8628 松井証券 東証1部

4月27日発表。2017年3月期決算は、前期比で営業利益-31.3%の149.39億円、経常利益-31.1%の150.44億円と大幅減収・減益で着地。2018年3月期予想は未発表。

2012年6月4日の372円を安値に、11月13日の516円からはアベノミクス相場にサポートされて大幅上昇となり、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2013年12月27日の1,355円でピークとなり、上昇トレンド(A)を切って下落となり、2014年10月17日の898円まで下げ、ここを安値に2015年3月24日の1,200円まで上昇後、三角保ち合い(B)となりました。この三角保ち合いが煮詰まってきたところで下放れとなり、2016年3月8日の1,042円を高値にゆるやかな下降トレンド(C)へ移行しました。この下降トレンド(C)の中で11月9日に775円で底打ちとなり、12月12日の1,036円まで上昇して、いったん下降トレンド(C)を上にぬきました。その後、今年の4月13日の859円まで押し目を入れ、5月17日に904円で買転換となっています。

松井証券

 

 

2212 山崎製パン 東証1部

4月28日発表。2016年12月本決算は、前期比で営業利益+30.3%の351.69億円、経常利益+30.4%の369.05億円と大幅増収・増益で着地。

2017年12月予想は、2月14日時点の2016年12月期比で、営業利益+5.2%の370億円、経常利益+3.0%の380億円の見通し。4月28日時点でも変わらず。

2013年10月9日の974円を安値とする上昇トレンド(A)が2015年9月16日の1,695円の安値からやや角度の大きい上昇トレンド(B)に移行し、この中で2016年7月8日の3,050円、7月20日の3,030円と2点天井となってピークをつけ、下降トレンド(C)へ転換しました。この中で12月8日の2,071円まで下げてもみあいとなって下降トレンド(C)を横ぬけ、今年の5月1日に2,150円と2点底の形をつくって6月1日に2,372円で買転換となっています。

山崎製パン

 

 

8508 Jトラスト 東証2部

5月12日発表。2017年3月期本決算は、前期比で営業利益-40.2%の-57.69億円、経常利益-44.2%の-67.47億円の大幅な赤字で着地。

2018年3月期予想は、17年3月期比で営業利益は100.58億円の黒字転換の見通し。

2013年9月19日の1,910円の高値から、2014年2月4日の905円まで下落したあとは、下向きの先細三角形(A)の下げとなりました。この中で2015年後半に小さな三角保ち合い(B)を形成したあと、下放れとなって2016年2月12日の668円で底打ちとなり、反発したあと小さなボックス相場(C)となって下放れしました。その後ゆるやかな上昇トレンド(D)となっていましたが、11月9日の761円を安値に急騰となって、下向きの先細三角形を上放れしました。今年の2月16日の1,400円まで上昇後、買われ過ぎから急落となり6月1日には786円となってほぼ行って来いの形となってスタート近くまで下落しました。2月12日の668円を安値とする上昇トレンド(F)にサポートされて、ここでもみあって6月13日に830円で買転換となっています。業績は今期黒字転換の予想ですからリバウンドが狙えそうです。

Jトラスト

 

 

6331 三菱化工機 東証1部

5月15日発表。2017年3月期本決算は、前年同期比で営業利益-27.4%の12.94億円、経常利益-13.2%の13.52億円の減収・減益で着地。

2018年3月期予想は、17年3月期比で営業利益+0.5%の13億円、経常利益13億円とほぼ変わらずの見通し。

2014年5月8日の153円を安値に急騰し、9月4日の582円でピークをつけました。ここから10月7日の355円まで押し目を入れたあと、11月19日の536円まで反発するものの2番天井となって再下落し、下降トレンド(A)を形成しました。この下降トレンド(A)の中で2016年1月21日に188円の安値をつけていったん反発するものの、3月17日の267円まで戻したあと再下落となり、6月24日には170円の安値更新となりました。しかし、ここからゆるやかな上昇トレンド(C)となって下降トレンド(A)を上にぬけ、今年の4月14日の204円を安値にして5月19日には234円で買転換となっています。

三菱化工機

 

 

4091 大陽日酸 東証1部

5月10日発表。2017年3月期本決算は、前期比で営業利益+23.8%の536.64億円、経常利益+16.2%の501.76億円と4期連続の増収・増益で着地。

2018年3月期予想は、17年3月期比で営業利益+6.2%の570億円、経常利益+4.6%の525億円と小幅ながら5期連続の増収・増益の見通し。

2012年10月1日の362円で底打ちとなり、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて大きな上昇となって、2015年3月3日に1,950円で天井をつけました。このあと8月11日の1,783円を2番天井にして9月29日の1,099円まで下げ、10月26日の1,313円まで自律反発したあと、下降トレンド(A)入りとなりました。この中で2016年6月24日の791円で底打ちとなり、下降トレンド(A)をぬけて上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンドの中で2016年8月5日の887円の安値から今年の1月5日の1,416円まで上昇し、2月7日の1,285円まで押し目を入れて再上昇となり、3月2日の1,485円で当面のピークとなって下落し、上昇トレンド(B)にサポートされ、5月31日に1,113円の安値をつけて反発し、6月14日に1,197円で買転換となっています。

大陽日酸