6513 オリジン電気 東証1部

11月10日決算発表。2016年3月期予想は5月13日に下方修正のままだがチャート上はほとんど織り込み済み。

買材料:無線基地局用電源機器…自動運転の環境整備、小水力発電システム…電力小売自由化。

2012年7月30日の233円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて12月6日の464円まで上昇。ここで業績の下方修正を受けて調整入りとなり、2014年5月7日の275円まで下落しました。ここを安値に上方修正を受けて急角度の上昇トレンド(B)となり、2015年2月25日の558円まで上昇し、ここを高値に三尊天井を形成し3月30日に496円で売転換となり再び下方修正を受けて急落となりました。2012年7月30日の233円からのゆるやかな上昇トレンド(A)にサポートされ、10月1日の301円をつけて11月26日の371円まで上昇後、反落となって2014年5月7日の275円に対する全値押し水準に近づいています。

オリジン電気

 

7202 いすゞ自動車 東証1部

11月6日決算発表。2016年3月期予想で営業利益、純利益を上方修正。

2014年5月12日の1,124円の安値から上昇トレンド(A)となり、2015年3月10日の1,824円で当面のピークとなりました。4月1月の1,560円まで下げて、末広がりの三角形(B)となり、8月6日の1,752円で戻り天井をつけたあと、中国ショックから円高進行となり急落し、9月29日には1,154円まで下落しました。ここから11月9日の1,502円まで反発するものの、再び日経平均が急落となって円高が進行し昨日の1月12日に1,155円と9月29日の1,154円に対するダブル底となったところで反発に転じています。

いすゞ自動車

 

8056 日本ユニシス 東証1部

11月5日決算発表。6月3日に2016年3月期予想で営業利益を上方修正したまま据え置き。

現在は、2011年9月26日の380円を大底に中長期の上昇トレンドの中にあります。この中で2013年7月31日の672円を安値に2014年の2月26日の1,203円まで上昇し、調整入りとなって、この年の5月21日の812円、10月17日の859円と2点底をつけ上昇トレンド(B)を形成しました。この中で2015年8月18日の1,377円の高値更新をしたあと、日経平均の急落で上昇トレンド(B)を切って8月25日の1,168円まで下落し、1,200円をはさんでもみあったあと、11月17日には1,405円の年初来高値更新となりました。しかし、ここで上昇トレンド(B)の下値斜線にアタマを押えられ再度押し目をつくって13日(水)に反発しました。

日本ユニシス

 

7972 イトーキ 東証1部

10月26日決算発表。2015年12月期決算見通しで大幅増収・増益変わらず。

2013年8月9日の434円からの上昇トレンド(A)の中で2014年5月26日の869円まで上昇後、調整入りとなって11月26日の540円まで下落しました。ここから869円を高値の基点とし540円を安値の基点とする三角保ち合い(B)を形成しました。この煮詰まったところで2015年7月8日の653円、8月24日の652円をダブル底となって上放れし9月8日の947円まで上昇し、そこから日経平均の急落につれ安して9月29日の726円まで下落するものの、急反発となって12月3日には969円の年初来高値更新となりました。再度、日経平均の急落につれ安し1月12日に773円まで下げてもみあっているところです。

イトーキ

 

4151 協和発酵キリン 東証1部

2011年3月11日の東日本大震災直後の3月15日の628円を安値に長期上昇トレンド(A)となっています。この中で2015年1月6日の1,094円を安値に角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、8月19日の2,321円、12月2日の2,310円と2山形成して押し目形成となっています。理想的には9月29日の1,640円に対する2番底(ダブル底)となれば1,600~2,300円のボックス相場の下限接近として買っていいところと思われます。

協和発酵キリン