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「柴田法則」個別銘柄分析9月第4週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析9月第4週

2012/9/24
小松製作所、コニカミノルタホールディングス、日本精工、宇部興産、荏原
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6301 小松製作所 東証1部

四季報秋号によると、建機は国内活発、豪州などで採鉱用順調。が、中国低迷が想定より長引く。インドネシアの炭鉱向け失速も痛打。円高(1ドル79円想定、1円円高で58億円減益)を値上げで補えず、営業増益幅縮小。増配。

チャートをみると、今年の3月19日の2,512円の高値からの下降トレンド(C)の中にあります。この中で9月6日に1,463円の安値をつけて反発し、9月14日に1,681円で買転換となりましたが、まだ下降トレンド(C)を抜け出していません。円高と中国経済の悪化を織り込んでの下落となっていますが、目先は日中問題から上値が重いところです。FRBのQE3の実施を受けて、外国人の買いが日本市場に入ってくるようになると買われてくる銘柄と考えられます。

小松製作所

4902 コニカミノルタホールディングス 東証1部

9月12日四季報速報によると、複合機は南欧に減速懸念だが米国、中国の需要増と新製品効果で伸長。産業印刷機や高付加価値の液晶フィルムも好調持続。対ユーロ円高の逆風を部品共通化でかわす。営業益低水準ながら回復基調。

チャートをみると、2010年4月27日の1,267円の高値からの下降トレンド(A)の中で、2011年10月5日の484円で底打ちとなり、下降トレンド(A)を上に抜けて2012年3月19日の741円まで上昇しました。その後円高が進行したことで短期の下降トレンド(B)を形成し、この中で7月26日に491円の安値をつけ反発するものの、下降トレンド(B)の上値斜線にアタマを押さえられていましたが、ECBによる国債の無制限買入れを受けてユーロ高・円安基調となり、9月18日には619円で買転換となりました。7月5日の645円を突破すれば下降トレンド(B)を抜けたのが明確となり、3月19日の741円を目指すことになります。

3月19日の741円の高値をつけた時の信用期日も9月19日で通過し、欧米主要国の金融緩和に日本も乗れば円高一服となって輸出関連銘柄も戻りを試すことができます。ヨーロッパへの輸出比率が高い銘柄ですので、ユーロ高が続けば大きく水準訂正されてくることが考えられます。

コニカミノルタホールディングス

6471 日本精工 東証1部

9月5日四季報速報によると、完成車増産受け、柱の自動車部品と軸受け好発進。電動パワステも伸び続く。だが、収益力強い産業機械向け製品が中国や欧州で減速、採算は低下。円高も逆風。下期にかけ復調でも営業増益幅縮小。

6月15日(金)の時点では、6月11日に499円で買転換が出現したものの、戻りはせいぜい550円水準(結果的には7月6日の529円まで)としました。基本的には、450~460円の押し目を待って買い、510~530円で利食いとしました。その後7月25日には449円(ザラ場445円)の安値をつけて買いゾーンに入り、8月17日に532円まであって利食いゾーンの510~530円に入りました。そこから小さな下方修正(営業増益幅の縮小)があったことで9月6日の441円まで下げたものの、500円水準まで反発してきています。押し目買いの形と思われます。

日本精工

4208 宇部興産 東証1部

9月14日四季報秋号によると、エコカー補助金追い風に自動車向け接着剤が好調。化粧版は耐磨耗・耐汚染など高機能型が衣料、介護施設向けに伸びる。前期買収のインド化粧版事業もフル寄与、原材料高こなし6期ぶり最高純益。

チャートをみると、2010年8月31日の177円を安値、2011年2月16日の277円を高値とする三角保ち合い(A)を形成していましたが、今年の3月19日に246円の高値をつけたあと急落となって、三角保ち合い(A)を下放れしました。その後、6月4日の158円、7月24日の157円とダブル底をつけて8月20日の192円まで反発し、9月6日の165円まで押し目を入れたあと再度上昇となっています。大きな下げは3月19日の246円をつけて買い残が増加していましたので、6月4日と7月24日の安値は信用の高値期日前に投げが出てしまったためと思われます。

宇部興産

6361 荏原 東証1部

9月14日四季報秋号によると、半導体向け低迷で精密・電子減。主力の風水力は横ばい。が、環境部門が採算よい長期契約案件堅調、前期までの海外工事損失剥落。風水力も後半は採算上向く。開発費増こなし営業増益。事業撤退特損ない。

チャートをみると、2010年11月17日の310円を安値に上昇トレンド(A)となり、この中で2011年2月16日の495円、5月2日の492円、7月4日の493円と三尊天井を作りました。その後売転換が出現して上昇トレンド(A)を大きく下に切り、11月24日の244円で底打ちとなりました。終値ベースでは252~327円のボックス相場(B)となっていましたが、今年の6月4日の251円を安値とする上昇で、9月14日の341円と上放れの形となりました。ザラ場では、5月11日の347円をまだ抜けてはいませんので、9月3日の310円を切るといったん損切り前提での押し目買いと考えられます。

荏原

 

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