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「柴田法則」個別銘柄分析3月第1週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析3月第1週

2012/3/5
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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8035 東京エレクトロン 東証1部

2月22日の日経新聞によると、2012年3月期は連結純利益が前期比44%減の400億円にとどまるなど減収減益を見込む。来期も純利益は6%増の440億円止まりと収益の回復ピッチは鈍い。

チャートをみると、昨年8月26日の3,335円、10月4日の3,325円とダブル底からの上昇トレンド(B)の中にあり、短期的には昨年10月31日の4,445円を2月24日の終値4,530円で突破しています。昨年5月2日の戻り高値4,780円を目指す形といえます。2月27日のエルピーダの破産で半導体関連が売られましたが、大して下げず反発しています。基本的に日経平均に連動する銘柄ですので、昨年5月2日の4,780円を終値で上回れば損切り前提に空売り、日経平均が下落に転じれば4,000円水準の押し目待ちとなります。

東京エレクトロン

8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ 東証1部

1月31日の決算発表で、2011年4-12月期の連結決算は、純利益が前年同期比38%減の2,709億円だった。株式相場の低迷などで市場部門の収益が悪化した中、不良債権処理で前年同期に戻り益が多かった反動や法人税率引き下げに伴う繰り延べ税金資産の取り崩しが重荷になった。2012年3月期の予想は変えなかった。

チャートをみると、2009年5月11日の699円の高値から下降トレンド(A)を形成し、下値は(1)→(2)→(3)と下げ角度を緩やかにして2011年9月6日の322円、11月25日の318円とダブル底に近い形となって反発し、今年1月20日の350円で買転換出現となりました。その後、下降ライン(A)を完全に上放れる形となって2月29日の431円まで上昇しました。

日経平均は、高値波乱となってきました。大きな押し目があれば、絶好の買い場となってきます。2月29日の431円が当面の天井だとすれば、12月29日の322円から2月29日の431円までの上昇幅の1/3押し水準以下の押し目を待つところです。

三菱UFJフィナンシャル・グループ

8031 三井物産 東証1部

2月2日の2011年4-12月期連結決算は、純利益が23%増の3,402億円となった。大豆収穫量の増加やコーヒーの先渡し契約における時価評価の損益改善によって、食品・リテール事業が大幅増益だったことが寄与した。エネルギー事業も石炭価格や原油価格の上昇で増益だった。2012年3月期の連結業績見通しは従来予想を変えず。

チャートをみると、リーマンショックを受けて2008年11月21日の656円で底打ちとなり、上昇トレンド(A)を形成。この中で、2010年4月12日の1,665円まで上昇後、急落となって上昇トレンド(A)を下に切り、2010年7月6日の995円まで下落。ここから戻りに入り、昨年2月17日の1,558円まで上昇するものの、上昇トレンド(A)の下値斜線にアタマを押さえられ、ここでのもみあいの最中に3月11日の大地震発生で3月15日の1,112円まで急落しました。その後、7月26日の1,487円まで戻るものの、最下落して10月4日の1,005円まで下げ、ここから短期の上昇トレンド(C)を形成していました。しかし、日銀の追加の金融緩和をキッカケに上放れとなって2月27日には1,430円まで上昇してきました。

ここからは、2010年4月12日の1,665円からの下降トレンドライン(B)が上値を押さえるところであり、昨年7月26日の1,487円を一気に抜けるには、日経平均が1万円を突破する動きが必要かもしれません。ここでは、一旦の調整を期待して昨年10月4日の1,005円から今年2月27日の1,430円(現時点の高値)までの上昇幅の1/3押し水準以下を待つところです。

三井物産

9130 共栄タンカー 東証1部

四季報新春号によると、新造船竣工で船隊拡大だが船員費上昇。ドック費が下期集中し営業減益。金利負担大。特損大きく12期ぶりに最終赤字。減・無配懸念。13年3月期は後半にバラ積み船2隻追加。

チャートは、2007年11月30日の戻り高値457円から下降トレンドを形成。下値は(1)→(2)→(3)と下げ角度を小さくして昨年11月25日の98円で底打ち。今年1月23日の129円で買転換し、船株が出遅れ業種として買われ、明治海運や共栄タンカーのような小型株が業績を無視して急騰しました。特に、この共栄タンカーは、赤字転落のため上昇とともに空売りが大量に入り、信用倍率が0.68倍となっています。この銘柄は大きく下げるなどリバウンド狙いに適した銘柄だといえます。当面は1月25日の270円、2月7日の271円とザラ場でダブル天井をつけて3月1日の213円で売転換しており、昨年11月25日の98円から2月7日の271円まで上昇幅の1/2押し水準を狙ってみるところです。

共栄タンカー

9115 明治海運 東証1部

四季報新春号では、前下期投入の大型LPG船が通期貢献も、円高で目減り著しい。金利負担依然重いが持分収益改善で経常浮上。減配、13年3月期も円高懸念だが前下期投入3隻が貢献。1月27日の決算発表では、経常益は赤字縮小。当期利益は黒字転換。

チャートをみると、2009年6月12日の655円から下降トレンド(A)を形成。この中で、昨年10月14日の203円、11月28日の202円とダブル底をつけて1月24日に307円で買転換し、1月26日には457円の高値をつけて2月3日の310円まで急落。ここから再上昇して2月16日の469円まで上昇し、反落して3月1日に377円で売転換となっています。1月26日の457円、2月16日の469円と長い上ヒゲを出しての売転換であり、信用倍率11.2倍を考えると、当面は戻り売りとなって11月28日の202円から2月16日の469円までの上げ幅の1/2押し以上の下げが必要となると思われます。

明治海運

 

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