1893 五洋建設 東証1部

現在は、2012年6月4日の163円の安値からの上昇トレンド(A)の中にあります。この上昇トレンド(A)の中で、2012年11月13日の172円を安値にアベノミクス相場がスタートし、11月15日に194円で買転換出現となって今年の1月7日の418円まで上昇しました。ここから調整入りとなって短期の下降トレンド(B)を形成し、5月21日の267円まで下げて反発に転じました。9月9日には443円と、1月17日の高値418円をザラ場で更新するものの、長い上ヒゲとなって9月16日に368円で短期の売転換出現となっています。5月21日の267円から9月9日の443円までの上昇幅の1/2押し、もしくは2/3押しを待ってのリバウンド狙いとなります。

五洋建設

 

6205 大阪機工 東証1部

100円を挟んだ安値圏での大きな三角保ち合い(A)の中で徐々に煮詰まり、2012年10月2日の84円を安値に11月中旬のアベノミクス相場のスタートにサポートされ、急騰となって2013年4月14日の216円と半年で2.5倍となりました。ここをピークに買われ過ぎからの調整入りとなって下降トレンド(B)に移行し、下方修正もあって9月2日の129円の安値をつけて9月24日の190円まで反発するも再下落となり、今年の2月4日の124円まで下落しました。今期業績見通しは増収・増益となり、5月7日の126円を2点底にして6月11日に148円で買転換となって9月1日の173円まで上昇しました。PBRは0.7倍で純資産は249円で、現水準は割安と考えられます。

大阪機工

 

4005 住友化学 東証1部

2012年10月11日の186円で底打ちとなり、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて2012年5月22日の418円まで上昇、6月17日の281円まで押し目を入れて再上昇となり、今年の1月23日には458円まで上昇しました。ここをピークに調整入りとなって下降トレンド(C)を形成し、この中で3月25日の360円をつけた後、横もみとなってボックス相場(D)へ移行しています。このボックス相場の中で、3月25日の360円、5月26日の357円、8月8日の361円と3点底となっており、7月31日の401円を終値で上回ると上放れの形となります。下降トレンド(C)を抜けつつあるため、押し目買い有利と考えられます。

住友化学

 

4007 日本化成 東証1部

2011年1月27日の229円を高値に下降トレンド(A)を形成。この中で、2012年10月15日の91円で底打ちとなり、11月中旬のアベノミクス相場にサポートされて12月7日に109円で買転換が出現、2013年1月21日の194円まで上昇しました。その後、1月21日の194円を高値とし、6月7日の112円を安値とする三角保ち合い(B)へ移行しました。この三角保ち合い(B)の煮詰まったところで、今年の3月20日の125円、5月21日の125円とダブル底をつけて6月3日に139円で買転換となってもみあい、9月2日に147円で更なる上昇を示す「ろく買」が出ています。

日本化成

 

4022 ラサ工業 東証1部

2012年7月24日の66円、10月10日の66円とダブル底をつけて11月22日に78円で買転換となって、2013年3月7日の159円まで上昇しました。ここから6月7日の103円まで押し目を入れてもみあった後急騰となって、9月26日には281円まで上昇しました。その後、公安委が水処理用薬剤の入札談合疑惑で同社など7社に立入検査し、これを嫌気して大幅下落となって下降トレンド(B)を形成しました。この中で5月21日の118円まで下げた後、6月6日の154円まで反発し、横もみへ移行しました。このもみあいの中で、8月14日の137円を安値に反発しかかっているところです。6月6日の154円を終値で抜けると上放れの形となります。信用買い残が多いため、170円台からは上値は重くなりそうです。

ラサ工業