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「柴田法則」個別銘柄分析7月第5週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析7月第5週

2012/7/30
鉄建、ヤフー、クックパッド、日本コンクリート工業、太平洋セメント
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1815 鉄建 東証1部

四季報夏号によると、受注は鉄道、一般向け建築とも伸び1,360億円(前期比19・7%増)。繰り越し工事は減少しても鉄道関連が牽引。建築の労務費高水準続くが原価管理徹底し吸収。営業益底入れ。JR東日本の耐震補強対策関連銘柄。7月3日にJR東日本は耐震補強のさらなる強化を発表。これまで取り組んできた橋脚の耐震補強を前倒し。

チャートをみると、2010年10月12日の65円で底打ち後、2011年3月23日の156円まで上昇。ここから9月26日の77円、11月22日の78円とダブル底をつけて反発し、今年の3月8日に144円まであって下落し、6月4日の83円の安値をつけて再反発、三角保ち合いの形となっています。耐震銘柄として物色されており、今年になって出来高も増加しており、現時点では信用買い残が多いので戻り売りが出やすく、そのため大きな下げを待つ必要があります。90円水準以下を待ってみるところです。

鉄建

4689 ヤフー 東証1部

四季報夏号によると、主力のネット広告は前期末始めたスマホ向け貢献小粒。ただ、従来の検索連動型、表示型上昇。求人、不動産の情報掲載や通販、ゲームも高水準。ポイント関連の販促負担増等こなす。最高益更新。

下降トレンド(A)の中で、2011年9月26日の21,910円で当面の底打ちとなり、大まかに22,000~28,000円のボックス相場(B)を形成しています。日経平均が今年の最安値をつけた6月4日の8,238円の時に21,650円の同じく今年の最安値をつけて反発となり、7月12日の27,360円まで上昇しました。ボックスの上限近辺であることからこの水準でもみあい、7月19日には27,430円まであって2山形成となり、ここから下落して7月23日に26,060円で売転換出現となりました。

日経平均の調整が続くことを想定すれば、6月4日の21,650円の安値から7月19日の27,430円までの上昇幅の2/3押し(23,577円)水準以下を待ってみるところです。ボックスの上限から下限に向かう調整の可能性は高いと考えられます。

ヤフー

2193 クックパッド 東証1部

四季報夏号によると、13年4月期は主力の料理レシピサイトがスマホ経由中心に有料会員着実増。前上期に震災影響受けた広告、販売支援は手法多様化もあり復調。人材採用等の負担こなし純益更新続く。連続増配も。

今年の1月20日の1,500円を安値にもみあい、多くの買い法則が出現したあと、2月27日の1,669円で上放れとなり、4月10日の2,424円まで大幅上昇となりました。ここから急反落となって6月4日の1,602円まで下落し、再び急反発となって7月2日の2,270円まで反発しました。しかし、ここが2番天井となって、もみあったあと7月24日に2,065円で売転換出現となっています。大きくみると1月20日の1,500円を安値の基点、4月10日の2,424円を高値の基点とする三角保ち合いを形成しており、この中でまずは下限を試す動きとなりそうです。待ち伏せ買いは1,800円水準以下と考えられます。

クックパッド

5269 日本コンクリート工業 東証1部

四季報夏号によると、パイルが倉庫等向けに回復、杭打ち工事も増え採算改善。ポールは携帯基地局向けに堅調続く。護岸工事等向けコンクリ部材も順調。工場の施工管理徹底による原価低減が進む。営業益続伸。増配。

チャートは、2008年10月10日の70円で底打ちし、ここから長期上昇トレンド(A)となっています。この中で、2011年3月11日の大震災後の復興関連銘柄として3月24日の315円まで暴騰し、その後買われ過ぎからの急落となり、8月9日の152円まで下落しました。この水準でもみあったあと再騰となって、今年の1月24日には318円と前年の高値3月24日の315円をわずかに抜けましたが、ここをピークに高値圏のもみあいとなり、調整入りとなりました。7月10日に272円まで戻りを試すものの日経平均の下落につれ安し、7月23日に217円で売転換出現となりました。大きく戻ればカラ売り、このまま下げればいったんは190円水準で止まるところですが、ここを切ると長期の上昇トレンドを切って、150~300円のボックス相場へ移行することなると思われます。

日本コンクリート工業

5233 太平洋セメント 東証1部

四季報夏号によると、米国黒字化の貢献大。国内は大船渡完全復旧でセメント、廃棄物処理とも需要増こなす。管路材や地盤改良工事、汚染土壌処理等に復興特需。営業益水準急回復。

7月4日付日経新聞で福田社長が「5月に公表した今期の業績予想は慎重過ぎるかもしれない」と発言。

チャートをみると、2009年5月15日の207円を高値に下降トレンド(A)を形成。2010年10月20日に87円で底打ちとなり、上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で、今年の4月20日に195円まで上昇し、買われ過ぎから6月4日の145円まで押し目を入れ、再上昇となりました。しかし、7月17日の185円で目先の2番天井となって、7月23日に168円で売転換出現となりました。基本的には6月4日の安値145円水準を待つところです。

太平洋セメント

 

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