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柴田罫線を公開するにあたって
出島 昇
柴田罫線実践教室
株式会社オルタナレッジ「柴田罫線」で分析した提供レポートです。 「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいりま…

柴田罫線を公開するにあたって

2009/12/7
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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はじめに

私は「リスクの少ない投資は、株式投資しかない」と思っています。この数年は、株式投資の低迷から証拠金取引というFXや日経先物取引を行う投資家が増加していますが、これで生き残れるのは熟練と資金をそなえたごく一部の人だけです。パチンコや競馬と同じように割り切って、損しても楽しかったと思える人はそれでもよいでしょう。FXや日経先物取引は本来プロのトレーダーが行っていたものが、ネット取引の発展によって個人投資家がポケットマネーでできるようになったことにあります。個人投資家が苦戦するのは、自分のお金でない資金で戦うプロのトレーダーに対し、自分のお金で投資するという心理的な差があり、個人投資家は欲と恐怖でビクビクしながらトレードを行い、決断不足で敗退というのは一般的なシナリオです。

「株式投資もリスクは同じだ」という人がいるかもしれませんが、株式投資がリスクがあるのはその投資のあり方なのです。ほとんどの人が株が下落して安くなったところは買えず、株価が高くなって全員が強気になったところで買って高値づかみをし、最終的に恐くなって投げてしまうか万年塩漬けにしてしまうかなのです。デイトレードは1日中の売買ですので人生とマネーゲームとの交換により最終的には上述したように勝つのは困難です。これは、マネーゲームと割り切って楽しんだ方がよいでしょう。では王道といわれる長期投資はどうかというと、これも将来のことは神様以外わからない以上、リスクがあるといえます。2003年4月の日経平均7,607円の大底で買って待ち続けているとしたら、一時18,000円まで上昇したものの今回のサブプライム問題からの暴落で昨年10月の6,994円まで下落し、スタートラインに戻ったことになります。あえていうと長期投資は大底圏で買った時のみ成功することができるといえます。

「リスクが少ない株式投資」とは中期波動(3カ月~6カ月)の調整で大きく下げたところを狙って買い、ある程度上昇したら利益確定するということです。週足チャートをみてみると必ず年に2~3回の大きな上下動があります。これを待って買うということです。必要投資戦術は待つという忍耐と底値を知るテクニカルです。ここに柴田罫線というテクニカル手法の1つであるパターン分析があります。別名「天底転換型罫線」ともいいます。つまり天井圏で売りシグナルを出し、大底圏で買いシグナルを出すのです。もちろん、テクニカル戦術で絶対的なものはありませんが、他のテクニカル分析と組み合わせると的中率80%をこえてきます。私は、それで過去8年間実績を生み出してきました。

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