2206 江崎グリコ 東証1部

2010年9月30日の1,105円を高値の起点とし、2011年3月15日の780円を安値の起点とする三角保ち合い(A)の煮詰まったところで2012年11月13日の861円を安値にアベノミクス相場がスタートし、12月19日に909円で買転換となって2013年4月11日の1,215円まで上昇しました。ここを当面のピークに急落となり、6月13日の868円まで行って来いの形となりましたが、9月5日の870円をダブル底に業績の急回復で上昇トレンド(B)へ移行し、今年の2月12日には1,491円までの上昇となりました。ここから3月27日の1,251円まで押し目を入れたあと小さな三角保ち合い(C)を形成し、4月25日に1,359円で買転換となって上放れしかかっています。

江崎グリコ

 

4559 ゼリア新薬工業 東証1部

2011年3月15日の775円を底値に、下値、上値を緩やかに切り上げる上向きの先細三角形(A)となって、この中で2013年6月14日の1,185円を安値に6月17日に1,251円で買転換が出現し、上昇トレンド(B)を形成しました。この中で、今年の1月31日に3,170円と昨年来高値を更新しましたが、ここをピークに下降トレンド(C)を形成しています。この下降トレンド(C)の中で、3月17日の1,969円、4月11日の1,980円とダブル底に近い形となって25日移動平均線(22日2,069円)を上回り、4月21日に2,152円で買転換出現となりました。

ゼリア新薬工業

 

6911 新日本無線 東証1部

2012年10月12日の136円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場のスタートにサポートされ、11月29日に170円で買転換となり、2013年の1月16日の238円まで上昇しました。ここを目先のピークにもみあったあと、4月1日の190円を安値にして4月9日に234円で再び買転換となって急騰し、7月10日には616円と4カ月強で約3.2倍化となりました。ここをピークに買われ過ぎからの調整となって下降トレンド(B)へ移行し、この中で今年の3月20日に280円、4月15日に277円と2点底をつけたところで4月23日の決算発表で上方修正となり急伸して、4月24日に366円で買転換となったところです。25日移動平均線(24日309円)と75日移動平均線(24日340円)を同時に上回っていますので、押し目買い有利と考えられます。

新日本無線

 

6961 エンプラス 東証1部

2013年3月13日の3,605円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で8月5日に9,470円まで上昇。ここをピークに10月3日の5,440円まで下げたあと今年の1月21日の7,760円まで戻し、その後再下落となって角度の大きい下降トレンド(C)へ移行しました。この下降トレンド(C)の中で4月11日に5,050円、4月30日に5,200円の安値をつけたあと決算発表で2014年3月期の業績が上方修正となり、△560の5,870円と急上昇し25日移動平均線(30日5,592円)を上回って引けました。目先は75日移動平均線(30日6,245円)がかぶさる形になって多少時間がかかるかもしれませんが、ここを突破すると一段高が期待できます。

エンプラス

 

6794 フォスター電機 東証1部

2012年7月25日の1,000円を安値、11月28日の1,672円を高値とする三角保ち合い(A)の中の煮詰まったところで2013年4月2日の1,160円を安値に反発となり、4月24日に1,350円で買転換出現となって上放れし、5月22日の1,990円まで急騰しました。ここから6月7日の1,403円まで押し目を入れたあと上昇トレンド(B)を形成し、この中で9月26日の2,120円まで上昇しました。その後2,000円を挟んだ高値圏のもみあいとなっていましたが、11月27日に14年3月期の最終利益を下方修正したことで翌日の2,059円をピークに急落となり、3月28日の1,203円まで下落しました。ここを安値に悪材料を織り込む動きとなり、3月28日の1,203円、4月14日の1,210円、4月28日の1,228円と順上げの三点底となって5月1日に1,325円で買転換出現となりました。

フォスター電機