5481 山陽特殊製鋼 東証1部

10月31日の決算発表では、7-9月期経常益は7.5倍の16.4億円。通期を従来比8%増に上方修正。

2012年10月10日の206円で底打ちとなり、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ12月6日に258円で買転換となって、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で今年の5月14日に606円の年初来高値をつけて当面のピークとなり、6月26日には419円まで下落しました。ここから7月18日の549円まで反発するものの再下落となり、上昇トレンド(A)を下に切って8月22日には423円まで下げてダブル底の形となりました。しかし、再上昇するも10月15日の553円までで、10月31日の上方修正にも反応せず、11月11日には464円まで押し目を入れています。

山陽特殊製鋼

 

5196 鬼怒川ゴム工業 東証1部

11月7日の決算発表では、7-9月期経常益は8%増の21.5億円。通期を従来比7%増に上方修正。

東日本大震災直後の3月15日の308円で底打ちし復興関連銘柄として急騰、12月2日の695円でピークとなり、2012年2月20日の629円で売転換となった後は急落し、10月3日には358円までの大幅下落となりました。ここを安値に11月26日の571円まで反発、今年の2月15日の437円まで押し目をいれ、アベノミクス相場にサポートされて5月21日には679円の年初来高値となりました。ここを当面のピークに日経平均の急落につれ安し、6月7日に486円の安値をつけて6月21日に601円まで反発した後は、ボックス相場(A)の形となっています。この中で11月7日に501円の安値をつけて、11月8日に544円で買転換出現となりました。

鬼怒川ゴム工業

 

5932 三協立山 東証1部

10月8日の決算発表では、7月12日の内容と変わらず。

今年の4月24日の2,850円からの下降トレンド(A)の中で、9月6日の1,884円、10月9日の1,885円とダブル底を形成し、11月16日に2,209円で買転換が出現しました。まだ下降トレンド(A)の中での買転換のために時間がかかる可能性が高いです。

三協立山

 

3086 J.フロント リテイリング 東証1部

10月8日の決算発表では、2014年通期予想で営業利益を上方修正。

東日本大震災直後の3月15日の263円で底打ちし、緩やかな上昇トレンド(A)を形成。この中で2012年11月13日の368円を安値にアベノミクス相場にサポートされて12月26日の450円で買転換となり、急角度の上昇トレンド(B)に移行しました。この中で4月9日の860円でピークをつけ、下落となって上昇トレンド(B)を下に切って6月13日の665円まで下げました。ここから再上昇となって4月9日の860円の高値を更新し、7月22日には907円まで上昇するも上昇トレンド(B)にアタマをおされられ、6月13日の665円を安値とし7月22日の907円を高値とする三角保ち合い(C)となりました。この煮詰まったところで11月8日の720円を安値に反発し、11月15日に779円で買転換となって上放れとなりました。

J.フロント リテイリング

 

5101 横浜ゴム 東証1部

11月8日の決算発表では、業績はこれまでの予想通りの動き。13年度中に欧州8カ国のタイヤ販売事業を統括する持ち株会社設置へ。

2011年3月15日の318円で底打ちし、ゆるやかな上昇トレンド(1)→(2)を形成しました。この中で2012年11月15日の506円を安値にアベノミクス相場にサポートされて12月13日に589円で買転換が出現し、今年の5月7日の1,312円まで急騰となりました。ここで当面の好業績を織り込んでの大幅調整となり、8月28日の836円まで下落となって、その後は三角保ち合い(A)の形となっています。昨日の11月21日に999円で買転換と同時に三角保ち合いを少し上放れする形となっています。

横浜ゴム