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「柴田法則」個別銘柄分析3月第1週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析3月第1週

2013/3/4
川崎重工業、三機工業、オイレス工業、曙ブレーキ工業、東芝プラントシステム
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7012 川崎重工業 東証1部

2月20日(水)の日経新聞によると、急速な円高修正を受け、三菱重工業と川崎重工業の造船事業の収益が一段と改善しそうだとしています。

川重は工事損失引当金を戻し入れ、今期の船舶海洋部門の営業損益を従来の20億円の赤字から30億円の黒字に上方修正した。想定レートも1ドル=85円のため、足元のレートが続けばさらに数十億円上乗せとなる。

2011年4月1日の377円を高値に急激な円高を受けて下降トレンド(A)を形成しました。この中で、2012年10月11日の151円で底打ちとなり、ここから自民党の勝利と安倍政権によるデフレ脱却のための金融緩和による円高修正を受けて、11月22日に195円で下降トレンドを上に抜けました。その後94円までの円安進行を受けて2月7日に307円の高値をつけ、円安一服を受けていったんの反落となりました。目先は円安一服ですが、再度円安基調となれば再び買われてくることになります。但し、これまでのような一方的な円安とはならないでしょうから、上昇も上下動を繰り返しながらということになりそうです。

川崎重工業

1961 三機工業 東証1部

四季報2013年新春号によると、三井系設備工事最大手。プラント設備含め総合エンジニアリング展開。自動車、IT関連に強み。

下水処理関連工事は不調。ただ、柱の空調や電気など設備工事は採算よい改修案件が尻上がりに増加。拠点集約化効果も出て営業益底入れ。株売却損等減る。14年3月期は病院向けなど大型工事こなす。

2010年5月6日の784円を高値に下降トレンド(A)となって2011年11月29日の369円で1番底となり、2012年3月27日の467円まで上昇しました。その後、下値は350円水準が抵抗ラインとなり、上値を切り下げる直角三角形の三角保ち合い(B)となりました。この中で、11月29日の369円、5月29の352円、10月11日の356円の3点底となって煮詰まったところで2012年11月22の391円で買転換出現となり、三角保ち合いを上放れした後は2013年2月7日の503円まで上昇しました。ここから2月15日の463円まで押し目を入れ、2月25日に507円で「ろく買」出現となって、更に上値を試す形となりました。

2月15日の463円を終値で下回ると目先売買の人はいったん損切りか、もしくは1/2押し(430円)水準まで待って2度目の買いを入れるかとなります。もちろん、多少時間がかかっても保有し続けることも今の相場では可能かと思われます。

三機工業

6282 オイレス工業 東証1部

四季報2013年新春号によると、窓開閉装置は堅調だが、主力の無給油式ベアリングが産機や自動車向けに下振れ。免震・制震機器も橋梁向けが遅延。増益幅縮小。14年3月期は海外自動車向け軸にベアリング増加。免震機器底堅い。

中長期のチャートでは、2009年2月23日の931円で底打ちとなり、ここからの上昇でこの年の8月13日の1,620円まで上昇して三角保ち合い(A)を形成。ここを上放れして2011年3月14日の1,749円まで上昇し、その後は直角三角形の保ち合い(B)となって、2012年5月9日の1,710円まで上昇後、今度はボックス相場(C)へ移行しました。

そして、このボックス相場(C)の中で、8月3日の1,474円、10月30日の1,485円とダブル底に近い形となって11月7日に1,614円で買転換が出現し、12月14日に1,669円で上放れとなり、今年の1月31日に1,877円の高値更新となりました。ここを目先のピークにいったん下落となり、2月8日に1,774円で短期の売転換出現となりました。押し目買い有利の形と思われます。

オイレス工業

7238 曙ブレーキ工業 東証1部

四季報2013年新春号によると、独立系ブレーキメーカー。ライニングブレーキはトップ。

北米が不採算取引の縮小に、調達や物流の見直しなど合理化進む。ただローン規制導入のインドネシア2輪向けの落ち込みが想定超。国内も顧客の海外シフト加速し増益幅縮小。減損なく最終黒字。14年3月期も北米の不採算案件が減少。

2009年10月23日の805円の高値をつけてからのチャートをみると、下値では、下げ角度を(1)→(2)→(3)と緩やかにし、2011年11月17日の302円で底打ちとなりました。上値でも、下げ角度を(A)→(B)と緩やかにし、2011年3月29日の488円までの戻りの後の下落で、7月25日の307円、10月11日の311円と2点底の形を作り、買転換出現のあと今年の1月4日の917円で上放れとなり、2月4日の494円まで上昇しました。その後、円高修正一服で大幅下落となり、2月15日には386円まで下げて反発しつつあります。

10月11日の311円から2月4日の494円までの上昇幅の1/2押し(403円)を切る386円まで下落しましたので、これ以上の円高がなければ戻りが続くことが考えられます。

曙ブレーキ工業

1983 東芝プラントシステム 東証1部

四季報2013年新春号によると、東南アの火力や日系海外工場など受注1,900億円(5%増)。緊急電源対策のガスタービン繁忙。案件ごとの採算管理の徹底が効く。最高益。増配余地。14年3月期も火力増設の恩恵。原発定検ゼロの穴は安定化工事でカバー。フル稼働続く。

2011年1月12日の1,219円の高値から下向きの先細三角形(A)となり、この中で9月26日の703円で底打ちとなりました。この703円を安値に上昇トレンド(B)を形成しています。2012年1月6日の741円、6月4日の809円と順上げの3点底から急上昇し、今年の1月30日には1,380円まで上昇、ここをピークに目先反落となって、2月1日に1,205円で短期の売転換出現となっています。その後、2月7日の1,083円まで下落したあと反発となり、2月15日に1,125円で2番底となって2月20日に1,197円で買転換を回復しています。

東芝プラントシステム

 

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