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「柴田法則」個別銘柄分析8月第1週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析8月第1週

2012/8/6
共栄タンカー、日立メディコ、本田技研工業、ツガミ、三菱UFJフィナンシャル・グループ
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9130 共栄タンカー 東証1部

四季報夏号によると、前期投入した石油製品船1、バラ積み船2が上乗せ。だが、長期契約更新する大型タンカーが市況悪で運賃下落。前半の入渠費用が重い。営業益横ばい程度。売船特損17億円消え最終黒字。無配継続か。

2009年6月19日の355円からの下降トレンド(A)の中で2011年11月25日の98円で底打ちとなり、12月7日に123円で買転換出現後、下降トレンドラインに上値を押さえられていましたが、1月23日に129円で再度の買法則が出現して上放れし、急騰となって2月7日の271円まで上昇しました。その後世界景気の減速懸念を受けて下降トレンド(B)を形成しているようにみえます。

共栄タンカー

6910 日立メディコ 東証1部

四季報夏号によると、主力の医療機器はMRIがネオジム磁石の価格不透明で上期停滞だが、後半には原価上昇一服。超音波装置は11年のアロカ統合効果が継続発現。

中期トレンドでみると、2010年11月1日の510円を安値に上昇トレンド(A)となっていますが、この中で2011年4月27日の1,300円まで上昇。買われ過ぎから下落となり、9月26日の757円、12月19日の750円でダブル底の形となって再上昇となりました。今年の5月10日に1,255円まで上昇、その後5月31日の1,198円、7月3日の1,160円と上値を切り下げ、順下げ3段の形となって7月23日に1,039円で売転換が出現し、7月27日(金)には1,000円を切って直近の6月14日の1,005円を切りましたので、順下げ3段の下げが確定したことになります。昨年の12月19日の750円を安値とし、今年の5月10日の1,255円をを高値とする三角保ち合い(B)の形ともみえますので、このまま下げれば850円水準は待ち伏せ買いゾーンとなります。

日立メディコ

7267 本田技研工業 東証1部

7月31日発表の2012年4-6月期連結決算は純利益が前年同期比4.1倍の1,317億円だったが、通期予想は据え置いた。業績上方修正期待で目先上昇していたため失望売りの形となった。

昨年の2月17日に3,745円の高値をつけたあと、3月11日の大地震の影響もあって調整入りとなり、11月22日の2,127円まで調整しました。ここから反発となって今年の3月15日には3,300円まで戻るものの円高基調から再び調整となっています。

6月4日の2,354円の安値から7月2日の2,799円まで反発し、再下落となって7月25日の2,339円まで下落し、決算発表での上方修正期待から7月31日は2,551円まで上昇して短期の買転換が出現しました。この日の引け後の決算発表では、4-6月期の業績は好調だったものの、通期を据え置いたことで本日は▼146の2,405円の急反落となりました。

好決算であっても市場の予想通りでなかったということで大きく売られるのが現状の相場環境となっています。為替と相場環境が落ち着けば買い直される銘柄です。

本田技研工業

6101 ツガミ 東証1部

四季報夏号によると、スマホ製造需要旺盛で主力の小型自動旋盤がアジア向けに大幅増。新投入の小型マシニングセンタも上乗せ。後半は慎重視でも前半の貯金大。円高、材料高こなす。営業増益。会社計画は最低線。最高純益。

7月30日発表の4-6月期連結決算は、純利益が前年同期比の4倍の18億円だった。スマホの部品加工向けに自動旋盤の中国販売が急拡大。売上高は2.3倍の195億円。2013年3月期の通期の業績予想は据え置く。純利益は前期の2.3倍の52億円になる見通し。

チャートを見ると、昨年の10月5日の259円を安値に上昇トレンドとなり、11月14日に421円までの押し目を入れたあと500円台のもみあいとなっていましたが、大幅な業績予想を元に急騰となり、今年の3月28日には990円まで上昇しました。期待で買われたため、現状の好業績はある程度織り込んでしまい、その後下降トレンド(A)となって7月18日の463円まで下落しました。この水準でもみあって、8月1日に522円で買転換出現となっています。7月18日の463円を終値で切ったら損切り前提の押し目買いとなり、目先は600円水準が利食い目標となります。

ツガミ

8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ 東証1部

7月31日発表の2012年4-6月期の連結決算は、純利益が前年同期比63%減の1,829億円となった。これは前年同期に会計上の臨時利益が発生した反動に加え、有価証券の評価損のためである。本来のもうけを示す実質業務純益は22%増の3,329億円、2013年3月期の連結業績目標は据え置いた。

長期下降トレンドの中で、さらに中期下降トレンド(A)が形成されていましたが、この中で2011年9月から2012年1月まで狭いレンジ(B)でもみあい、1月20日に350円で買転換が出現して上放れとなり、3月19日の448円まで上昇しました。ここから欧州信用不安や世界景気の減速懸念で下落となり、6月4日の328円の安値をつけ、7月5日の398円まで上昇後、7月25日の350円まで押し目を入れて再上昇となっています。現在の株価は、カラ売りも買いも中途半端ですので、どちらかに大きく動いたときに短期売買をすることになります。

このまま上昇して410円台にのってくればカラ売りとなります。足元の業績は問題ありませんが、世界経済の減速やライボ不正操作による金融機関への新たな規制も懸念されます。

新規の買いは、この水準から下落に転じれば350円以下が買ポイントとなります。323~350円のゾーンでもみあい(B)が続きましたので、抵抗ゾーンになっています。

三菱UFJフィナンシャル・グループ

 

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