7244 市光工業 東証1部

2月12日決算発表。営業利益は前期より減少だが、売上高、経常利益は増加。

チャートの形としては、中期的視点では、2011年11月24日の118円、2012年10月12日の105円、2014年の3月20日の130円と日足での3点底(逆三尊天井)を形成し、5月16日の149円で買転換となって急騰、9月9日には3,673万株の大商いとなって313円まで上昇し、ここをピークに11月18日に220円まで下げた後、高値圏でのもみあいとなっています。

12月5日に279円の戻り高値をつけましたその後は、1月8日に267円で買転換となって、1月9日に272円まで上昇し、ここからジリジリと時間をかけて下げる形となり、2番底確認の動きとなっています。

市光工業

 

1921 巴コーポレーション 東証1部

2012年11月8日の217円を安値に、この月の中旬からのアベノミクス相場のスタートにサポートされて上昇トレンド(A)が続いています。この中で2013年1月23日の467円まで上昇後、6月7日の300円まで押し目を入れ、ここから急騰となって9月17日の650円まで上昇しました。ここをピークに業績を目先一服したことで材料出尽くしとなり、下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンドの中で2014年3月20日に395円で底打ちとなり、横もみとなって下降トレンド(B)を抜け出し9月9日の488円まで反発するものの、再下落となり10月17日に395円とダブル底の形を作って、400~450円の間でもみあっています。今年の2月12日に402円の安値をつけて、3月12日に452円で買転換となりました。

巴コーポレーション

 

7231 トピー工業 東証1部

2012年4月4日の273円を高値とし、10月11日の142円を安値とする中期の三角保ち合い(A)を形成していましたが、徐々に煮詰まってきた段階の2014年10月17日の187円を安値に業績の上方修正を受けて、10月29日に208円で買転換となり、三角保ち合いを上放れて今年の2月12日には310円の高値をつけました。ここから2月13日の272円まで押し目を入れて2月17日に314円と高値更新するものの、再び押し目の形となっています。自動車部品株の出遅れ銘柄の1つであると考えられます。

トピー工業

 

6121 滝澤鉄工所 東証1部

2015年3月期は最終利益段階で前期比78.6%増の14億円。2016年3月期も2ケタ伸長が視野にある。

比較的値動きの重いイメージですが、長期でみると、2009年11月24日の53円を安値に下値を切り上げる上昇トレンド(1)→(2)→(3)の動きとなっています。現在は2014年4月15日の141円を安値に上昇トレンド(3)となっており、この中で9月18日の248円を高値に10月14日の200円、今年の1月16日の201円とダブル底をつけて、3月16日(月)に235円で買転換となっています。ファナックは同社の筆頭株主であり、関連優良株として見直し余地があり、昨年の248円を突破すると一段高となります。

滝澤鉄工所

 

5232 住友大阪セメント 東証1部

2月10日決算発表。10-12月期経常益は4%減の74.8億円。3Q類型の通期進捗率は77%

2011年3月11日の東日本大震災後の3月25日に復興関連として271円まで上昇後、6月7日の196円まで下落して三角保ち合い(A)となりました。2012年6月に上放れした後、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2014年3月25日に448円でピークとなり、当面材料出尽くしとなって上昇トレンド(B)を下に切り、10月16日の318円まで下落しました。この318円を安値に11月12日の379円まで上昇後、上値を切り下げる直角三角形の保ち合い(D)となっていましたが、今年の2月4日に360円で買転換となり、少しずつ戻りを試してきています。

住友大阪セメント