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「柴田法則」個別銘柄分析3月第4週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析3月第4週

2013/3/25
ブラザー工業、カシオ計算機、野村不動産ホールディングス、協栄産業、横河電機
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6448 ブラザー工業 東証1部

四季報2013年春号によると、通信・プリンティング機器は欧州反落を米州で下支え。だが円高痛い。工業用ミシンも後退。営業減益。税平常化。14年3月期は円安が追い風となり通信・プリンティング機器が急回復。工業用ミシンや産業機器が横ばいでも営業利益は反発。

2011年2月18日の1,353円を高値に3月11日の東日本大震災と円高を受けて下降トレンド(A)を形成しました。この中で、2012年7月26日の681円でいったん底打ちとなったあと下向きの先細三角形(B)となり、11月13日の668円で底打ち後、11月22日の790円で買転換出現となって上放れの形となりました。

今年の1月7日に982円まで上昇後は1月17日の890円まで押し目を入れ、その後は上値、下値を緩やかに切り上げる上昇トレンド(C)となっていましたが、3月6日に1007円で再度の買転換出現で上放れとなり、3月12日に1,078円まであって押し目を形成しています。押し目買いに有利な形と考えられます。

ブラザー工業

6952 カシオ計算機 東証1部

四季報2013年春号によると、デジカメは不採算地域の販売縮小で部門赤字解消。利益柱の腕時計と電子辞書が終盤稼ぐ。大幅増益。14年3月期もデジカメは市場縮小だが費用減で収支均衡圏維持。腕時計は北米で上位機種拡大、中国も増。電子辞書も需要底堅い。連続増益。

2009年8月31日の939円を高値に下降トレンド(A)を形成。2011年11月25日に427円で底打ち後、2012年1月6日の431円、6月4日の436円と順上げの3点底となって6月27日に490円で買転換が出現しました。9月14日の624円まで上昇後、10月11日の526円まで押し目を入れて10月18日に581円で再度の買転換が出現し完全に上放れの形となって、2013年1月18日には833円まで上昇しました。このあと高値圏でのもみあいとなって1月28日には831円でダブル天井を作り、2月15日の685円までの下落となりました。今度はここで2月15日の685円、2月22日の695円、3月5日の707円と順上げの3点底(逆三尊天井)となって、3月6日に743円で買転換が出現し、3月15日に774円まであってもみあっているところです。

カシオ計算機

3231 野村不動産ホールディングス 東証1部

四季報2013年春号によると、住宅分譲は5,800戸と前期比44%増。下期に私募ファンド関連損失計上でも利益続伸。14年3月期は主力の分譲が6,000戸強と一段増。ビル賃料下げ止まり相模大野など新規物件も寄与。増配含み。

長期のチャートをみると、2007年5月20日に4,570円の最高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(A)を形成し、この年のサブプライムローンで暴落、その翌年の2008年9月22日には2,720円の戻り高値をつけたあとリーマンショックの影響を受けて再び暴落し、2010年7月22日の1,018円で底打ちとなりました。この底打ち後の反発で下降トレンド(A)を上に抜け、2011年3月1日の1,675円まで戻したところで3月11日に東日本大震災が発生し、再下落となってこの年の9月26日に1,038円まで下げ、その後2012年1月16日の1,070円、6月1日の1,151円と順上げの3点底を作り、直近の高値3月10日の1527円を上に抜けたことで直角三角形(B)の上放れの形となって、今年の1月4日に1,700円まで上昇しました。ここから2月15日の1,502円まで押し目を入れたあと急騰し、3月15日には2,159円まで上昇し押し目を作っています。

野村不動産ホールディングス

6973 協栄産業 東証1部

四季報2013年新春号によると、三菱電機系の商社。半導体、電子材料、FA機器が主力。半導体など主力の商事部門は車載と民生分野が苦しい。FAシステムも鈍い。ただトラブル対応なくなり好採算のITシステム開発が正常化。娯楽用などで基板製造も牽引し営業益改善。14年3月期は車載軸に半導体とFA改善し小幅増益。

2006年7月10日の543円を高値に本格調整となり、2008年10月28日に150円でいったんの底打ちとなりましたが、2009年1月9日の267円まで上昇した後は、上値・下値を切り下げるゆるやかな下降トレンド(A)となりました。この中で、2011年の東日本大震災で3月15日の118円(ザラ場95円)まで急落し、その後は大底圏(150円水準)でのもみあいとなっています。

業績は、現時点では冴えませんが、輸出関連株が先行して上昇していますので、いずれ水準訂正が行われるものと思われます。

協栄産業

6841 横河電機 東証1部

四季報2013年春号によると、受注3560億円(3%増)射程内。増益だが、震災特需剥げる。会社数字に着地。14年3月期は東南ア、中東など制御の堅調続く。テスター撤退、相模原工場のリース化で計測も黒字転換。土地売却益ない。

2009年2月24日の311円で底打ち後の上昇で、この年の8月24日の847円まで上昇。その後2010年1月4日の848円、4月6日の848円と3点天井をつけて反落となり、8月10日の500円まで下落しました。ここから上昇トレンド(A)を形成し、この中で2012年5月31日の644円を安値に上昇トレンド(A)を上に抜けると同時に3点天井を突破し、9月14日に977円の高値をつけました。ここから11月8日の758円まで押し目を入れ、再上昇となって今年の1月15日に1,061円と昨年来高値更新となりました。その後短期の調整入りとなって3月11日に900円まで押し目を入れ、反発して3月21日に946円で買転換出現となりました。

横河電機

 

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