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「柴田法則」個別銘柄分析10月第3週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析10月第3週

2012/10/15
パナホーム、エイチ・アイ・エス、本田技研工業、伊藤ハム、日本ペイント
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1924 パナホーム 東証1部

四季報秋号によると、仮設住宅剥落も利益影響小。環境配慮型軸に戸建て堅調。設計自由度高い新工法導入で原価率上昇するが、売値の見直し、調達や部材共有化進めて後半採算改善。集合住宅、リフォームの需要増勢。分譲はスマートシティが牽引。営業益堅調。

2010年10月5日の457円の安値からのチャートをみると、上昇後三角保ち合い(A)を形成し、この保ち合いを一旦上放れして、2012年3月21日の583円まで上昇するものの急反落となって、今度は逆に三角保ち合い(A)を下放れし、(1)→(2)→(3)と順下げの3点底(逆三尊)となって10月3日の437円で底打ちとなり、10月5日に473円で買転換が出現しました。直近の戻り高値9月12日の470円を上回って引けていますので、押し目買いの形と考えられます。

パナホーム

9603 エイチ・アイ・エス 東証1部

9月11日の四季報速報によると、海外旅行は書き入れ時の夏も順調。ハウステンボスの客数増貢献。スカイ社株の売却特益消滅こなす。13年10月期は九州産業交通(営業益約10億円)がフル寄与。海外旅行やハウステンボスの続伸見込む。

  • その後、尖閣諸島を巡る日中関係の悪化で観光客現象の予想。

チャートをみると、昨年の3月11日の大地震の直後に3月15日の1,340円まで急落し、そこから上昇トレンド(A)を形成。さらにこの中で11月24日の1,804円を安値に上向きの先細三角形(B)の上昇の形となり、煮詰まったところで今年の7月13日の2,931円、8月14日の2,920円とダブル天井の形を作って下放れとなり、9月5日には2,682円で売転換が出現しました。ここから9月18日の2,214円まで下げて反発となり、10月9日に2,560円で買転換(下放れのあとの戻りのため、長くは続かない)となっています。

業績からみても、日中問題は長引きそうで業績の悪影響を与えそうですので、この上昇はカラ売り有利とみた方がよいでしょう。

エイチ・アイ・エス

7267 本田技研工業 東証1部

7月31日の4-6月期の決算発表では、市場のコンセンサスを下回ったが、売上高は前年同期比42.1%増、営業利益は7.7倍増の大幅な増収・増益となった。現状の円高続けばやや厳しいが、通期予想については従来計画を変更しなかった。

  • 10月9日に尖閣諸島を巡る日中関係の悪化で9月の中国新車販売台数が前年同月比40.5%減。日本製品の不買運動もあり、中国での販売計画に下振れリスク。

8月23日(木)の2,646円の時点では、6月4日の2,354円、7月25日の2,339円とダブル底に近い形からの上昇のため、押し目があれば2,400~2,500円前後で買って、2,750~2,800円が短期の利食いとしました。また、円高が進行して7月25日の2,339円を下回れば2,200円水準を待つともしています。

結局、9月6日の2,431円まで押し目を入れて2,400~2,500円の買いゾーンに入ったものの、9月19日の2,690円までしか上昇できず、9月24日には2,553円で売転換となり、10月3日には2,353円まで下げてきました。まだ7月25日の2,339円を下回ってはいないものの、日中関係悪化が悪材料として出ましたので、2,400~2,500円で買った場合で利食いしていない株は一旦損切りを判断することになります。ここでは、100株単位で買えますので2,339円を切ることを想定し、2,200円前後から100円刻みで買い下がり有利と考えられます。

本田技研工業

2284 伊藤ハム 東証1部

8月8日に発表した2012年4-6月期の連結決算は、純利益が前年同期から7%増えた。営業利益は3.6倍の10億円となった。2013年3月期の業績予想は据え置いたが、生産効率の改善などで純利益は改善する見通し。上期は上方修正期待も。SMBC日興証券のアナリストは8月8日付で目標株価を410円から430円に引き上げた。

チャートの動きは、リーマンショックで2008年10月29日の228円で底打ちとなり、その後2009年6月11日の389円を戻り高値に調整入りとなり、2011年3月15日の251円の安値をつけました。ここから三角保ち合い(A)となって煮詰まり、今年の4月24日の300円を安値に上放れ、8月14日の346円まで上昇しました。ここを目先のピークにもみあいとなり、9月27日に345円をつけて、10月2日に328円で売転換となって、もみあいの下放れとなっています。好業績の上に信用倍率は0.11倍ですので、下げは限定的と思われます。

伊藤ハム

4612 日本ペイント 東証1部

四季報秋号によると、主力の自動車塗料で、顧客の挽回生産が想定以上に伸長。工業用汎用品も国内向け順調。原料高一服。ただ、販価引き下げ要請きつく下期減速。上期の貯金だけで営業増益幅拡大。3期連続増配。

中長期のチャートの動きでは、2009年2月12日の311円の安値から上昇トレンド(A)を形成し、この中で2010年2月9日の633円まで上昇。ここから8月4日の494円まで押し目を入れたあと、緩やかな上下幅の大きい上昇トレンド(B)へ移行しています。この上昇トレンド(B)の中で、今年2012年8月9日に702円まで上昇し、10月1日に635円で売転換が出現しました。これまで、上昇トレンド(B)の中で大きな上下動をしてきていますので、基本は、上昇トレンド(B)の下値ラインの接近を待つことになります。信用の売り残が多いので下げはジリジリとしたものになり、下値ゾーン(すなわち買いゾーン)の560~580円に届くのに時間がかかりますので、中途半端なところで買わないでじっくり待つことになります。但し、日経平均が大きく下げてつれ安すれば買いチャンスになると考えられます。

日本ペイント

 

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