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「柴田法則」個別銘柄分析2月第4週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析2月第4週

2012/2/27
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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1893 五洋建設 東証1部

2月13日の決算発表で、2012年3月期通期の連結経常利益が前期比13%増の84億円になる見通しと発表した。従来予想は79億円。東日本大震災の復旧関連工事や民間の工事が順調な上、資材調達の効率化などで工事原価の伸びを抑えた。採算は改善傾向だが、通期の売上高は従来予想を据え置いた。

昨年7月21日の買推奨で目標達成。さらに、11月15日に再度の押し目買いとして買ポイントを190~220円台の中で3ポイント設定しました。結局、11月28日には218円まで下げて反発し、今年2月7日には285円まで上昇しています。ここから再度の押し目を形成しており、押し目買いのチャンスとなってきています。現在は金融相場に突入し、主力株が買われる間は材料株が逆に売られる展開となりますが、主力株が一服すると再び買われてくると思われます。チャート上で、2009年11月27日の83円からの上昇の仕方をみると、(1)→(2)→(3)と上げ角度が鋭くなっており、人気化しているのが分かります。昨年11月28日の218円を切らずに、今年2月7日の285円を上に抜ければ、上放れの形となって一段高となると思われます。

五洋建設

3632 グリー 東証1部

2月2日に2012年6月期の連結業績予想を上方修正。前期比2.6~2.9倍の大幅増益で従来予想から上方修正。上方修正は今期2度目。2月14日の2,665円を戻り高値に、日経平均の上昇とは逆に下落。これは業績の問題ではなく、日銀の追加の金融緩和をキッカケに円安進行となり、輸出関連の主力大型株中心に買われたことで、中小型株で先行して上げてきた銘柄が乗り換えるための換金売りとなって下落しています。大型株が一巡すれば、再び好業績の中位株が買われてくると思われます。

チャートをみると、2010年11月2日の875円から上昇トレンドとなっており、この中で、9月8日の1,983円まで上昇後、三角保ち合い(B)となって上放れし、上昇トレンド(C)へ移行しました。この中で、2011年11月9日の2,840円で当面のピークとなって調整入りとなり、上昇トレンド(C)を下に切って今年1月20日の1,971円まで下落しました。ここからの反発で、上方修正を受けて2月14日の2,665円まで上昇後、大型株相場になったことで換金売りの対象となっています。大型株相場が一巡すれば、再び買われてくる可能性が高いので、リバウンド狙いの押し目買いの形でした。しかし、昨日、最も出遅れていた大型株の新日鉄まで買われましたので、大型株相場は一巡となって、2月21日、この銘柄は△155の2,383円と反発しています。このまま上昇すれば見送りですが、大型株が目先まだ買われるようですと、再下落の可能性があります。

グリー

4911 資生堂 東証1部

2月14日の化粧品主要7社の2011年10-12月期連結決算発表で、大手4社が営業減益。東日本大震災以降、国内の需要回復が鈍い中、広告宣伝費などの費用負担を吸収できず。資生堂は、海外売上高比率4割強と強く、ロシアや中国好調で増益。しかし、12年3月通期は国内の低迷で減益見通し。

チャートをみると、2009年3月10日の1,323円で底打ちとなり、上昇トレンド(A)を形成。この中で、2010年3月18日の2,100円でピークとなり、天井圏でもみあったあと6月29日の2,042円、7月28日の2,040円とダブル天井となって下降トレンド(B)へ移行しました。この中で、2011年3月11日の大地震後の急落で3月15日の1,340円まで下げるものの反発力弱く、安値圏でのもみあいとなって現在に至っています。この下降トレンドのもみあいも、2010年7月28日の2,040円からの下降トレンド(B)を横に抜け出す動きとなっており、いずれ内需大型株の出遅れとして買われてくる可能性が高いといえます。当面は1,320~1,558円のボックス圏の動きです。本格上昇は昨年7月4日の1,558円を上に抜けてからということになると思われます。

資生堂

8035 東京エレクトロン 東証1部

2月3日の決算発表で、2012年3月期について営業利益を前期比42%減の570億円とするなど従来予想を据え置いた。市場では、2013年3月期についても半導体製造装置市場の回復は鈍く、株価の上昇余地は大きくないとの見方がある。

しかし、チャートをみると、2010年4月14日の高値6,670円からの下降ライン(A)の中で、2011年8月20日の3,335円、10月4日の3,325円とダブル底となって短期の上昇トレンド(B)へ移行しています。この中で、10月31日の4,445円まで上昇したあとは11月24日の3,830円、12月19日の3,825円と再びダブル底を形成し、今年1月20日の4,440円まで上昇して2月7日の3,960円まで押し目を入れ、2月20日には4,480円と直近の高値を抜いてきました。業績からみると買えませんが、金融緩和による循環相場となって大型株中心に買われますので、業績が悪くても他との比較で水準訂正していくことになると思われます。目先は、このまま上昇しても4,500円水準は上値の重いところであり、2010年4月14日の6,670円からの下降ライン(A)にアタマを押さえられる形となっていますので、一旦の調整を待つのが基本となると思われます。

東京エレクトロン

9305 ヤマタネ 東証1部

四季報新春号では、物流は改装倉庫稼動し堅調。コメ卸も想定超す値上がりで後半拡大。ただ、証券が株式市場の低迷長引き苦戦。情報での開発案件延期など重なり、営業増益幅やや縮小。2013年3月期は主力の物流続伸し、営業増益。

チャートは、2008年6月4日の237円を高値とした下降トレンド(A)の中にありますが、下値は80円水準で底打ちとなっています。この下降トレンド(A)の中で、昨年3月11日の大地震を受けて3月15日の70円まで急落する場面もありましたが、すぐに反発して8月8日の177円まで上昇しました。この8月8日の177円から急角度の下げ(C)となって10月5日の111円、11月24日の105円、12月19日の109円と三点底を形成し、今年2月21日の128円で買転換出現となりました。まだ、中小型物色の対象になっていませんが、いずれ水準訂正してくるものと思われます。

ヤマタネ

 

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