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イタリア国民投票でNo!ほか
池水 雄一
他にはない特別な金のレポート Bruceレポート拾い読み!
Bruce(ブルース)レポートとは、金取引の第一人者、一貫して貴金属ディーリングに従事し、世界中のブリオン(貴金属)関係者の間でも名を馳せた池水雄一氏が執筆する、金融会社・貴金属…

イタリア国民投票でNo!ほか

2016/12/6
金曜日には米雇用統計がでましたが、non-Farm payrollは178,000人増加と市場予想通りでマーケットではあまり反応はなし。今週末日曜日イタリアでの国民投票が次の焦点となります。
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図:NY金 先物 (期近)日足チャート
単位:ドル / トロイオンス

出所:マーケットスピードより楽天証券作成

イタリア国民投票でNo!(2016年12月5日(月)掲載分より)

金曜日には米雇用統計がでましたが、non-Farm payrollは178,000人増加と市場予想通りでマーケットではあまり反応はなし。今週末日曜日イタリアでの国民投票が次の焦点となります。もし憲法改正に反対となれば、イタリアのEU離脱も視野に入ってきます。そうなるとゴールドにはsafe haven buyingが入る可能性が高くなるでしょう。

とこれは土曜日に書いたのですが、まずはオーストリアの大統領選挙は心配されていた極右候補の敗戦でほっと一息。そこまで確認して今朝のスイムに行ったのですが、かえってきたら開いたばかりのGlobexでゴールドは急騰で1,188ドル。(金曜日のNY引けは1,175近辺、現在1,180ドル)。ドルも大きく買われてドルインデックスは100から101.50へ。大丈夫であろうと思われていたイタリアの憲法改正をめぐる国民投票は現在調査でNoが圧倒的で、現首相が憲法改正で信を問う投票だっただけに、たった今レンツィ首相が敗北を認めて辞意表明。ゴールドの急騰はこれを受けたものでした。イタリアのEU離脱の可能性がこれで大きくクローズアップされることになります。Brexitに始まり、Trumpが加速させたこの孤立主義の流れ、これは世の中相当やばいことになるのではないのでしょうか。ゴールド、安いんじゃないですか?「トランプ浮揚」怖いですね。

CFTC Commitment of Traders Report as of 29 Nov 2016(2016年12月5日(月)掲載分より)

出所:池水氏のレポートより抜粋

右軸:投資家ポジション(トン)

左軸:ドル建てゴールド価格

557から497トンへ投資家ロングは減少。今年2月のレベルでそのときの価格は1,200ドルでした。

Pdようやく反落, 原油急騰も貴金属関係なし(2016年12月2日(金)掲載分より)

ドルの動きを追いながらのメタルの動きでした。ゴールド、シルバー、プラチナはあまり大きな動きはありません。ゴールドは1,160ドルの10ヶ月ぶりの安値をつけました。OPECの減産合意で原油は、合意前の45ドルから51.8ドルとほぼ7ドルの大幅な上昇となりました。しかし、貴金属にはまったく影響なし。ゴールドは10ヶ月ぶりの安値をつけたわけですから、何をかいわんやですね。原油は原油、ゴールドはゴールドです。やっぱりすべてはドルの動きです。

OPEC減産合意で原油は急騰、ドル上昇(2016年12月1日(木)掲載分より)

OPEC総会で減産が合意されました。これによりWTI原油は45ドル台から一時49.9ドルと50ドル手前まで上昇しました。昨日書いたとおり、このところのゴールドと原油の相関はまったく見られません。

昨日はドルが112円から114円へ上昇。ぴったりその分ゴールドは売られて1,170ドル台前半へと下落しました。そしていつものとおり円建てゴールドはほぼ動かずです。ゴールドは原油よりも、ドルの動き、ドルは昨日の米国経済指標が好調だったことから上昇したということですね。ドルインデックスもふたたび上昇101.50となっています。

OPEC総会とイタリア国民投票(2016年11月30日(水)掲載分より)

昨日もあまり目立った動きはない一日でした。OPEC総会が今晩となり、その予備的なミーティングではイランとサウジの対立が溝が深いということから、減産の可能性が小さくなったとして原油が少し売られています。ただ今年は原油とゴールドにあまり相関関係は見られません。ゴールドはドルに、そして原油はその内部要因で動いている感じです。今回のOPECでよっぽど大きな動きが出ない限りは、ゴールドにとってはそんなに大きな材料にはならないと思います。

また週末12/4にはイタリアの国民投票があります。これは現在は上下院平等になっている権限を、上院のものを制限し、政府がより強い立場で政治を進められるようになることを問うものです。もしこれが否決されれば、イタリアの政治の安定性は得られず、そう選挙が前倒しされて、イタリアもポピュリストの手に落ち、EU脱退という道のりが見えてきます。そのためこの国民投票はイタリアのみならずEUのそしてひいては世界の経済を左右する可能性があり、世界が注目しています。その結果次第ではふたたびゴールドの上昇のきっかけになることも考えられます。来週前半は要注意ですね。

そんな中やはりパラジウムの上昇が止まりません。下のチャートは貴金属4品全部を一つにまとめたものですが、今年後半になってから、明らかにパラジウムだけその形がほかの3品とまったく正反対の形になっています。少なくとも年内いっぱいはこの傾向続きそうです。年が明けるとこれが逆になりそうな予感がするのですが、その理由はまた後日。

久しぶりのドル下落、続くPd上昇(2016年11月29日(火)掲載分より)

おそらく米大統領選挙以来はじめてのドルの下落となりました。ドル円は113円から始まり、一時111円前半まで円高ドル安となりました。ゴールドはこれを受けて1,183ドルから始まり、高値は一時1,197ドルまでありました。その後はレンジでの取引となり、本格的なドルの下落とまでは行きませんでした。しかしとりあえずのドルの頭打ちにちょっとメタルの売りも一息というところですね。

相変わらずとまらないのがパラジウムの上げ。11/07の620ドルからたったの3週間で760ドル、140ドルの上げ、円建てでは700円近い上げになっています。まだ行きそうですね。プラチナとのRatioは1.20に近づいています。

CFTC Commitments of Traders Report as of 22Nov 2016(2016年11月29日(火)掲載分より)

Thanksgiving holidayのため、本来なら金曜日の発表が月曜日にずれ込みました。

出所:池水氏のレポートより抜粋

投資家のポジションは620トンから578トンへ42トンの減少。9/6の1,096トンから11/22の578トンで518トンの売りが出た計算になります。価格は1,337ドルから1,212ドルへ125ドル下げました。500トンの売りで125ドルの下げ、まあそんなもんでしょうね。

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