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【FXデイリーチャート12月21日】米ドル/円年末の薄商いのなか、乱高下
荒地 潤
FXデイリーチャート
楽天証券では2009年8月10日(月)より、お客様の投資判断をサポートする投資情報として、主要通貨のトレンドを分析した「FXデイリーチャート」の提供を開始いたしました。 当情報は…

【FXデイリーチャート12月21日】米ドル/円年末の薄商いのなか、乱高下

2009/12/21
経済、金融、投資分野の著名な方々から提供いただいたレポートや、当社独自のレポートを無料で公開。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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【米ドル/円】 米ドル/円 年末の薄商いのなか、乱高下
【豪ドル/円】 豪ドル/円 パキスタンのクーデターの噂などから一時急落
【※豪ドル/円は画面下段に掲載されています】

 

【米ドル/円】米ドル/円 年末の薄商いのなか、乱高下

昨日までの動向

米ドル/円は4日続けての陽線引けとなりました。
東京市場序盤、米ドル/円は一時乱高下。
朝方にパキスタンでクーデターが発生したとのうわさが流れ、安全資産の米ドルと円に買いが集中。米ドル/円はクロス円の下落に牽引され一時88円台まで急落する動きとなりました。その後、ロイター通信がパキスタン大統領報道官がクーデター発生の噂を否定したと報じたことなどで、89円台後半レベルに急激に値を戻す展開となりました。

東京市場、正午では米ドル/円、クロス円で円買いが再燃。
日銀の政策決定会合で政策金利が0.10%で据え置かれたことから失望の円買いが優勢となり再び89円台割れをうかがう展開となりました。

ただ、白川日銀総裁の金融政策決定会合後の記者会見で、会合での「物価安定の理解では0%以下のマイナスは許容していない」との声明について「デフレ容認の誤解を解くため」と発言。また「物価安定の理解の明確化、時間軸効果を狙っているわけではない」としながらも「望ましい物価に戻るには長い時間がかかる」との見解を述べたことで、現状の緩和的な政策の長期化や、物価プラス化に向けた追加緩和策に対する思惑が強まったことで円売り/ドル買いが再び優勢となり。米ドル/円は90円台に戻す動きとなりました。

欧米市場に入り、米ドル/円が一時急伸。
一部報道でイランの部隊が一時イラク南東部の油田に侵攻したと報じられたことを受け地政学的リスク(※ある特定の地域が抱える政治的・軍事的な緊張の高まりが、地理的な位置関係により、その特定地域の経済、もしくは世界経済全体の先行きを不透明にするリスクのこと。新興国などへ投資していた資金を米ドルなどの比較的安全なマネーを買い戻すため、米ドル買いが進みやすい)が高まり、ドルが主要通貨に対して買われる展開となりました。

米ドル/円は90円台後半レベルにまで急したのち、利益確定の米ドル売りにより90円台なかばレベルに急激に値を戻すなど荒い値動きとなりました。年末で薄商いだったことが、値動きを加速させる要因となったようです。

本日の展望

年末の薄商いのなか、乱高下する展開となりました。米ドル/円は一時89円台まで急落するも一目均衡表の転換線にサポートされる形となりその後は急上昇。長い下ヒゲを残す形となり、目先下値を確認する足形となりました。

上値では、一目均衡表の雲(抵抗帯)を上抜くことができるかが焦点となりそうです。本日、一目均衡表の雲の下限(先行スパン1)は90.30レベルにまた、雲の上限(先行スパン2)は90.65レベルに位置しています。今後、この雲は右肩下がりに傾斜し、雲の下限は87.50レベルに切り下がる形となっています。ただ先行スパン1と2の幅(抵抗帯)は収縮し、数十ポイント程度まで薄くなっています。今後、薄くなった抵抗帯を上抜ける動きとなるかを見極めたい場面です。

一方、一目均衡表の雲(抵抗帯)を上抜け失敗となった場合、上値の重さを嫌気した戻り売りリスクにも注意を払いたい場面です。下値では一目均衡表の転換線が位置する89.15レベルや直近上げ幅のフィボナッチ31.8%押しに該当する88円台なかばレベルを維持できるかが焦点となりそうです。

本日、NY市場では11月シカゴ連銀全米活動指数の発表が予定されており、内容を注視したいところ。 また、マーケットは年末に向けての休暇モードとなっており、市場参加者の減少により流動性も低下していることから、ちょっとした材料で値が飛びやすいく、思わぬ価格変動にも注意を要したい場面です。

本日の主な指標

東京時間22:30:(米)シカゴ連銀全米活動指数-11月 予想未発表 前回-1.08

参考 一目均衡表の見方については下記をご参照ください。
楽天FXビギナーズガイド

当レポート掲載時間:当日13時頃~翌日正午12時頃まで、当日最新版は13時頃に更新いたします。

【豪ドル/円】パキスタンのクーデターの噂などから一時急落

昨日までの動向

豪ドル/円は長い下ヒゲを残す陽線引けとなりました。
東京市場朝方の動きでは欧州金融不安や前日の欧米市場での金融セクター下落を受けた信用不安などから年末薄商いのなか、米ドル/円、クロス円が下落。また、パキスタンのクーデターの噂などを材料にリスク回避の円買いが進み、豪ドル/円も78円なかばレベルにまで一時急落する展開となりました。

その後はパキスタンの大統領報道官がクーデター発生の噂を否定したことから円の売り戻しが進行し80円台に戻す荒い値動きとなりました。

欧米市場に入り、豪ドル/円は80円台を底堅く推移。
米株価指数先物や欧州株などの上昇を受けてクロス円は軒並み上昇。また、イランとイラクの緊張を受け原油先物相場の上昇に伴い豪ドル/円は一時80.40-45レベルにまで上昇する動きとなりました。

豪ドル/円 日足チャート

豪ドル/円 週足チャート

本日の展望

一目均衡表の雲(抵抗帯)を上抜け失敗となり反落。ただ、下値では11月30日の安値78.45-50レベル付近でサポートされ再び80円台を回復する形となっています。上値では一目均衡表の雲(抵抗帯)を上抜けることができるかに注目が集まります。本日、雲の下限(先行スパン2)は80.85レベルにまた雲の上限(先行スパン1)は82.45レベルに位置しています。

一方、週足チャートでは一目均衡表の雲の上限を巡る攻防に直面しています。週足チャートでは雲の上限(先行スパン2)79.85レベルほぼ水平に推移しています。また雲の上限の下には一目均衡表の基準線が77.90から78.05にかけてほぼ水平に推移しており、雲の上限を割り込んだ際、サポートとして寄与しているようです。短中期的には78円台割れのレベルで下げ止まることができるかが焦点となりそうです。

今週は23日の東京早朝に第3四半期のNZのGDPが発表されます。今月のNZ中銀金利・声明発表で経済見通しを上方修正、2010年中盤辺りから景気刺激策解除を開始する可能性があるなどとしました。今回のGDPが市場予想並ならばNZ利上げ観測は一段と強まるとの見方もあり、指標発表前後の動きに注意したいところです。

本日の主な指標

東京時間09:30:(豪)新車販売台数-11月 結果5.5% 前回3.7%

22日の主な指標

東京時間06:45:(NZ)経常収支-3Q 予想-20.3億NZドル 前回1.24億NZドル
東京時間08:00:(豪)コンファレンスボード景気先行指数-10月 予想未発表 前回0.3%

参考 一目均衡表の見方については下記をご参照ください。
楽天FXビギナーズガイド

当レポート掲載時間:当日13時頃~翌日正午12時頃まで、当日最新版は13時頃に更新いたします。

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