1884 日本道路 東証1部

2012年3月6日の367円の高値をつけて三角保ち合い(A)を形成し、その煮詰まったところで10月11日の265円を安値に反発となり、10月22日の291円で買転換出現となって三角保ち合い(A)を上放れし、今年5月8日には645円の高値をつけました。ここを目先のピークとして6月7日の452円まで押し目を入れて三角保ち合い(B)を形成しつつありました。この中で、8月30日に501円の安値をつけ、反発しかかっているところで9月8日に東京オリンピックの開催が決定し、9月9日に597円と買転換が出現。そのまま三角保ち合い(B)を上放れして9月11日には675円まで上昇して年初来高値更新となりました。

日本道路

1924 パナホーム 東証1部

7月29日の決算発表では、4-6月期の経常赤字は前年同期の20億円から11.7億円に縮小。2014年3月期は戸建住宅や都市部を中心に集合住宅が好調で経常増益。

2010年3月17日の653円からの下降トレンド(A)の中で、2012年10月3日の437円で底打ちになりました。10月5日に473円で買転換が出現し、12月12日の544円には追加の買法則(ろく買)が出て、下降トレンド(A)を上に抜けて角度の大きい上昇トレンド(B)を形成しました。この上昇トレンド(B)の中で、今年5月7日に780円の高値をつけたあと、本格的調整となって上昇トレンドを下に切りました。6月25日には588円となって10月3日の437円から5月7日の780円までの上昇幅の1/2押し(609円)を少し切る形となって反発し、600~630円でもみあっていましたが、8月12日に596円で2番底をつけ、9月17日に644円で買転換となってボックスを上放れしました。

パナホーム

7972 イトーキ 東証1部

2011年3月15日の131円を底に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2012年4月26日に544円まで上昇後、この高値を抜けずにいましたが、11月27日の416円を安値にアベノミクス相場に支えられて、今年の4月9日には675円の高値をつけました。ここを当面のピークに調整入りとなり、上昇トレンド(A)を下に切って6月7日には435円まで下落しました。ここから7月12日の543円まで戻るものの再下落となり、8月9日の434円の2番底をつけてダブル底の形となって反発し、8月22日に478円で買転換が出現、4月9日の675円の高値からの下降トレンド(B)を上に抜けてきています。

イトーキ

6310 井関農機 東証1部

8月7日の決算発表では、1-3月期経常益は0.5億円の赤字に転落。但し、前期通期は39%の増益。4-6月期経常は14%増の13億円へ。

2009年8月17日の477円を高値に本格調整となり、2011年3月15日の136円で底打ち。ここから三角保ち合い(A)を形成し、この中で2012年10月11日の171円を安値に反発となり、11月19日に198円で買転換が出現、アベノミクス相場のTPP関連銘柄として今年の5月20日には454円まで上昇しました。ここを当面のピークに1-3月期の赤字転換を嫌気して6月27日の258円まで下落しました。10月11日の171円から5月20日の454円までの上昇幅の2/3押し(266円)水準まで下げたことになります。少し深押しとなりますので、5月20日の454円を突破するには時間がかかるかもしれませんが、成長戦略のテーマ株であるTPP関連ですので、いずれは高値を更新してくるものと思われます。

井関農機

5991 日本発條 東証1部

四季報をご参照下さい。

8月8日の決算発表では、4-6月期経常益5%増の93.2兆円。中間期を従来比16%増に上方修正。

2012年10月11日の600円を安値に11月14日の628円、12月25日の645円と順上げの3点底の形を作り、12月28日の706円で買転換が出現、アベノミクス相場による円安にサポートされて急角度の上昇トレンド(A)を形成しました。この中で、今年の5月22日の1,373円まで上昇、6月7日の993円まで押し目を入れて再上昇するものの7月24日の1,245円が2番天井となり、1,100円台で小さな三角保ち合い(B)を形成、その後下放れとなって上昇トレンド(A)を下に切り、9月6日に985円まで下落しました。この水準でもみあったあと9月19日に1,060円で買転換出現となりました。

日本発條