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「柴田法則」個別銘柄分析5月第4週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析5月第4週

2012/5/21
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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8267 イオン 東証1部

4月24日の四季報速報によると、2013年2月期は買収会社通期寄与で営業益1割増、最高純益更新も。前期買収した地方スーパーのマルナカ、山陽マルナカの通期化などが寄与。過去最高純益も2期連続で更新する。プライベートブランド「トップバリュー」の品目拡大で粗利を確保、営業利益、経常利益、純利益の各段階で全て過去最高を更新する。

2009年3月13日の525円を底打ちとして下値を切り上げる上昇トレンド(A)となっています。この中で、2009年11月27日の670円を安値に2010年4月26日の1,123円まで上昇したあと、左上を直角とする下値切り上げの直角三角形の保ち合いとなっています。1,100円前後で何度もアタマを押さえられていますが、4月26日の1,123円を突破すれば、上放れとなって最終的には1,600円を目指す形と考えられます。

イオン

5959 岡部 東証1部

四季報春号によると、建設向け仮設型枠・構造機械主力、米・伊の自動車部品メーカー買収。12月決算、自動車関連は米国・欧州一服、建設関連は土木製品回復たどり、震災復興需要もあり構造機械上向き。カナダ中心のホテルは稼動率戻し客単価横ばい補う。浮魚礁など海洋事業戻し黒字化。円高吸収。

2008年5月15日の546円の高値から、9月のリーマンショックを受けて10月7日の301円まで下げ、反発するものの、下向きの三角保ち合いの形となり、この中で2009年11月27日の287円で底打ちしました。ここでもみあって2010年10月21日の306円を安値に上放れし、上昇トレンド(B)を形成して今年4月10日には542円まで上昇しました。ここで日足での三尊天井となって5月14日の486円で売転換が出現しました。戻れば空売り有利と考えられます。

岡部

6301 小松製作所 東証1部

4月26日の決算発表で、2012年3月期の連結決算は、純利益が前期比11%増の1,670億円だったが、会社が1月に公表していた従来予想の1,860億円には届かなかった。2013年3月期は、売上高が前期比6%増の2兆1,000億円、純利益は14%増の1,900億円の見通し。年間配当は48円を計画し、前期実績の42円から6円増やす。

過去1年のチャートは、昨年5月2日の2,926円を高値とし、円高で急落した10月5日の1,449円を安値とする大きな三角保ち合いを形成しています。今年5月15日(火)は、日経平均が8,900円を割れたことや中国経済の成長鈍化懸念から2,000円の安値をつけてきました。昨年12月29日の1,746円から今年3月19日の2,512円までの上昇幅の全値押しの可能性を視野に入れて2,000円を大きく切ってくれば押し目買いするところだと思われます。

小松製作所

8015 豊田通商 東証1部

四季報春号では、震災で停滞したトヨタ関連の業務が後半に大幅回復。タイ水害の影響も軽微で営業増益。13年3月期はトヨタが過去最高の生産計画。金融や部品の扱いが拡大して営業増益続伸。4月27日の決算発表で12年3月期連結最終益662億円。13年3月期は700億円の予想。

2009年3月4日の731円で底打ちし、ここから昨年2月15日の1654円の高値をつけたところで、昨年3月11日の大地震発生を受けて3月15日の1,025円まで下落しました。ここから7月8日の1,450円まで上昇後、再下落となるものの、8月9日の1,178円、11月25日の1,188円とダブル底のような形となって上放れし、今年3月27日(日経平均のピークと同じ日)には1,737円と前年の高値を更新しました。その後、円高基調となって日経平均も大きく下落し、それにつれてこの銘柄も5月1日に1,549円で売転換し、下値を探る動きとなっています。好業績銘柄で信用取り組みも0.65倍ですので、日経平均が反発すれば、真っ先に反発する可能性があります。

豊田通商

1963 日揮 東証1部

四季報春号によると、13年3月期は中東で複数の大型ガス処理施設が工事進捗、インドネシアLNG等も本格化。純益連続更新。配当性向25%目処。技術革新によって採掘が可能となったシェールガス関連。また、日本近海の海中深く埋蔵されているメタンハイドレート開発関連株としても注目。原発停止の流れの中でNG発電への依存高まり、天然ガスなどエネルギー資源に強い国際エンジニアリング企業。

2010年8月25日の安値1,267円からの上昇トレンド(A)の中で、昨年7月25日の2,508円の高値から短期の下降トレンド(B)を形成し、一旦上昇トレンド(A)を切って12月20日の1,752円まで下落しました。しかし、ここから急反発して今年3月27日には2,639円まで上昇しました。この2,639円をピークに下落し、日経平均の大幅調整につれ安して強力な抵抗ゾーンである2,300円台(25日線や13週線、上昇幅の1/3押しなど)を切っています。ここからは、2,100円台に多くの抵抗ラインが集まっていますので、5月10日(木)は安値2,169円と200日線2,159円・26週線2,163円から反発しています。ただし、出来高が膨らんでいません(投げが出ていない)ので、再度下値模索の可能性があります。

日揮

 

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