6807 日本航空電子工業 東証1部

4月26日発表。2017年3月期本決算は、前年同期比で営業利益-32.7%の120.59億円、経常利益-46.0%の91.54億円と減収・減益で着地。

2018年3月期予想は、2017年3月期比で、営業利益で+32.7%の160億円、経常利益+52.9%の140億円と増収・増益に回復の見通し。

2015年6月8日の3,595円をピークに本格調整となり、下降トレンド(A)入りとなりました。この中で2016年2月12日の975円で底打ちとなり、短期の上昇トレンド(B)となって6月1日の1,697円まで上昇しました。ここから上昇トレンド(B)を切って7月7日の1,294円まで下げたあとは、終値ベースでおおよそ1,300~1,750円のボックス圏の動きとなっています。この中で今年の1月13日に1,769円の戻り高値をつけたあと、4月18日の1,271円をボックスの下限を少し切ったところまで下げて反発となり、5月9日の1,601円まで上昇後、押し目を形成しています。

日本航空電子工業

 

 

6719 富士通コンポーネント 東証2部

4月26日発表。2017年3月期本決算は、前年同期比で営業利益+10%の9.98億円、経常利益+38.5%の7.09億円の増収・増益で着地。

2018年3月期予想は、2017年3月期比で営業利益+0.2%の10億円、経常利益+26.9%の9億円の見通し。

※リレー、タッチパネル軸にサーマルプリンターや無線モジュールなど手がり、車載市場向けが好調。

2015年の4月30日の654円、7月8日の664円を2点天井にして、下降トレンド(A)を形成しました。この中で2016年8月5日の245円、11月9日の242円でダブル底の形となって反発し、12月22日の489円まで上昇するも長い上ヒゲの形となって反落し、今年の4月14日に305円まで下げて、上昇トレンド(B)を形成してきています。ここから4月26日の452円まで戻したあと、5月18日の363円まで押し目を入れてもみあっているところです。

富士通コンポーネント

 

 

5703 日本軽金属ホールディングス 東証1部

5月15日発表。2017年3月期本決算は、前年同期比で営業利益+12.7%の302.25億円、経常利益+7%の262.52億円と連続増収・増益で着地。

2018年3月期予想は、2017年3月期比で営業利益は-0.7%の300億円、経常利益は+6.7%の280億円の見通し。

2012年11月15日の65円を安値にアベノミクス相場にサポートされて、中長期の上昇トレンド(A)を形成中です。この中で65円の安値から短期の上昇トレンド(B)となって、2015年6月4日の237円まで上昇後、160~237円のボックス相場(C)入りとなっていましたが、2016年2月12日の161円を安値に角度の大きい上昇トレンド(D)へ移行しました。この上昇で今年の2月16日の291円の高値をつけたあと調整入りとなり、4月14日の228円まで押し目を入れて反発となり、5月16日に272円まで上昇して再び押し目を形成しています。いったん272円まで反発し大商いとなっていますので、じっくり大きな押し目を待つスタンスとなります。

日本軽金属ホールディングス

 

 

6897 ツインバード工業 東証2部

4月14日発表。2017年2月本決算は、前年同期比で営業利益-12.4%の5.16億円、経常利益-37.6%の2.56億円の大幅減収・減益で着地。

2018年2月期予想は、2017年2月期比で営業利益は+6.6%の5.5億円、経常利益は+64.1%の4.2億円の増収・増益と回復の見通し。

2012年11月13日の155円を安値にアベノミクス相場にサポートされて上昇し、2014年8月28日の465円まで上昇。ここから10月14日の260円まで押し目を入れ、2015年4月17日の499円の高値をつけました。ここからゆるやかな下降トレンドとなって、2016年2月12日の284円で底打ちとなり、上昇トレンド(B)へ移行しています。この上昇トレンド(B)の中でボックス圏(A)を上放れして、今年の1月11日には800円の高値をつけました。ここをピークに下落となり、4月17日の498円まで下げて上昇トレンドライン(B)にサポートされ反発となって5月22日に629円で買転換の形となっています。

寺ツインバード工業

 

 

5480 日本冶金工業 東証1部

5月9日発表。2017年3月期本決算は、前年同期比で営業利益+130%の43.52億円、経常利益+443.7%の28.49億円と大幅な増収・増益で着地。

2018年3月期予想は、2017年3月期比で営業利益+31%の57億円、経常利益は+58%の45億円と引き続き大幅な増収・増益の見通し。

2012年9月5日の62円を安値とする下値を切り上げる直角三角形(A)の中で、2013年6月27日の102円を安値に急騰となって、2カ月強で9月24日の400円までの約4倍化となりました。ここをピークに2014年2月4日の225円まで調整したあとは、三角保ち合い(B)へと移行し、この煮詰まったところで2014年7月30日の352円を高値に下降トレンド(C)へ転換しました。この下降トレンド(C)の中で、2016年2月12日の94円で底打ちとなり、7月8日の111円を2点底にして大幅上昇となり、5月11日に269円まで上昇して押し目となっています。

日本冶金工業