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「柴田法則」個別銘柄分析11月第2週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析11月第2週

2012/11/12
マツダ、日立金属、ツクイ、日揮、クボタ
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7261 マツダ 東証1部

10月31日に上期(2012年4-9月期)決算を発表。営業利益、経常利益、純利益とも黒字を確保した。新型SUVの「CX-5」の販売が国外共に好調で他車種の落ち込みを補った。円高による輸出採算の悪化も吸収した。中国市場が不透明なため、通期営業利益を50億円下方修正して250億円とした。但し、経常利益150億円、純利益100億円の期初見通しは据え置いた。

チャートは、2010年4月5日の288円を高値に下降トレンド(A)を形成しています。この中で、今年の6月4日に88円の安値をつけ、6月18日に107円まで自律反発となった後は89~104円を基本とするボックス相場(B)となっています。現在このボックス相場の中で、6月4日の88円、7月26日の85円、10月10日の86円と3点底を作って反発し、11月1日に105円で買転換出現となっています。この105円が下降トレンド(A)の上値斜線にあたるところであり、このまま上昇して6月18日の107円を終値で抜けてくると、下降トレンド(A)とボックス相場(B)を同時に抜け出る形となるので、120~130円を目指すことが予想されます。

マツダ

5486 日立金属 東証1部

10月25日に2012年4-9月期の連結決算と併せて、13年3月期通期の純利益は従来予想の285億円を下回る前期比41%増の252億円と下方修正した。4-9月期はエレクトロニクス関連分野、工作機械・ファクトリーオートメーション(FA)機器の需要調整が続き、計画を下回った。下期の見通しについて、自動車メーカーの中国での減産の影響から不透明感が強いとしている。

チャートは、2011年2月15日の1,190円を高値に調整となったものの、9月26日の802円、11月24日の789円と2点底の形から反発して、今年の3月14日に1,062円まで上昇しました。しかし、この1,062円を高値に下降トレンド(A)を形成し、2点底となっていたところを下に切って下放れの形となって、10月11日の635円まで下落しました。ここでもみあったあと、売られ過ぎから11月5日に722円で売転換出現となっています。チャートからみると、昨年11月24日の789円の安値を切って下放れとなり、さらに770円まで戻るものの、768円前後に強力な抵抗ラインができていますので、ここを突破するのはよほどの好材料が出て一気に800円水準まで上昇しなければ上値を追う動きは難しいと思われます。ここでは再度10月11日の635円に対する2点底を形成して、日柄調整を経なければ出直るのは難しいかもしれません。当面は、635~780円のボックス相場が想定されるところです。

日立金属

2398 ツクイ 東証1部

四季報秋号によると、通所介護は報酬マイナス改定が痛手。38拠点新設に伴う先行投資負担もかさむ。営業外だった処遇改善交付金の売り上げ振り替えで営業益膨らむが、経常益後退。

デイサービス事業の好調を背景に、8月に2012年4-9月期の単独業績予想を上方修正。為替に左右されない成長シナリオを描くことができる銘柄として買い優勢となり、9月下旬以降株価上昇となって10月30日に1,894円の高値をつける。

2011年3月15日の410円を安値に急角度の上昇トレンド(A)を形成し、その後角度の緩やかな上昇トレンド(B)へと移行し、8月18日の1,183円で目先のピークとなりました。この1,183円を基点に柴田罫線で「いせ形」(行き過ぎを除外した基本の動きが上向きの椀型にジリジリと丸く下げて、丸く上げれば暴騰)という上昇の型(C)となって、今年の7月17日には2011年8月18日の1,183円の基点を一気に突破して1,383円まで上昇しました。ここで押し目を入れ上昇トレンド(D)へ移行し、現在に至っています。この上昇トレンド(D)の中で、8月29日の1,300円の安値から10月11日の1,779円まで大幅上昇後、上値斜線に沿って短期の上昇トレンド(d)を形成していましたが、10月30日に1,894円の年初来高値更新のあと反落となって、11月5日に1,790円で売転換が出現しました。基本は、上昇トレンド(D)の下値斜線にサポートされる1,600円水準の待ち伏せと思われます。

ツクイ

1963 日揮 東証1部

四季報秋号によると、前期に豪LNGなど大型案件積み上げ、過去最大の受注残(期初1・4兆円)。中東のガス処理、東南アのLNG施設など、大型継続案件が工事進捗。新規も貢献。

10月18日にサウジでエチレン設備増強受注100億円超え、これを受け連日の高値更新、10月23日には2,858円の高値。

チャートの動きは、昨年3月11日の大地震の直後の3月15日に1,460円(終値1,552円)まで下落後、7月25日の2,508円まで急騰し、その後は大きな幅の上昇トレンド(A)となっています。この中で12月20日の1,752円を安値に上昇角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行し、更に今年6月1日の2,050円を安値に短期の上昇トレンド(C)を形成していました。この上昇トレンド(C)の中で10月23日に2,858円の高値(1番天井)をつけ、11月2日に2,802円の2番天井をつけて、11月7日に2,670円で売転換出現となりました。

現時点での業績からみると、6月1日の2,050円から10月23日の2,858円までの上昇幅の1/3押し(2,589円)から1/2押し(2,454円)の間での待ち伏せとなります。この間に9月2日の2,517円、10月1日の2,518円とダブル底を作っているところがありますので、2,520円水準が大きな下値抵抗ラインとなると考えられるところです。

日揮

6326 クボタ 東証1部

2012年4-9月期連結決算は、純利益が前年同期比16%増の306億円となり、中間配当を1円増やし8円とした。13年3月期通期については、売上高が前期比14%増の1兆1,500億円、純利益が6%増の650億円と従来予想を据え置いた。

2010年1月13日の945円の高値からの下降トレンド(A)の中で、2011年2月14日の923円を戻り高値に大幅下落となり、8月23日の561円で当面の底打ちとなりました。8月23日の561円を安値に下値を切り上げ、上値は830円水準で押さえられている形になっています。目先は好業績期待から10月26日に840円をつけてもみあい、11月2日には決算発表を受けて、想定内の業績だったことで838円をつけ材料出尽くしとなり、11月8日には804円で売転換出現となっています。中国の不透明さをみこした業績ですので、中国の新体制が新たな経済政策を打ち出せば上昇要因となってきます。6月1日の630円から10月26日の840円までの上昇幅の1/3押し水準から1/2押し水準では買ってみるところと考えられます。

クボタ

 

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