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「柴田法則」個別銘柄分析9月第1週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析9月第1週

2013/9/2
「柴田法則」個別銘柄分析9月第1週
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6502 東芝 東証1部

四季報2013年夏号によると、社会インフラは火力発電軸に着実増、医療関連や昇降機も寄与。半導体はNANDが上期偏重で稼ぎ、LSIに構造改革効果。1ドル90円前提の会社想定慎重。テレビ止血と国内原子力次第で一段上振れも。

7月31日決算発表。予想通り。2014年3月期は火力・海外原発向け設備の好調やテレビの赤字縮小を最終増益。

2009年2月23日の204円で底打ちし、急反発となって10月23日の572円まで上昇。その後高値圏のもみあいとなって2011年2月17日の553円の戻り高値のあと、3月11日の東日本大震災を受けて急落し、下向きの先細三角形の下げ(A)となりました。この中で、2012年9月6日の234円の安値をつけて11月中旬からのアベノミクス相場に支えられて急上昇となり、今年4月17日に565円の高値をつけました。5月21日に556円の2番天井をつけて下落となり、6月11日に416円まで押し目を入れて7月8日に500円まで戻すものの、再下落となって直近の安値6月11日の416円を下回る下げとなり、昨年9月6日の234円からの上昇トレンド(B)を下に切る動きとなっています。

この背景は需給関係にあります。業績は好調な予想のため、下げるたびに信用買いが入り信用残が急増しており(7月中旬の信用倍率17倍から8月になると42倍の7,298万株)、少し戻ると利益確定売りや目先の投げで下値を試す動きとなっています。4月17日の565円がピークですので、信用期日は10月17日となり、9月に入ると信用の投げが出てくる可能性があると思われます。

東芝

6113 アマダ 東証1部

四季報2013年夏号によると、ミヤチテクノス買収で売上高約200億円、営業益7億円上乗せ。国内で復興需要続き、主力の板金、切削機械強含み。中国も徐々に上向く。円安の恩恵大、1ドル90円前提の会社計画は上振れへ。増配。

8月8日の決算発表で、4-6月期経常は11.6億円黒字転換。

8月23日の日経新聞で、4-9月期連結営業利益は前年同期比2.5倍の45億円と従来予想を10億円上回る見通し。14年3月期通期は上方修正する可能性。

2012年10月10日の332円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場に支えられて上昇し、今年の1月7日に600円をつけ、ここから1月24日の534円まで押し目を入れたあとは上昇トレンド(A)へ移行しています。この中で業績改善を先取りし、5月21日の897円まで大幅上昇後、目先の材料出尽くしとなって6月25日の625円までの下落となりました。ここを安値に角度の大きい上昇トレンド(B)となってきており、上方修正を織り込む動きとなっています。昨日26日(月)は778円の終値となって、7月19日の戻り高値773円を更新してきましたので、押し目買い有利と考えられます。

アマダ

6369 トーヨーカネツ 東証1部

四季報2013年夏号によると、国内外で大型LNGタンク工事が複数進捗。国内製油所の一部案件が前期からずれ込みタンク工事高増えるが、採算下降で利益は横ばい。前期止血の物流システムが一段の効率化進んで黒字幅増やす。営業小幅増益。営業外は為替差益減る。

8月8日の決算発表で、4-6月期の経常利益は5.9倍の12.1億円に拡大し、第1四半期の最高益を更新。機械・プラント事業の利益か急拡大。物流システム事業の黒字化も。

三角保ち合いの煮詰まってきたところで、昨年11月7日の177円で買転換が出現し、その後アベノミクス相場にサポートされて三角保ち合いを上放れし、今年3月12日には426円まで上昇しました。ここから4月2日の301円まで押し目を入れ、5月20日には404円の2番天井をつける形となって反落し、5月23日に322円で売転換が出現し、6月27日の227円まで下落しました。ここからの反発で7月4日の278円で買転換出現となるものの、7月29日の242円まで押し目を入れて6月27日の227円に対する2番底の形となって反発し、8月15日に290円まで上昇し、再び押し目を作っているところです。大きく下げても反発力が弱いのは、3月12日の426円で大商いとなっており、この信用期日が9月12日と近づいており、本格的な戻りは期日明けになる可能性があります。

トーヨーカネツ

8022 ミズノ 東証1部

四季報2013年夏号によると、全世界でランニング関連続伸。米州はゴルフ、野球も堅調。日本は野球なお低調もゴルフ底入れ、前期買収の体育用品フル寄与。ソチ五輪宣伝費はロンドンほどかからず。営業益急反発。減損等特損一巡。

8月8日に決算発表、4-6月期経常益は横ばいの22.8億円だが、14年3月通期ではスポーツシューズやウェアの売り上げ増が寄与し、経常増益。

2008年の戻り高値からリーマンショックを受けて暴落し、10月9日に343円の安値をつけました。この後は461円台を上値抵抗ラインに安値圏での長いもみあいとなり、2011年東日本大震災直後の3月15日の290円で底打ちとなり、緩やかな上層トレンド(A)を形成。2012年11月14日の354円の安値からは、アベノミクス相場を受けて上昇トレンド(B)へ移行し、460円台の上値抵抗ラインを突破して、今年5月20日には555円の高値をつけました。ここから日経平均の急落につれ安し、6月7日の433円まで押し目を入れてオリンピック関連銘柄として5月20日の555円を更新し、7月24日には660円まで上昇しました。8月12日に585円まで押し目を入れて高値圏のもみあいとなり、8月19日に633円で買転換出現となっています。

ミズノ

6622 ダイヘン 東証1部

四季報2013年夏号によると、電力機器は太陽光発電用パワコン成長続く一方、電力会社向け続落。ただ溶接メカトロが復調。海外自動車生産拡大と円安寄与。タイ洪水の代替生産費用も消える。半導体機器は高周波電源やFPDの搬送ロボット底打ち見込む。営業益反発。

8月2日に決算発表、4-6月期の経常利益は3.7倍の10.6億円、中間期を従来比60%増に上方修正。14年3月期は溶接メカトロが自動車向けに復調。電力機器も好調で経常増益。

下向き先細三角形(A)の中で2012年10月3日の189円で底打ちし、11月14日の200円を2番底にしてアベノミクス相場にサポートされて、上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で今年の5月20日の470円まで上昇し、ここから日経平均の急落につれ安して6月7日の341円まで下落しました。しかし、上方修正期待から再上昇となり、7月16日には5月20日の470円の高値を更新して495円の高値をつけました。ここで材料出尽くしとなり、日経平均の大幅下落もあって、8月28日には354円まで下げてきています。

ダイヘン

 

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