4151 協和発酵キリン 東証1部

2012年11月13日の798円を安値とする上昇トレンド(A)の中にあります。この中で今年の1月7日の1,094円を安値に急上昇となり4月25日の1,804円まで上昇しました。ここをピークに直角三角形の保ち合い(B)となり、この中でザラ場で6月1日の1,527円、7月9日の1,497円と2点底をつくり、煮詰まったところで7月13日に1,708円で買転換となって上放れし、8月19日には2,321円の年初来高値となりました。その後はここをピークに日経平均の急落につれ安し下値を切り下げる展開となっていましたが、9月29日の1,640円を安値に切り返し9月30日に1,778円で買転換となりました。

協和発酵キリン

 

4204 積水化学工業 東証1部

2012年11月13日の604円を安値にアベノミクス相場にサポートされて中期の上昇トレンド(A)を形成。ここの中で2013年8月30日の900円、10月8日の920円を2点底にして再上昇となり、12月3日に1,448円の長い上ヒゲを出して、いったん調整となりました。2014年の3月25日の1,001円で底打ちとなって業績上方修正を受け角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し今年の4月28日の1,752円の高値をつけてピークとなり、5月28日に1,713円で2番天井をつけて下降トレンド(C)入りとなりました。

上昇トレンド(B)を切ってもみあっているところに日経平均が急落となり、9月29日の1,202円まで下落しました。ここを安値に反発し下降トレンドを上に抜けて10月5日に1,285円で買転換となって反発しています。

積水化学工業

 

8515 アイフル 東証1部

2014年3月27日の286円を安値に3月28日に315円で買転換となり、日銀の金融緩和を受けて急騰し7月2日の705円まで約4カ月で2.5倍化となりました。しかし、ここをピークに急落となり10月17日の348円まで下落し、その後11月4日の528円まで反発した後は三角保ち合い(A)へ移行しました。この三角保ち合いの煮詰まったところで今年の7月8日の343円を安値に上放れとなり8月28日に494円まで上昇するものの日経平均の急落につれ安し9月8日に388円の安値をつけて再び戻り歩調にあります。

過払い金利息の返還も峠をこえ業績は回復基調。日銀の追加の金融緩和があればプラス材料となります。

アイフル

 

1930 北陸電気工事 東証1部

2014年9月4日の210円を安値に下値の上昇角度を(1)→(2)→(3)→(4)と徐々に大きくし、今年の4月2日の681円を安値に急角度の上昇トレンド(4)になりました。この中で7月23日の1,505円の高値をつけて、もみあっているところに日経平均の急落につれ安し、短期の下降トレンド(A)を形成し、ここを安値にもみあって10月15日に1,107円で買転換となって下降トレンド(A)を上に抜きかかっています。

北陸電気工業

 

6845 アズビル 東証1部

2016年3月期の連結営業利益見通しは前期比22%増の187億円ですが市場には上方修正期待があります。

現在のチャートは、2012年10月3日の1,504円を安値に中長期トレンドの中にあります。この中で11月9日の1,552円を安値にアベノミクス相場にサポートされて11月21日に1,658円で買転換となり、2014年9月24日の2,780円まで上昇しました。ここから10月16日の2,373円まで押し目を入れ、上方修正を受けて角度の高い上昇トレンド(B)へ移行し今年の6月4日に3,500円で当面のピークとなりました。ここから調整入りとなって上昇トレンド(B)を下に切って8月14日の2,881円を1番底とする2番底をさぐる展開となっています。昨年の10月16日の2,373円から6月4日の3,500円までの上昇幅の2/3押し水準がポイントとなります。

アズビル