6584 三櫻工業 東証1部

2014年3月期はほぼ予想通り着地。2015年3月期は増収・増益予想。配当は22円から23円へ。

2011年2月16日の876円を高値に3月11日の東日本大震災を受けて急落し、その後も戻り弱く下降トレンド(A)を形成していました。この中で2012年10月10日に430円で底打ちとなって小さな三角保ち合い(B)を形成し、アベノミクス相場のスタートで11月19日に491円で買転換となって急伸、2013年5月21日の845円の高値をつけました。ここをピークに6月7日の651円まで下落して緩やかに戻りを試すものの、今年の1月16日の763円が戻り高値となって再下落し(下向き先細三角形C)、5月12日の614円をつけて反発、5月23日に670円で買転換となって戻りを試しています。

三櫻工業

 

8940 インテリックス 東証2部

2013年6月7日の384円を安値に短期の上昇トレンド(A)を形成し、この中で今年の1月20日に1,408円まで7カ月強で3.6倍化と急騰しました。ここをピークに買われ過ぎからの大幅下落となって下降トレンド(B)へ移行し、4月28日の780円、5月20日の781円とダブル底をつけて反発、6月23日に946円で買転換となって下降トレンド(B)を上に抜けてきています。但し、25日移動平均線(6月23日851円)は上向きとなっていますが、75日移動平均線(6月23日927円)は下向きのままですので、現水準からは上値が重くなります。そのため押し目待ちとなり、そのまま上昇すれば見送りとなります。

インテリックス

 

8934 サンフロンティア不動産 東証1部

2013年8月30日の788円の安値からの上昇トレンド(A)の中で、12月30日の1,764円と4カ月で2.2倍化となりました。その後、買われ過ぎからここを当面のピークに今年の2月4日の1,098円まで下落し、ここからの戻りで4月3日の1,515円をつけたところで、4月9日に公募増資を発表したことが嫌気されて急落となりました。これを受けて公募増資を中止したことで、4月15日の960円、5月21日の909円と2点底をつけて反発に転じ、5月28日に1,111円で買転換となって戻りを試しています。但し、チャートの形をみると、下降トレンド(B)の中で2点底となっての反発となっており、1,400円水準が目先の上限となります。

サンフロンティア不動産

 

4651 サニックス 東証1部

2012年10月11日の227円を安値に太陽光発電を材料に急騰し、2013年7月3日には1,727円と9カ月強で7.6倍の暴騰となりました。ここをピークに暴騰後の調整となって短期の下降トレンド(A)を形成し、この中で今年の2月5日の741円まで下落、ここを安値に下降トレンド(A)を抜けて上昇トレンド(B)へ移行しています。この上昇トレンド(B)の中で、6月4日に1,579円の高値をつけて押し目を形成しているところです。2月5日の741円から6月4日の1,579円まで上昇幅の1/3押し(1,300円)から1/2押し(1,160円)の間が押し目買いゾーンとなりますが、上向きの75日移動平均線(25日1,418円)を下回ってきています。

サニックス

 

8251 パルコ 東証1部

2011年11月17日の554円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2012年8月15日の1,035円まで上昇後、10月4日の744円まで下落しましたが、11月中旬からのアベノミクス相場のスタートにサポートされて2013年4月23日には1,298円まで上昇しました。ここをピークに調整入りとなり、6月13日の912円まで下げて7月10日の1,130円まで反発するものの2番天井となって下落し、上昇トレンド(A)を切ってしまいました。その後、900円水準を安値にもみあって11月6日の1,035円の高値をつけた後は、短期の下降トレンド(B)へ移行してしまいました。この下降トレンド(B)の中で、今年の4月14日の794円、5月21日の788円と2点底をつけて反発し、6月24日に850円で買転換となっています。上向きの25日移動平均線(26日820円)と横向きの75日移動平均線(26日824円)を上回っており、ゴールデンクロスも近づいているため、900円台への水準訂正が期待できます。

パルコ