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「柴田法則」個別銘柄分析8月第1週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析8月第1週

2013/8/5
大成建設、リコー、不二製油、富士重工業、サニックス
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1801 大成建設 東証1部

四季報2013年夏号によると、受注は土木技術者不足と採算重視で絞り込み1兆3,400億円(前期比4・5%減)。建築の手持ち減るが、大型不採算案件がなくなる。労務費、資材費上昇こなし営業利益は改善。為替差益、有証等資産売却益見込まず純益は若干減。

チャートの上昇の仕方をみると、2009年11月27日の139円で底打ちとなり、下値の上げ角度が(1)→(2)→(3)→(4)と徐々に高くなり、2012年5月15日の182円から急角度の上昇(3)、さらに今年4月3日の247円からもっと角度のなる上昇(4)となっています。この中で、7月16日には419円と5月22日の411円の高値を更新し、日経平均の急落につれ安して、7月26日に376円で短期の売転換出現となっています。アベノミクス関連銘柄であり、大きく下げれば買い有利と考えられます。

大成建設

7752 リコー 東証1部

四季報2013年夏号によると、複合機はアジア伸長、欧米回復基調。プリンタも増勢。前期の在庫一括削減が奏功しデジカメ収益改善。円安追い風。改革費用減のうえ人員削減効果など発現。償却増こなし営業大幅増益。復元増配。

7月26日の決算発表で、2013年4~6月期の連結決算は純利益が前年同期比△55%の101億円。2014年3月期通期の売上高は前期比△11%の2兆1,300億円と、従来予想より300億円引き上げる。純利益見通しは据え置いた。

中長期のチャートをみると、2010年4月26日の1,647円を高値に下降トレンド(A)を形成。この中で、2012年6月4日の529円、7月26日の486円、9月6日の577円と3点底(逆三尊天井)となって反発し、9月14日に673円で買転換が出現し、下降トレンド(A)を上に抜けました。その後上昇トレンド(B)へ移行し、この中で今年の5月23日には1,422円まで上昇し、ここをピークに日経平均の急落につれて6月17日の1,038円まで下げて再上昇となりました。7月22日の1,245円まで戻るものの、再び日経平均の下落につれ安し、円高ということもあり押し目形成となっています。

ここでの押し目買いのポイントは円高がどこまで進むかによりますので、2通りの買い方となります。チャートでは、5月2日の1,036円、6月17日の1,038円とダブル底をつけていますので、ここが目先の下値ポイントであり、円高がこれ以上大きく進まないことが前提となります。円高が一段と進むようなら、5月2日の1,036円を切って、1,000円を切ると950円水準まで下げることも考えられます。

リコー

2607 不二製油 東証1部

四季報2013年夏号によると、海外との競合厳しく大豆苦戦。が、アジア軸に製菓・製パン大幅伸長。ココアバター相場強含みに転じ油脂好転。下期以降、価格転嫁も進捗。物流費高騰、アジアの人件費増こなし増益。連続増配。

2009年4月8日の976円を安値の基点、同年12月1日の1,486円を高値の基点とする上値を切り下げる直角三角形(A)の保ち合いを形成。この中で、2012年7月23日の972円を安値に8月24日に1,041円で買転換が出現し、急角度の上昇トレンド(B)へ移行しました。今年5月20日に1,720円まで上昇後、6月7日の1,464円まで押し目を入れて、6月24日の1,750円、7月3日の1,797円、7月23日の1,738円と三尊天井となって、7月29日の1,640円で短期の売転換出現となっています。好業績銘柄ですので下値は限定的ですから、安いところを買って戻りを待つことになります。

不二製油

7270 富士重工業 東証1部

四季報2013年夏号によると、販売台数75・2万台(前期比3・7%増)と過去最高。国内販売弱含みだが主力市場の北米絶好調。中国も強含み。1ドル90円想定の会社営業益慎重。1円円安で75億円増益。税効果特殊要因消滅。増配。

7月31日の決算発表で、2014年3月期の連結営業利益予想を前年比△64.4%の1,980億円に上方修正。第1・四半期の販売好調や為替の円安効果を反映。従来予想に比べ10%の上方修正となった。

チャートをみると、中長期の底値圏のもみあいから2012年8月3日の545円を安値に上昇トレンド(A)へ移行し、この中で今年の3月11日に1,609円まで上昇、4月2日に1,330円の押し目をつけました。この4月2日の1,330円を安値に急騰(B)し、5月23日に2,765円の高値をつけて6月7日に1,950円まで押し目を入れ、上方修正期待から7月19日の2,882円まで上昇し、高値更新となりました。ここをピークに日経平均の下落につれ安し、7月29日に2,517円で短期の売転換出現となりました。7月30日にいったん△83の2,600円と反発し、7月31日に決算報告で上方修正となりましたが、目先材料出尽くしという側面と日経平均の大幅下落を嫌気して▼178の2,422円となりました。本日は日経平均の反発とともに△154の2,576円で引けました。

円高が一段落し日経平均が本格反発となれば、業績の見直し買いとして真っ先に買われてくる銘柄の1つだといえますが、このまま上昇すれば見送りとなります。

富士重工業

4651 サニックス 東証1部

四季報2013年夏号によると、白アリ防除、床下換気等が縮小。売電も定期修理響き若干減。だが、太陽光発電機器のうち産業用が400億円弱(前期96億円)へ急伸。発電機器パネル・架台とも量産で原価低下、営業大幅増益。

2012年5月21日の199円の安値から、下値を(1)→(2)→(3)と切り上げる上昇トレンドとなり、上昇トレンド(3)の中で、今年の5月21日に1,548円まで上昇しました。ここから6月7日の833円まで押し目を入れ、好業績期待で7月3日には1,727円と年初来高値更新となりました。この1,727円を目先のピークに7月10日に1,486円で売転換が出現し、7月29日の1,175円まで下落後反発となって、8月1日に1,332円で買転換出現となっています。上昇トレンド(3)の中で6月7日の833円を安値に、上昇トレンド(4)を形成する形となっており、株価的には高値圏にありますが、7月29日の1,175円を切ると損切り前提の押し目買い有利の形になると考えられます(100株単位で買うことができます)。

サニックス

 

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