国ショックを受けて、日経平均の急落につれ安し、上昇トレンド(A)を切って9月7日の1,594円まで下落しました。この安値圏でもみあったあと、9月29日に1,577円と安値を更新しましたが、2点底となって反発し10月30日の上方修正を受けて12月1日には2,320円の戻り高値となりました。その後、再び日経平均の急落でつれ安していますが全値押しの水準ではリバウンド狙いの買い有利と思われます。

ジェイテクト

 

4188 三菱ケミカルホールディングス 東証1部

11月5日決算発表。2016年3月期予想は売上は下方修正だったが営業利益と純利益は上方修正。

2012年10月11日の275円を安値にアベノミクス相場にサポートされて、2013年5月21日の593円まで上昇。その後、上値を切り下げる直角三角形の保ち合い(A)となりましたが、2014年5月7日の402円を安値に上放れとなり、12月5日の655円まで上昇して2015年の1月16日の561円まで押し目を入れ再上昇となって7月24日に847円の高値をつけました。高値圏でのもみあいの中で8月の中国ショックで日経平均の急落につれ安し9月29日の598円まで下げ、ここから11月26日の837円まで急反発となりました。その後調整入りとなり再び日経平均の急落につれ安しています。チャートの形でみてみると2015年1月16日の561円を安値とし、7月24日の847円を高値とする三角保ち合い(B)を形成しているようにみえて、下値ラインに接近すれば買い有利と考えられます。

三菱ケミカルホールディングス

 

6675 サクサホールディングス 東証1部

11月5日決算発表。2016年3月期予想は増収・増益変わらず。

2012年10月15日の116円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、2013年3月18日の233円まで上昇。ここをピークに調整入りとなり12月18日の146円まで下落。2014年1月15日の178円まで反発後、147~175円のボックス相場へ移行しました。1年近いボックス相場のあと2014年10月21日の147円を安値に業績の黒字転換を受けて急騰し11月20日には356円と1カ月で約2.5倍化となりました。その後、大きな上下動を繰り返して上値、下値を切り下げていますが、強力な下値抵抗ゾーンに接近しております。

サクサホールディングス