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「柴田法則」個別銘柄分析2月第3週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析2月第3週

2013/2/18
丸大食品、大成建設、奥村組、不動テトラ、東リ
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2288 丸大食品 東証1部

チャートをみると、2007年6月29日の474円の高値をつけたあと、サブプライムローンからの世界的暴落を受けて2008年1月18日の207円までの下落となりました。その後は200~310円のボックス相場が続いていましたが、2011年の東日本大震災直後の3月15日に202円まで急落し、ここから短期の上昇トレンド(A)となって、2012年3月8日には200~310円のボックス相場を抜けて339円まで上昇しました。その後、5月31日に267円まで下げたあとは300円台まで上昇するものの上値重く、再下落となって11月14日に270円まで押し目を入れ、2点底の形を作って1月18日に292円で買転換出現となりました。押し目買いの形といえます。業績的には物足りませんが、チャートでは昨年3月8日の339円で3年以上の長いボックス相場を上放れて、その後の下げも260円台で止まっていますので、いずれ内需株の出遅れとして買われてくるところだと思われます。

丸大食品

1801 大成建設 東証1部

四季報2013年新春号によると、単体受注は海外の為替目減り等で1兆0200億円(前期比5.3%減)に後退。土木、開発順調で建築の労務費上昇吸収。有証評価損でも負の税効果ない。14年3月期は建築手持ち減少し横ばい圏。

開発】路面を剥離せず廃材も出さないドライアイス利用の除染法開発。津波を受け流す冷凍冷蔵倉庫など、災害対策技術の開発を推進。

2009年11月27日の139円で底打ちとなり、下値を(1)→(2)→(3)と切り上げる形となる。5月15日の182円を安値に急角度の上昇トレンド(3)となって、12月3日に237円まで上昇して押し目買いの形となったところで、12月7日に210~230円の間で買って、目先は251円前後が利食い目標で、ここを超えると276円水準→308円水準が利食い目標としました。

12月11日に233円まで下げたあとは12月14日に247円で「ろく買」が出現するとそのまま上昇し、今年の1月7日には304円まで上昇しました。ここをピークに調整入りとなり、1月24日に263円まで押し目を入れてもみあっているところです。安倍政権の政策関連(公共投資)の建設株はほとんど1月上旬から1カ月近い調整となっていますので、円安が一服し輸出関連株が調整に入ると、建設株が買い直されてくる可能性が高いといえます。押し目買い有利の形と考えられます。

大成建設

1833 奥村組 東証1部

四季報2013年新春号によると、関西系中堅ゼネコン。免震技術やトンネル施工技術に定評。単体受注計画1850億円(前期比32%増)不変。土木低水準。ただ、主柱の建築は下期にずれ込んだ複数案件が稼ぐ。調達見直し等で費用減。黒字幅やや拡大。税負担軽い。14年3月期は復興関連向けに土木が徐々に底入れ。建築安定的。

中長期のチャートをみると、2008年1月31日の戻り高値594円を高値の基点とし、この年の9月5日の269円を安値の基点として、共に上値、下値を切り下げる下向きの先細三角保ち合い(A)の下げとなりました。この煮詰まってきたところの大底圏で小さな三角保ち合い(B)を形成し、この中で2011年5月30日の235円、2012年10月11日の234円のダブル底となり、11月16日に小さな三角保ち合い(B)を上に抜けて260円で買転換が出現しました。ここから自民党の勝利で安倍政権が誕生し、公共事業を中心とする大型投資への期待から1月15日には382円まで上昇しました。この後は、円安進行から輸出関連株中心に買われてきたことで、先行して上昇した建設株が調整してきており、円安進行が一服して輸出関連株も一服すると、休んでいた公共投資関連の建設株が買われてくるものと思われます。1月29日に353円で短期の売転換出現となって押し目を形成しています。

奥村組

1813 不動テトラ 東証1部

四季報2013年新春号によると、地盤改良に強み。受注は地盤改良が微増程度だが土木やブロック増勢で540億円(前期比2・8%増)は達成圏。労務費・材料費高騰は稼働率向上で補う。ただ受注時期遅れ期中完工の費用増、増益幅やや縮小懸念。14年3月期は手持ち工事増え、高稼働。

2011年3月11日の東日本大震災の日に61円で買転換し、復興銘柄の代表として2週間で4倍化という暴騰を演じました。その後は暴騰の後遺症から中期の下降トレンド(A)を形成していました。2012年6月4日の93円で底打ちとなり、7月3日の141円まで反発後、安値圏での三角保ち合い(B)に入り、この中で10月11日に98円の安値をつけて三角保ち合い(B)を上放れし、11月27日に126円で買転換出現となって2011年3月24日の243円からの下降トレンド(A)を上に抜き、その後安倍新政権による大型の財政投資を期待して1月8日には224円まで戻りを試してきました。ここで目先ピークとなって建設株などの内需関連株が調整に入り、この株も2月12日に172円で短期の売転換出現となっています。現水準(173円)から下に向かって押し目買い有利の形と考えられます。

不動テトラ

7971 東リ 東証1部

四季報2013年新春号によると、内装材のトップメーカー。塩ビ床材は医療福祉施設での需要堅調、マンション向け開放廊下用も順調で想定以上に拡大。都市再開発案件含めて、デザイン性高い中高級品カーペット復調。営業増益幅拡大。負の税効果ない。14年3月期はオフィスや工場関連伸び鈍化。

中長期のチャートをみると、2006年4月10日の463円を高値に下降トレンド(A)を形成し、2008年10月10日の126円でいったんの底打ち。ここから2009年7月24日の221円まで上昇後、再下落となって2010年10月21日の121円で底打ちとなりました。その後221円を高値とし、121円を安値とする三角保ち合い(B)を形成していましたが、その煮詰まったところで2012年10月30日の150円を安値に反発に転じ、12月27日に184円で買転換出現となって三角保ち合い(B)を上放れし、さらに2009年7月24日の221円も上回って、2月7日に232円まで上昇したことで新しい相場局面が期待できます。押し目買い有利の形と思われます。

東リ

 

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