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「柴田法則」個別銘柄分析12月第3週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析12月第3週

2012/12/17
カネカ、トーヨーカネツ、東海東京フィナンシャル・ホールディングス、サカタインクス、日本電気硝子
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4118 カネカ 東証1部

四季報秋号によると、樹脂、高分子・発酵で多角製品構成。医薬・食品素材が収益柱に。機能性樹脂は軟調。が、スマホやタブレット向けに電子部材底入れ。医療機器快走続くうえ機能性食品素材や太陽電池の採算改善。営業益上向く。ただ想定超の原料高で食品採算軟化。

四季報速報によると、9月19日抗体医薬品に本格参入。9月20日発砲スチロールの国内事業の再編。9月26日住宅屋根の陶器瓦に太陽電池を設置する新工法。

2009年8月13日の720円を高値に下向きの先細三角形(A)を形成し、その煮詰まったところで上放れして2011年2月16日の623円まで上昇しました。ここでのもみあいの途中で、3月11日の大震災が発生し、3月15日の420円まで急落、すぐに5月2日の601円まで反発するものの下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンド(B)の中で、今年の3月21日の530円を高値に下落となり、10月1日の370円の年初来安値をつけました。ここで小さな下値を切り上げる直角三角形(C)の保ち合いのあと上放れとなり、11月15日に394円で買転換出現となりました。下降トレンド(B)の中での動きですが、業績からみると水準訂正で450円水準までは期待できるところです。

8月20日の426円を終値で抜けると450円水準までの上昇が期待されます。基本的には400円以下の押し目を待つところだと思われます。

カネカ

6369 トーヨーカネツ 東証1部

四季報秋号によると、トーヨーコーケン連結化で年商20億円強上乗せ。物流システムが前期損失処理と受注回復で止血。柱のタンクは国内外でLNG案件進捗、石油タンクも国内製油所の耐震改修工事続く。営業益底打つ。

11月7日の決算発表によると、12年3月期はタンクがLNG国内外新設工事や耐震改修工事も好調で増益。

昨年3月11日の大震災直後の3月15日の113円を安値に3月25日の235円まで急騰し、ここを高値とする三角保ち合い(A)を形成してきました。この三角保ち合い(A)が煮詰まってきたところで、今年5月29日の143円、10月10日の147円と2点底(柴田罫線では147円のダブル底)となった反発し、12月6日には185円で三角保ち合いを上放れると同時に買転換出現となっています。押し目買いの形です。

196円から上値は重たくなるところですので、目先は170円台で買って200円前後が利食い目標と考えられます。

トーヨーカネツ

8616 東海東京フィナンシャル・ホールディングス 東証1部

四季報秋号によると、国内株の委託手数料は厳しい。が、外国株、外債販売が伸びる。投信も日本株ファンドなど好調。減価償却費減もあり営業利益小幅増額。地銀との合弁証券戦略好調で持分益が拡大。

2013年3月期は外債販売が堅調で経常増益。

10月30日発表日経によると、池田泉州ホールディングスと共同出資で証券子会社を来年1月に設立。

2010年3月30日の395円を高値に下降トレンド(A)を形成。この中で昨年の11月25日の186円で底打ちとなり、今年の1月20日に223円で買転換が出現し、3月19日の333円まで急伸となりました。その後、5月21日の235円まで下落した後は三角保ち合い(B)となっていましたが、煮詰まりつつあった8月10日に240円の安値をつけもみあったあと、10月16日に262円で買転換が出現し、再び急伸となって11月22日の349円まで上昇しました。2010年12月16日の戻り高値335円、今年の3月19日の333円の両方を突破しましたので、ここでの12月10日の短期の売転換は絶好の押し目買いとなります。普通ですと、8月10日の240円から11月22日の349円までの上昇幅の1/3押し(313円)水準から1/2押し(295円)水準に向かって買い下がるところですが、自民党政権での相場が期待されますので、証券株は全般的に押し目が浅いかもしれません。 資金に余裕がある人は、買い下がりもいいかもしれません。

東海東京フィナンシャル・ホールディングス

4633 サカタインクス 東証1部

四季報秋号によると、国内は容器向けグラビア減少を紙媒体向けオフセットの増加で相殺。アジアと北米で転嫁値上げの効果出る。原料のロジン価格もピーク越える。機能性材料低迷や償却増でも営業増益。純益最高更新。

昨年の2月15日の457円の戻り高値のあと3月11日の大震災が発生し、3月15日の280円まで急落。ここから457円を高値とし280円を安値とする三角保ち合い(A)を形成しました。この煮詰まったところで今年の11月12日にザラ場で359円の安値をつけ、そのまま反落となって12月6日の410円で買転換出現となりました。日経平均に水準訂正する形でじりじりと上昇していますが、出来高はほとんど増加していません。

安いところを買って急伸、大商いをじっくり待ってみる銘柄です。3月21日の426円を突破すると450円水準が利食い目標となります。主力株の買いが一服し、小型株が買われてくるのを待つところと思われます。

サカタインクス

5214 日本電気硝子 東証1部

10月31日の四季報速報によると、2013年3月期は営業減益幅が従来の想定よりも広がりそうだとする。前12年3月期に比べてプラズマパネル用ガラスの受注規模の急落が続き、液晶パネル用ガラスも下期(12年10月~13年3月期)は顧客の生産調整の影響を受ける可能性が高い。

11月28日には、工業用ガラス大手の米コーニングが前日に液晶用ガラスの販売見通しの上方修正を発表し、需要増によるガラス市況の回復期待で日本電気硝子と旭硝子に買いが入りました。

チャートをみると、昨年の3月4日の1395円の高値をつけてもみあっている時に3月11日の大震災が発生し急落、そのまま下降トレンド(A)を形成し、10月5日の648円まで下落しました。ここからボックス相場(B)へと移行するものの、この中で今年の3月15日の779円の高値から再下落となってボックス相場(B)を下放れしました。ここからの下げ方をみると(1)→(2)→(3)→(4)と下値の下げ角度が徐々に緩やかになり、7月26日の361円で底打ちとなった後は下値を切り上げる形(C)となって、この中で12月13日に474円で買転換が出現しました。

業績悪化を織り込んでのチャートの形といえますので、6月25日の520円を終値で突破できれば600円水準までの上昇が期待されます。目先は、このまま上昇しても500円水準ではいったん止まるところですので見送り、ここから押し目があれば買ってみるところだと思われます。

日本電気硝子

 

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