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「柴田法則」個別銘柄分析7月第4週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析7月第4週

2013/7/22
ミヨシ油脂、東京計器、東邦亜鉛、マツダ、宇部興産
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4404 ミヨシ油脂 東証1部

四季報2013年夏号によると、輸出復調で工業用油脂が上向く。食用油脂は好採算の粉末油脂、クリーム類が好伸、製パン向け油脂の単価下落影響を吸収。原料高重いが下期以降は徐々に値上げ浸透。営業益改善。損害賠償特損消える。

長期のチャートでみると、2005年3月14日の390円を高値に下降トレンド(A)を形成。この中で2008年1月16日の105円まで下げて、6月5日の192円まで反発したあと緩やかな下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンド(B)の中で、2011年3月15日の69円まで急落後、三角保ち合い(C)の形成となりました。この三角保ち合い(C)の煮詰まったところで、今年の1月10日に113円で上放れとなり、下降トレンド(B)を上に抜けて1月28日の220円まで急騰しました。ここから本格調整となって信用期日(7月28日)の1カ月半前の6月7日に126円で底打ちとなって反発し、6月17日に144円で買転換が出現して戻りに入っています。全体相場の方向性が定まらなくなったら、低位の中小型株が物色されますので、押し目を買って再上昇を待つことになると考えられます。原料である大豆油など食用油の調達価格の上昇で、パンや菓子に使う業務用マーガリンを約2年ぶりに値上げし、業績回復期待が出ています。

ミヨシ油脂

7721 東京計器 東証1部

四季報2013年夏号によると、航海・航空景気大手。防衛省向けF‐15戦闘機関連受注が前期からずれ込み。前半費用負担先行、後半採算寄与。船舶港湾機器は横ばい圏だが、内外での建機回復で油空圧が回復。上水道向け等流体機器も公共投資増支えに堅調。情報投資負担等こなし営業増益転換。

中長期のチャートをみると、2007年12月13日の351円を高値に本格調整となり、2009年2月24日の93円でいったんの底打ちとなって、2010年3月24日の185円まで上昇しました。しかし、ここをピークに再下落となり、2011年3月11日には東日本大震災を受けて、その直後の3月15日には75円まで下落して安値を更新しました。今度はこの75円を安値に緩やかな上昇トレンド(A)を形成し、この中で2012年6月4日の114円、7月18日の118円、9月6日の112円と3点底をつけて11月28日に140円で買転換が出現しました。その後、アベノミクス相場に支えられて今年2月6日には215円まで上昇し、4月2日の166円まで押し目を入れたあと角度の大きい下値を切り上げる上昇トレンド(C)となっています。6月5日の290円の高値のあと急落となって6月7日に191円まで下落し、反発したあと再び6月27日には193円まで再下落、その後すぐに再上昇となって7月10日に243円で買転換出現となっています。荒い値動きをしていますが、チャートからは下値を切り上げているため、押し目買い有利の形と考えられます。公共投資関連及び水資源関連の材料株で、今期通期予想は2ケタの増収・営業増益の見通しです。

東京計器

5707 東邦亜鉛 東証1部

四季報2013年夏号によると、亜鉛・鉛の製錬大手。環境・リサイクル、電子材料を併営。豪ラスプ鉱山フル寄与で大幅増収。生産効率化や償却費減で資源部門赤字縮小。主力の製錬数量が亜鉛横ばい、銀、鉛は伸長。円安で円建て価格押し上げ満喫。営業外の為替差益や鉱山減損見込まず。今期1ドル95円前提、1円円安で営業益は1億円増。

2011年2月17日に476円の高値をつけてもみあっているところで、3月11日に東日本大震災が発生し、3月15日の297円まで急落。ここから5月2日の449円まで急反発するものの、ここを戻り高値に下降トレンド(A)を形成しました。この中の安値圏で、2012年7月4日の326円の高値からの下落で8月7日の233円で安値を更新し、三角保ち合い(B)となったあと、11月15日の287円で買転換が出現し、アベノミクス相場の波にのって、今年2月4日には419円まで上昇しました。その後は高値圏でのもみあいとなっていましたが、5月22日の416円で戻りの2番天井をつけたあと日経平均の急落につれ安し、6月27日の261円まで下落しました。その後多少もみあって、7月12日に302円で買転換出現となっています。

東邦亜鉛

7261 マツダ 東証1部

四季報2013年夏号によると、前期投入のSUVや大型セダンに加え、主力の中型車の改良効果もあり、内外で台数増。円安カサ上げ効果も満喫。低コスト設計の新型車の比重増で粗利率向上。1ドル90円前提の会社計画は慎重。無配。

独自の環境技術「スカイアクティブ」を採用した世界戦略車の投入に期待。同技術は採算性にも優れ、収益拡大へ期待が高まる。

中期のチャートでは、2011年1月12日の262円を戻り高値に、3月11日の東日本大震災や円高を受けて下向きの先細三角形(A)を形成。この中の煮詰まってきたところで、2012年6月4日の88円、7月26日の85円、10月10日の86円と3点底を打って、11月1日に105円で買転換出現となり、先細三角形(A)を上放れる形となりました。その後のアベノミクス効果による急激な円安を受けて、急角度の上昇トレンド(B)となり、2012年5月21日の472円まで約8カ月で5倍以上の暴騰となりました。ここを当面のピークに、日経平均の急落と円高を受けて6月17日の340円まで押し目を入れ、この水準でもみあったあと6月28日に391円で買転換が出現して、7月18日に453円まで上昇となっています。ここで円安一服となり、参議院選挙での自民党の勝利で材料出尽くしとなって日経平均が調整してつれ安すれば、押し目を待つところかと思われます。

マツダ

4208 宇部興産 東証1部

四季報2013年夏号によると、ナイロン原料は市況低迷続く。医薬や電力卸売りも弱含み。が、合成ゴム持ち直し。電池材料や回路基板用フィルムなど電子材料やセメントも堅調で営業益底入れ。会社計画やや慎重。為替差益見込まず。

シェール革命関連材料。ガス回収工程などに使う分離膜が有力商材に。

2008年9月のリーマンショックによる暴落で11月21日の149円で底打ちし、自律反発のあと2009年3月3日の149円でダブル底の形となって反発し、この年の8月26日の304円まで上昇しました。ここからの下落で2010年8月31日の177円まで下げ、2011年7月21日の278円まで上昇して三角保ち合い(A)となったあと、下放れして2012年6月4日の158円で底打ちとなりました。その後緩やかに下値を切り上げる上昇トレンド(B)へ移行し、今年4月4日の172円を安値に5月22日の241円まで急伸し、日経平均の急落につれて6月14日に全値押しの173円まで下げています。大底圏ですので、ここからの押し目はリスクが少ないと考えられます。

宇部興産

 

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