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「柴田法則」個別銘柄分析6月第1週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析6月第1週

2013/6/3
神戸製鋼所、淀川製鋼所、電気興業、野村不動産ホールディングス、イトーキ
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5406 神戸製鋼所 東証1部

四季報2013年春号によると、主柱の鉄鋼は需要減や価格下落が想定超。建機も中国向け不振続く。10期ぶり無配。14年3月期は粗鋼生産量横ばいでも、調達見直しや給与カットで損益改善。建機やアルミは後半に復調。純益浮上。

2009年3月3日の109円で底打ちし、上昇トレンド(A)を形成。この中で2011年2月16日の243円まで上昇し、もみあっている時に3月11日に東日本大震災が発生、その後の急激な円高もあって下降トレンド(B)入りし、大きな調整となって2012年9月6日の57円まで下落しました。10月17日に67円で買転換し、アベノミクス相場の始まりで12月12日に82円でろく買(追加の買法則)となって、そのまま下降トレンド(B)を上に抜き、今年の2月12日に144円まで上昇しました。ここから4月4日の102円まで押し目を入れ、4月26日に131円で再び買転換となって5月22日に185円まで上昇しましたが、日経平均の急落につれ安しています。これまでの相場は、金融相場(金余り相場)で不動産・銀行などが中心になってきましたが、今回の日経平均の急落をきっかけに業績相場に移るとすれば、素材関連は物色されることになります。

神戸製鋼所

5451 淀川製鋼所 東証1部

四季報2013年春号によると、表面処理鋼板は家電向け好調だが、建材向けが縮小。下期の値下げ圧力強く、利益下振れ。14年3月期は鉄鋼や製紙向けロール苦戦でも、柱の鋼板とグレーチングが次第に復調。販価持ち直す。小幅増益。

2009年11月27日の328円を安値とし、2010年4月26日の443円を戻り高値に下降トレンド(A)を形成しました。この中で、2012年11月13日の244円の安値をつけたところでアベノミクス相場がスタートし、11月22日の273円で買転換出現となり、そのまま一気に下降トレンド(A)を上に抜けて今年の2月14日には382円まで上昇しました。ここでいったん調整となって4月4日の322円の安値をつけて反発し、大幅上昇となって5月15日には457円をつけて2009年4月26日の高値443円を更新しました。この457円をピークに反落となって押し目を形成していますが、390円以下は買い有利といえます。

淀川製鋼所

6706 電気興業 東証1部

四季報2013年春号によると、高周波誘導加熱装置が堅調。アンテナは通信向け伸びる。配当性向40%。14年3月期は通信向けに複数電波を送受信するアンテナが伸びる。円高是正で部材調達コスト上昇するが数量増効果大。連続増益。

5月15日の日経新聞によると、5月14日の決算発表で14年3月期最終利益は3.7倍の55億円に拡大し、7期ぶりに最高益更新へ。前期配当2円増額、今期も1円増配へ。

中長期のチャートでは、2008年6月12日の690円を高値に下降トレンド(A)を形成し、この中で2011年11月21日の237円で底打ちとなりました。ここから2012年3月14日の444円まで反発したあと三角保ち合い(B)へ移行しました。この三角保ち合い(B)が煮詰まってきたところで、2012年9月7日の287円を安値に反発となって、三角保ち合いの上値のラインを前にもみあったあと、12月28日の348円を安値に上放れとなりました。3月15日の498円まで上昇後、4月2日の392円まで押し目を入れ、4月19日の447円で再度の買転換出現となって急騰しました。

電気興業

3231 野村不動産ホールディングス 東証1部

四季報2013年春号によると、住宅分譲は5,800戸と前期比44%増。下期に私募ファンド関連損失計上でも利益続伸。14年3月期は主力の分譲が6,000戸強と一段増。ビル賃料下げ止まり相模大野など新規物件も寄与。増配含み。

直近のチャートの動きは、三角保ち合い(A)の中で、昨年11月13日の1,398円を安値にアベノミクス相場によって急騰し、急角度の上昇トレンド(B)を形成しました。しかし、5月13日に2,779円をつけて反落し、5月14日に2,603円で売転換が出現し、いったん5月20日の2,698円まで戻るものの、日経平均の急落に合わせて大幅下落となり、上昇トレンド(B)を下に切る形となっています。下げるほどリスクの少ない買い場となりますが、当面の上値は2,600円水準となり、高値更新するのは多少時間がかかると思われます。

4月30日に、買いポイント(1)2,450~2,550円、短期利食いポイント2,700~2,800円とし、余裕がある人は、100株単位で買えるので、2,500円台から50円刻みで買い下がってもよいとしました。しかし、5月2日の2,595円を安値にそのまま上昇し、5月13日の2,779円と短期利食いポイントに到達して反落となりました。

野村不動産ホールディングス

7972 イトーキ 東証1部

四季報2013年春号によると、稼ぎ時の上期は首都圏でオフィスビル移転需要が引き続き高水準で繁忙。通常閑散期の下期も東北復興需要の現出や消費増税前の駆け込み発現で採算を維持。国内工場効率化や新商品向け金型など費用負担こなし営業増益に拍車。配当性向20%。

中長期のチャートでは、2007年10月19日の864円の高値からの下落で、下値の下げ角度が(1)→(2)→(3)とゆるやかになって、2011年3月15日の131円で底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(A)を形成しており、2012年4月26日の544円まで大幅上昇となったあと、ここをピークに中段もみあいとなっていましたが、11月27日の416円を安値にアベノミクス相場にのって業績も上方修正となり、今年の4月9日には675円まで上昇しました。この高値圏で4月23日に655円をつけてもみあっていましたが、5月10日に575円で売転換出現となったことで2点天井を形成し、下値を探る動きとなっています。目先はリバウンド狙いの買いとなりますが、現時点の業績からは再び高値を更新する動きになっていくことが期待されます。

イトーキ

 

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