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「柴田法則」個別銘柄分析11月第3週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析11月第3週

2012/11/19
住友ベークライト、三菱地所、日本製鋼所、イズミ、ヤクルト
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4203 住友ベークライト 東証1部

11月6日会社発表で、2013年3月期の年間配当を前期より2.5円少ない10円にすると発表。主力の半導体関連材料の回復が遅れているため。今期の連結純利益予想も前期比58%増の40億円に下方修正。従来予想は80億円。

今年のチャートの動きは、2月27日の504円を高値に業績悪化懸念を織り込む形で下降トレンド(A)を形成していましたが、2008年10月28日の安値266円水準でもみあい、10月3日の267円、10月15日の265円、10月29日の273円と3点底となって緩やかな上昇トレンド(B)となっていました。11月6日に決算発表で下方修正が発表され、これで悪材料出尽くしとなって11月7日に308円で買転換が出現し、小さな上昇トレンド(B)と、2月27日の504円からの下降トレンド(A)を同時に抜け出る形となりました。押し目買い有利の形と考えられます。

住友ベークライト

 8802 三菱地所 東証1部

四季報秋号によると、震災影響薄まりホテル持ち直す。分譲マンションの採算改善進むが、引き渡し4,600戸と前期比16%減。赤坂パークビル売却益剥落が影響大。既存ビルは賃料、稼働率とも依然低調。営業減益続く。

市場では「日銀が今後も金融緩和を続けていく姿勢に変わりなく、不動産株は上昇続く」との見方から上昇。

昨年2月17日の1,728円を高値に下降トレンド(A)となっていましたが、この中で8月22日の1,160円、12月20日の1,124円、今年6月4日の1,174円と3点底をつけ、6月4日の1,174円の安値からは上昇トレンド(B)を形成し、世界的な金融緩和を背景に上昇を続け下降トレンド(A)を突破して、11月2日には1,165円まで上昇しました。10月30日に日銀の金融緩和が発表されたことで材料出尽くしとなって不動産株が一旦下落となっています。業績は低調ですが、日銀の追加金融緩和が続く可能性が高くテーマにのる株であり、信用倍率は0.26倍ですので、大きく下げればリバウンド狙いとなります。

三菱地所

 5631 日本製鋼所 東証1部

10月29日に決算発表。2013年3月期の連結経常利益が前期比32%減の160億円となる見通しと発表。従来予想を10億円上回る。スマートフォン向け液晶部材を製造する機械などが寄与。但し主力の原子力発電用部材は今期受注予想を引き下げ

チャートをみると、昨年1月12日の914円の高値のあともみあい中に3月11日の東日本大地震が発生し、3月16日の481円まで急落しました。4月25日の668円まで自律反発するが再下落となって、10月1日の437円で当面の底打ちとなりました。ここから今年2月8日の664円まで上昇となりましたが、昨年4月25日の668円に対するダブル天井のような形となって再下落となり、同じく昨年の437円の安値を切って、今年6月4日の374円までの下落となりました。この374円を安値に、上値と下値を切り上げる上向き先細三角形(B)の上昇となっています。

516円水準からは上値は重たい形ですが、信用取り組みが0.40倍の好取り組みで10月29日の決算発表で従来予想を上方修正していますので、押し目買い有利と考えられます。

日本製鋼所

 8273 イズミ 東証1部

10月3日の会社発表で、2013年2月期の連結純利益が前期比49%増の165億円になりそうだとした。従来予想を20億円上回り、5期ぶりに過去最高を更新する。好業績を受け、年間配当を前期比16円増の36円(従来予想は24円)とすることも発表。収入減に備え、コスト削減を加速する。正社員の増加を抑え従業員に占めるパートの比率を上げるほか、豊田自動織機の担当者などを招いて在庫管理の手法を導入。衣料品や雑貨の在庫を一段と削減することで採算を向上。

昨年からのチャートをみると、3月11日の東日本大地震の直後の3月15日に850円まで急落して、ここからの大きな上昇トレンド(A)の中にあります。この中で12月1日の1,123円を安値に業績好調を織り込む動きとなって、上昇角度の大きいトレンド(B)へ移行しています。今年になって4月11日の1,834円まで上昇後、押し目を入れ、5月24日の1,497円、8月29日の1,496円とダブル底を作って急騰し、10月9日には2,068円の高値をつけました。その後高値圏でのもみあいとなって、11月2日に2,011円で目先の2番天井をつけ、11月12日に1,898円で売転換出現となっています。好業績であることや為替に左右されない内需株であることを考えると、調整終了後再び買われてくる可能性があります。

イズミ

 2267 ヤクルト 東証1部

四季報秋号によると、乳飲料はアジアでヤクルト数量拡大続く。国内も震災影響消え、主力品の刷新効果。医薬は新療法適応浸透で数量増やし薬価改定をカバー。前期震災で抑制した販促費の反動増や固定費増こなす。増配。

11月9日発表で、2013年3月期の業績見通しで売上高を従来予想から引き下げたものの、営業利益を据え置いたことで安心感が広がったが利益確定売り先行。

昨年の3月15日の1,890円を安値に緩やかな上昇トレンド(A)となっていましたが、今年の1月25日の2,254円の安値をきっかけに急騰し、角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で、9月27日の3,850円、10月30日の3,940円、11月1日の3,920円と三尊天井の形となって下落し、11月9日に3,545円の売転換となって直近の安値である10月11日の3,540円を下に切りましたので、一段安の形となっています。1月25日の2,254円の安値から10月30日の3,940円までの上昇幅の1/3押し(3,378円)を切ってきましたので、1/2押し(3,097円)をメドに買ってみるところと考えられます。

ヤクルト

 

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