6472 NTN 東証1部

10月30日決算発表。2016年3月期の通期予想は増収・増益変わらず。

2012年11月14日の131円を底値にアベノミクス相場にサポートされて11月22日に172円で買転換となり、上昇トレンド(A)を形成しています。この中で2014年10月17日の414円を安値に急角度の上昇トレンド(B)となって今年の6月17日には817円の高値をつけました。ここをピークに6月29日に760円で売転換となり、上昇トレンド(B)を下に切り、いったん反発するものの中国ショックからの日経平均の急落につれ安し、9月30日の485円まで下げて上昇トレンド(A)にサポートされて反発となりました。その後は押し目を入れて10月20日の527円で2番底となり、再上昇となって10月26日に604円で買転換となりました。

しかし、この日の613円を高値に再度、下値確認の動きとなり11月6日の538円まで押し目を入れて徐々に下値と上値を切り上げ、11月26日に590円で連続の買転換が出てきました。

NTN

 

3048 ビックカメラ 東証1部

10月14日決算発表。2016年8月期決算通期見直し増収・増益予想。

2012年10月25日の386円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、ゆるやかな上昇トレンド(1)となり、徐々にその上昇角度が(1)→(2)→(3)と大きくなり、2014年3月17日の561円からは大きな上昇トレンド(3)となりました。外国人旅行者の急増によるインバウンド銘柄として買われ、今年の7月7日には1,641円まで上昇しましたが、業績の下方修正を受けて上昇トレンド(3)を下に切り9月8日には1,004円まで下落しました。その後安値圏でもみあいとなり9月29日の1,003円、11月4日の962円と3点底をつけて反発となり12月7日に1,150円で買転換となっています。

ビックカメラ

 

4092 日本化学工業 東証1部

11月10日決算発表。四半期決算では中間期業績は大幅増益達成。通期の見通しも大幅増益。

2012年10月3日の95円を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて2013年9月18日の192円まで上昇。ここでいったん調整入りとなり、短期の上昇トレンド(A)を切って2014年2月4日の122円、5月19日の120円と2点底をつけ、ゆるやかに上昇している中で業績の上方修正を受けて急騰となり、今年の1月8日には365円まで上昇しました。しかし、ここで下方修正となったことで短期の調整入りとなって下降トレンド(C)を形成し、この中で7月8日の202円で底打ちとなって9月1日に325円まで反発しました。ここから9月29日の246円まで押し目を入れ、10月29日に282円で買転換となってもみあい11月6日の255円の押し目を入れたあと上放れの形となっています。

日本化学工業

 

3577 東海染工 東証1部

11月4日決算発表。2016年3月通期は小幅の増収・増益予想変わらず。

保育園受託運営を手掛けておりアベノミクスの子育て関連銘柄。

2009年8月21日の179円を高値に中長期の下降トレンド(A)入りとなり、この中で2011年3月11日の東日本大震災直後の3月15日に50円で底打ちとなりました。ここから急速な戻りとなって2012年2月21日の158円の大商いとなって長い上ヒゲとなり、再び調整入りとなりました。この年の5月15日の75円を安値にもみあいとなり9月7日の77円、10月3日の77円と3点底となったあと11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ2013年の5月2日に141円まで上昇しました。ここから6月7日の98円まで下げた後は、下値と上値を切り上げる上昇トレンド(B)となっています。この上昇トレンド(B)の中で今年の5月21日に148円まで上昇し、8月25日の107円まで押し目を入れて反発となり、11月27日に135円で買転換となりました。

東海染工

 

4461 第一工業製薬 東証1部

10月21日に9月中間期の業績上方修正を発表。売上高は小幅減ながら営業利益は増加。

基本的には、2012年10月15日の底値182円からの上昇トレンド(A)の動きとなっています。この上昇トレンドの中で2014年7月8日の519円の高値をつけ、ここをピークに下向きの先細三角形の下げ(C)となりました。この中で今年の8月25日に上昇トレンド(A)を切って329円まで下げるものの下値で9月8日の326円、9月29日の339円と下値を切り上げる3点底となり、上昇トレンド(A)と同じ角度の上昇トレンド(B)となって上値を切り上げる動きとなっています。

第一工業製薬