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全メタル上昇ほか
池水 雄一
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Bruce(ブルース)レポートとは、金取引の第一人者、一貫して貴金属ディーリングに従事し、世界中のブリオン(貴金属)関係者の間でも名を馳せた池水雄一氏が執筆する、金融会社・貴金属…

全メタル上昇ほか

2016/7/5
週後半から、シルバー、プラチナ、パラジウムの上げが顕著になりました。そして金曜日にはゴールドもまた上昇の波にのり、すべてのメタルがほぼ一週間の高値で一週間を終えました。
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図:NY金 先物 (期近)日足チャート
単位:ドル / トロイオンス

出所:マーケットスピードより楽天証券作成

全メタル上昇(2016年7月4日(月)掲載分より)

週後半から、シルバー、プラチナ、パラジウムの上げが顕著になりました。そして金曜日にはゴールドもまた上昇の波にのり、すべてのメタルがほぼ一週間の高値で一週間を終えました。本日月曜日が米国独立記念日でLong weekendとなったため、ショートカバーも入ったようです。この上昇のリードを取ったのはゴールドではなく今回はシルバーでした。おそらくはテクニカルな買いが誘発されたものと思いますが、これまで80:1まで上がっていた(ゴールド高シルバー安)金銀比価でしたが、金曜日に引けには一挙に67:1まで急低下、割安であったシルバーが一挙に買い戻されています。現在の状況は圧倒的にゴールド優位なものですが、あまりにゴールド一極集中だったマーケットにようやく修正の動きが入ってきたと思われます。

CFTC Commitments of Traders Report as of 28 Jun 2016(2016年7月4日(月)掲載分より)

出所:池水氏のレポートより抜粋

投資家ロングは1,041 トンから1,101トンへ増加。投資家ロング1,000トンのくびきがBrexit問題によりとうとう外れたのかもしれません。

Silver 1年ぶりの高値(2016年7月1日(金)掲載分より)

今週のゴールドは比較的静かな一週間となりました。金曜日の乱高下の後遺症だったのでしょう。昨日はアジア時間はほとんど動かず、欧米に入って動きましたが、一昨日と同様に、ゴールドではなく、シルバーとPGMの上昇が目立ちました。

シルバーが続伸、一時18.81ドルまで上昇し、これは2014年9月以来の高値となりました。あるアナリストは100日移動平均線が500日移動平均とゴールデンクロスし、これは2009年以来始めてのことであり、テクニカルな買いが入ったとしています。この結果金銀比価は一時70.2まで急落、2015年5月以来のレベルになりました。

プラチナも1,000ドルを超えて大きく上昇しました。株価の上昇が、ゴールドとは逆に上昇の勢いを与えています。まあもちろん、安すぎるという前提がありますが。ゴールドとのスプレッドは295ドルへ急降下。先週金曜日は瞬間的に380ドルまで拡大したことを考えるとのこの急落は大きいですね。ただ英国の状況等々をかんがみるにまだ、ゴールドは上昇の可能性が多いにあり、そういった不安が投資家のマインドを支配するとまずゴールドだけが上がるということが多々ありそうな気がします。それにしても現在のようなあまりに大きいゴールドのプレミアムは長い目でみるとやはり行き過ぎだと思いますが。パラジウムは再び600ドル到達。

Gold以外が上昇(2016年6月30日(木)掲載分より)

昨日もまたゴールドは小動きに終始。落ち着きどころを探っています。ゴールドは実際、先週金曜日の激震後、今週に入ってからは静かな動きとなっています。まあ、金曜日が動きすぎたからそう見えるのかもしれませんが。

株価が戻し基調となり、その影響で、割安に捨て置かれているゴールド以外のシルバーそしてPGMに見直し買いが入ったようです。シルバーは2015年1月以来の高値をつけました。

ゴールドは気になるのが、やはりNymexの投資家ポジション。先週の火曜日時点の数字でまた1,000トンを越えていましたが、金曜日のバカ買いで、そこからも大きく増加しているはずです。今週の金曜日(東京土曜日の早朝)に発表される今週火曜日のマーケットクローズ時点の数字がいったいどのくらいになっているのか気になるところです。これだけのロングが長らく維持できた試しはこれまでは少なくともなかったので、ゴールドの内部要因的にはちょっとおっかなびっくりです。

とりあえずの平静(2016年6月29日(水)掲載分より)

とりあえず、最初のショックは収まって、株価が戻し、パニック状態からは脱したようです。それによってゴールドも少し売られています。ちょっと落ち着きどころとなりでしょうか。ただあくまで一時的なもの、まだまだこれからの英国の展開によってまたゴールドは上がる可能性が高いと思っています。

英国の混乱はこれから(2016年6月28日(火)掲載分より)

昨日は不在だったので詳しくは見ていませんでしたが、とりあえず週末を挟んでBrexitショックは長期的にその影響を考える必要があるということで、まだまだ消化中で神経質ながらも少し様子見の動きになったようです。今朝の日経には、離脱の後悔を意味するRegexitや Bregretという新しい造語が紹介されていましたが、多くの英国国民、離脱に投票した人も含めて、混乱している様子が書かれています。まだまだこれからも波乱が続きそうですね。この状態においてやはりゴールドにはまだまだ買われる素地があると思います。このところのETFの増加のペースは空恐ろしくなるほどです。最大のSPDRはもはや1,000トンも見えるところまでやってきました。現物のネット売買のBullion Vaultではかつて例がまったくないほどの規模で英国民がゴールドを買っているとのこと。ゴールドは買われるでしょう。

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