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「柴田法則」個別銘柄分析2月第1週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析2月第1週

2012/2/6
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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7231 トピー工業 東証1部

1月27日の決算発表で、2012年3月期の連結純利益が前期比64%増の34億円になりそうだと発表。従来予想を10億円下回る。橋梁事業からの撤退で下方修正。ただし、営業利益の予想は40%増の98億円。自動車やトラック、鉱山機械向けのホイールの受注が堅調で関連事業の稼働率が向上するため、従来予想を変えず。

チャートをみると、2009年2月24日の126円で底打ちとなり、下値を切り上げる上昇トレンド(A)となっています。この中で、2011年3月15日の139円を安値に反発して7月21日の251円まで上昇。ここから、円高を受けて10月5日の169円まで下落したあと、10月28日の211円まで上昇して三角保ち合い(B)を形成しました。この保ち合いが煮詰まって12月28日の180円の安値から反発し、今年1月13日の199円で上放れとなって1月20日の219円まで上昇しました。1月27日の決算発表で下方修正するものの営業利益は据え置きだったことで、下げは限定的となっています。押し目買いの形と思われます。

トピー工業

4005 住友化学 東証1部

12月8日の四季報速報では、石化農薬増勢。が、好採算の液晶部材が急減速。医薬採算悪化、円高きつく一転営業減益。ただし、会社計画は保守的。2013年3月期は液晶部材回復。

過去一年の動きを見ると、昨年2月21日の472円の戻り高値のあと、3月11日の大地震を受けて3月15日の331円まで下落。その後、5月11日の446円まで反発するものの急激な円高を受けて急落し、11月10日の260円まで下げました。ここからの戻りで三角保ち合い(A)を形成し、1月19日の309円で買転換となって1月24日の324円まで上昇しましたが、昨年2月21日の472円から下降ラインにアタマを押さえられて押し目を形成しています。押し目が294円を切らないで反発し、1月24日の324円を上に抜ければ上値を試す動きとなります。

住友化学

6501 日立製作所 東証1部

これまで会社側は、11年3月期に2388億円の最終黒字を計上し、幅広い事業部門での収益回復傾向が評価されていた。ところが、2月1日の日経新聞で「2011年4-12月期の連結営業利益が前年同期比26%減の2500億円に止まった模様」と報じられたことで、通期の連結営業利益が下振れ懸念となって失望売り。ただし、赤字転落などの大幅な下方修正とはならないため、売りは一時的との見方。

過去2年のチャートの動きは、2009年12月1日の227円で2月21日の230円に対するダブル底のような形から、上昇トレンド(A)をとなりました。この中で、2011年3月8日の523円を一番天井、7月6日の492円を二番天井として下落に転じ、上昇トレンド(A)を下に切って10月5日の360円まで下落しました。ここから業績回復を評価して戻りに入り、今年1月26日の438円まで上昇するものの、下方修正を受けて2月1日に407円で売転換出現となっています。それほど大きな下方修正でないため、下値を確認すれば反発する可能性は高いと思われます。チャート上は、10月5日の360円を終値で切ると一旦の損切りと考えられます。

日立製作所

5981 東京製綱 東証1部

四季報新春号によると、鋼索関連は建設用等堅調推移。スチールコードもタイヤ向けが震災後の停滞から脱する。が、太陽電池製造用ソーワイヤは中国で価格競争激化。橋梁分野で追加費用特損。2013年3月期は銅索が堅調推移。1月11日に急騰。11月1日以来約2カ月ぶりの高値。ワイヤーロープ(鋼索)の大手であり、「首都高速道路会社が1兆円規模の大規模改修に乗り出す方針」の報道キッカケ。

チャートでは、2009年6月18日の418円を高値とする下降トレンドの中にあります。この中で、2011年6月14日の347円を高値に7月15日に299円で売転換となって急落し、10月5日の153円まで下落しました。一旦10月13日の191円まで反発するものの再下落し、12月29日には145円と安値を更新する動きとなりました。今年になって復興関連の小型株が動意づき、この銘柄は橋梁関連株として1月23日の204円まで買われました。昨年10月13日の191円を上に抜けましたので、10月5日の153円、12月29日の145円の二点底を確定した形で押し目買い有利と考えられます。

東京製綱

8803 平和不動産 東証1部

四季報新春号によると、賃貸は既存ビルの賃料下げを新規物件で補う。ただ、修繕費が圧迫。マンションが多少増益でも不動産開発で好物件売却なく営業益反落。株価評価損は縮小。2013年3月期は賃貸の低調が響き営業益横ばい。

業績的には買えませんが、チャートからは業績の良い不動産株が買われたあと、低位の出遅れ株として買われる可能性は高いといえます。2009年9月3日の高値354円からの下降トレンド(A)の中にあり、2011年3月15日の166円まで下落して下値ラインに到達したあと、下向きの先細三角形の下げ方となって今年1月20日の177円で買転換が出現しています。ここからは上値下降ラインに接近する上昇となる可能性があります。押し目買い有利と考えられます。

平和不動産

 

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