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「柴田法則」個別銘柄分析8月第4週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析8月第4週

2012/8/27
旭化成、東芝機械、オークマ、本田技研工業、前田建設工業
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3407 旭化成 東証1部

6月4日の四季報速報によると、前期大崩れした化成品は市況持ち直す。住宅の好調持続、新薬を軸に医薬続伸。繊維は工場定期修理なく、建材も震災影響消える。電子部材は尻上がり。米国社買収のれん100億円こなし営業益上向く。

8月2日の決算発表で、4-6月期の連結決算は純利益が前年同期比84%減の31億円。12年4-9月期の純利益予想、売上、営業利益すべて下方修正。

チャートは、2008年10月27日の290円で底打ちとなり、上昇トレンド(A)を形成。この中で2011年2月4日の598円でピークとなり、3月11日の大地震もあって急落。7月20日の567円を2番天井として下降トレンド(B)へ移行して現在に至っています。

この下降トレンド(B)の中で、今年の3月4日の527円を戻り高値に順下げの3尊天井となって、5月7日に478円で売転換出現となりました。その後大幅下落となり、400円台で順下げの逆3尊天井となって8月3日の386円まで下げ、反発となって8月17日に431円で短期の買転換出現となっています。

旭化成

6104 東芝機械 東証1部

四季報速報(6月14日)によると、2013年3月期は小幅ながら増収増益基調が続き営業益7%増の公算。主力製品であるダイカストマシンや射出成形機が海外向けを中心に伸びる。欧州の景気減速あるものの、中国、東南アジアや北米を中心に売上を伸ばすことが期待できる。

チャートでは、2010年8月25日の265円を安値とし、2011年2月23日の524円を高値とする大きな三角保ち合いを形成していました。しかし、今年の4月27日の445円を戻り高値に6月4日の351円まで下落し、6月29日の418円まで戻したあと大幅下落となって三角保ち合いを下放れしました。8月3日の305円まで下落したあと8月17日に335円で買転換が出現しました。

昨年の10月5日の296円を切らずに反発していますので、350円水準までの上昇が期待できますが、その前提は為替の円高一服が続き、日経平均がさらに戻りを試せるかにかかっていると思われます。

東芝機械

6103 オークマ 東証1部

四季報夏号によると、北米の自動車、建機、エネルギー向けに複合加工機やマシニングセンタ高水準。減速ぎみの中国も期央にかけ回復基調。国内向け底堅い。償却増と人件費を吸収。円高は販価見直しでこなす。営業増益。増配。(6月6日)

しかし、8月9日には、7月の工作機械受注額が▼6.8%でマイナスは3カ月連続となりました。8月14日には、メリルリンチ証券が「13年3月期の受注が前期比マイナスに転じるとの見方」に変更し、格付けを引き下げて目標株価も従来の630円から400円としています。

チャートは2011年7月25日の861円の高値からの下降ライン(A)の中で、3月28日の713円の戻り高値をつけて下降トレンド(B)を形成し、7月25日に430円の年初来安値をつけました。この水準でもみあって小さな三角保ち合い(C)となり、8月16日には464円で短期の買転換となって上放れの形となっています。

オークマ

7267 本田技研工業 東証1部

7月31日の4-6月期の決算発表では、市場のコンセンサスを下回ったが、売上高は前年同期比42.1%増、営業利益は7.7倍増の大幅な増収・増益となった。現状の円高続けばやや厳しいが、通期予想については従来計画を変更しなかった。

2011年2月7日の3,745円の高値をつけたあと、3月11日の大地震を受けて本格調整となり、11月22日の2,127円まで下落して当面の底打ちとなり、ここから大きな戻りとなって今年の3月15日に3,300円まで上昇しました。その後、為替の円高を受けて大幅下落となり、6月4日の2,354円まで下げたあと、7月2日の2,799円まで自律反発し、再下落となって7月25日には2,339円とダブル底に近い2点底の形となりました。

ここから好決算を期待して買われ、7月31日に2,551円で買転換が出現したところで、この日決算発表があり、大幅な増収・増益となりましたが、市場の期待していた数値に届かず急落となりました。(8月1日に研究銘柄として「決算を期待して買うのはリスクがある」とコメントしました)。その後8月2日の2,383円で下げ止まり再上昇となって、円高一服もあり、8月20日には2,693円まで上昇し押し目買いの形となりました。

しかし、8月22日のアメリカ市場でFOMC議事録の内容を受けて、近いうちに追加の金融緩和が実施されるとの期待からドル売り・円高となったことで輸出関連株が売られました。2,400~2,500円前後で買えれば2,750~2,800円が短期の利食いゾーンと考えられます。

本田技研工業

1824 前田建設工業 東証1部

四季報夏号によると、単体受注は民間建築厳しいが土木が伸びる。手持ち工事豊富。資材費、労務費の上昇きついが受注採算管理を徹底、粗利率改善。不動産販売も順調。営業増益。

8月16日付け日経新聞で「セブンイレブンのコンビニエンスストアの太陽光パネル設置工事を大量受注した」と報じられる。

チャートをみると、2010年4月26日の347円を高値とし、8月25日の199円を安値とする三角保ち合い(A)を形成し、この中で煮詰まってきたところの2011年11月28日の251円を安値に反発となって上放れし、上昇トレンド(B)を形成しています。7月10日に384円の年初来高値をつけ、340~380円のボックス相場となっています。ボックスの下限で買って、ボックスの上限で売るという形です。業績からみると、出来高が増加して日経平均もさらに戻りを試せば400円を目指す形と考えられます。

前田建設工業

 

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