5706 三井金属 東証1部

2011年2月17日の333円の高値をつけたあと3月11日の東日本大震災を受けて急落し、その後下降トレンド(A)を形成しました。この中で2012年7月25日の145円で底打ち後、安値圏で三角保ち合い(B)を形成し、この煮詰まったところで11月13日の155円を安値にアベノミクス相場に支えられて三角保ち合い(B)を上放れしました。さらに下降トレンド(A)を上に抜けて、今年の5月22日には278円まで上昇しました。その後日経平均の急落につれ安し、6月17日の208円の安値(ザラ場では6月21日の201円の安値)をつけてもみあい、7月2日に222円で買転換出現となって、9月30日には293円の年初来高値更新となりました。

弊社オフィス出島の有料会員向けに6月3日に、買いポイント(1)215~220円台(2)200~210円とし、利食いポイントを(短期)260~270円台(中期)300円以上とし短期利食い目標を達成しました。

三井金属

 

4151 協和発酵キリン 東証1部

2011年3月11日の東日本大震災直後の3月15日の628円で底打ちし、上昇トレンド(B)を形成しています。この中で、2012年11月13日の798円を安値にアベノミクス相場に支えられて大幅上昇となり、今年の5月15日には1,258円と2009年8月26日の1,178円を更新する動きとなりました。ここをピークに7月31日の976円まで押し目を入れ、8月14日の1,065円まで自律反発した後は1,000円水準のもみあいとなっていました。その後、10月8日に985円と2番底を作って10月10日に1,028円で買転換出現となり、10月23日に1,084円まで上昇後、押し目形成となっています。

協和発酵キリン

 

6113 アマダ 東証1部

2012年10月10日の332円で底打ちとなって、11月中旬からのアベノミクス相場による急激な円安を受けて今年の1月7日に600円まで上昇し、1月24日の534円まで押し目を入れたあと大幅上昇して今年の5月21日に897円まで上昇し、7カ月で2.7倍になりました。ここを目先のピークにして6月25日の625円まで押し目を入れ、7月19日に773円まで反発後、700円台前半でのもみあいとなりました。その時点で、弊社オフィス出島の有料会員向けに8月27日に買いポイント740~760円台とし、利食いポイントを850~900円としました。

結果的に、ザラ場では8月30日に722円の安値をつけましたが、すぐに上放れとなって9月19日には923円まで上昇し、目標達成となりました。ここをピークに10月7日に817円まで下落してすぐに反発するものの、10月17日の917円で2番天井の形となって下落し、10月23日に829円で短期の売転換となっています。

アマダ

 

9672 東京都競馬 東証1部

2011年3月15日の76円で底打ち後、急角度の上昇トレンド(A)を形成し、今年の4月24日に549円の高値をつけました。ここから6月27日の286円まで急反落となったあと上昇トレンド(A)よりも緩やかな上昇トレンド(B)を形成し、この中で9月19日の512円で戻り天井となって10月2日に453円で売転換が出現、上昇トレンド(B)を下に切って10月8日に409円まで下げました。ここから10月22日に451円まで戻るものの上昇トレンド(B)の下値斜線が上値抵抗斜線となったことで再下落し、10月28日に415円で再度の売転換出現となりました。

東京都競馬

 

9065 山九 東証1部

2010年1月12日の501円の高値からの下降トレンド(A)の中で、下値の下げ角度を(1)→(2)→(3)と緩やかにし、2011年11月24日の265円、2012年6月4日の257円、10月11日の265円と三点底(逆三尊天井)となって11月13日に307円で買転換出現となりました。ここからアベノミクス相場にサポートされて急上昇となり、今年の4月22日に461円まで上昇しました。この高値圏で、3月4日の443円、4月22日の461円、5月7日の454円と三尊天井となって5月9日に407円で売転換し、4-6月期の下方修正を受けて9月2日の296円まで下落しました。この水準でもみあったあと9月9日に313円で買転換となり、少しずつ戻りを試しています。

山九