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「柴田法則」個別銘柄分析1月第5週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析1月第5週

2012/1/30
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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6218 エンシュウ 東証1部

四季報新春号によると、収益柱の工作機械がアジアの自動車向け軸に増加。震災で出足苦戦の2輪、自動車部品加工も右肩上がりに回復。現地調達生産など原価低減効果が想定超。会社計画は後半慎重。2013年3月期は工作機械のアジア向け成長持続。部品加工も底堅い。

チャートをみると、2008年5月20日の168円を高値、2009年3月13日の41円を安値の基点とする長期の三角保ち合い(A)の中にあります。この中で、2011年8月1日の121円の高値から短期下降トレンド(B)を形成し、10月5日の79円、11月10日の79円とダブル底となって12月2日の93円で買転換が出現し、1月12日の88円まで押し目を入れて切り返して上昇トレンド(C)を形成しつつあります。目先的には86円を終値で切ると損切り前提、中期的には79円を終値で切れば損切り前提の投資となります。昨年8月1日の121円を上に抜けると長期の三角保ち合いの上放れの形となりますが、当面は120円が堅い上値のフシとなりそうです。

エンシュウ

6727 ワコム 東証1部

四季報新春号によると、米国のOEM減りビジネス製品下降。が、タブレットは欧州向け懸念もコンシューマー用新製品下期寄与。プロ用が材料調達下期回復。国内牽引しコンポーネント黒字化。円高・開発費増吸収。2013年3月期はタブレット堅調。

過去1年のチャートは、昨年1月13日の143,500円の高値をつけてもみあっているところで、3月11日に大地震が発生して急落したあとも下げ止まらず、下降トレンド(A)を形成しました。この中で、8月9日の77,200円で底打ちとなって反発し、9月9日の95,900円まで反発してもみあい、9月14日に95,000円と小さなダブル天井となって再下落し、9月26日の82,500円で二番底となりました。二番底をつけたあと、上方修正を受けて急騰し、12月12日には126,500円の戻り高値をつけました。現在、126,500円を高値、12月22日の111,400円を安値にボックス相場(B)を形成しています。今後もスマートフォンやタブレット端末市場の急成長が予想されますので、押し目は買い有利と考えられますが、12月22日の111,400円を終値で切ったので、チャート上は下放れの形となります。

ワコム

6504 富士電機 東証1部

四季報新春号によると、構造改革によるHD媒体止血、自販機テコ入れ効く。電力は端境期脱出、放射線量計の需要増。変電設備、インバーター拡大。2013年3月期はパワー半導体が牽引。ただし、1月18日にJ・Pモルガンが投資判断をニュートラルに引き下げ。理由は、中国金融引き締めの影響でパワー半導体などは下振れる可能性が大きいとする。

チャートをみると、2009年3月11日の77円を大底に上昇を開始し、2010年4月9日の305円で当面のピークをつけました。その後、6月21日の292円の戻り高値をつけて10月29日の182円まで下落し、ここから2011年2月16日の290円まで戻るものの、3月11日の大地震で3月15日の166円まで急落しました。その後の動きは、6月21日の292円を高値に上値を切り下げ、下値では180円水準にサポートされた左下を直角とする三角保ち合いとなっています。この直角三角形の中で、9月26日に185円の安値をつけて反発し、10月28日の241円、11月4日の241円と日足でのダブル天井をつけて下落し、今年1月18日の200円まで下げて再上昇し、1月20日に222円で買転換出現となりました。押し目買いの形です。

富士電機

6208 石川製作所 東証1部

四季報新春号では、上期受注高約48億円と前年同期比4割増。新型段ボール製函印刷機械好伸。機械受託生産や防衛機械増勢。2013年3月期は段ボール機械踊り場でも原価圧縮など効き営業増益。復配期待。

2007年7月18日の164円の高値をつけてからの下降トレンド(A)の中で、2008年10月8日の38円で底打ちとなり、2009年11月24日に45円の二番底をつけて2010年4月13日の126円まで上昇しました。ここで、5月25日の126円でダブル天井となって8月12日の60円まで下落したあと、2011年3月2日の96円まで上昇したところで大地震が発生し、3月15日の40円まで急落しました。75円まで自律反発したあとは、50円を安値にもみあい、12月19日に68円で買転換出現となりました。

石川製作所

7721 東京計器 東証1部

四季報新春号によると、油空圧機器は建機向け好調。防衛・通信機器の上期出荷増、採算改善効果大。期末公共関連の流体機器出荷寄与で通期営業増益幅拡大。2013年3月期は流体機器等に震災需要発生、営業益横ばい維持。今年は北朝鮮・イラン問題があり、防衛関連銘柄として時々買われる場面が考えられます。

2007年12月13日の351円を高値に下降トレンド(A)を形成し、この中で2009年2月24日の93円で底打ちしました。ここから2010年3月24日の185円まで上昇後、下値を試す動きとなり、2011年3月15日には大地震を受けて75円まで急落しました。この下げをイレギュラーだとすると、下値を徐々に切り上げる上昇トレンド(B)となっています。3月15日の75円をつけて8月17日の134円まで反発後、三角保ち合いとなり、ここを上放れして12月19日の175円をつけました。ここから12月30日の129円まで下げたあと反発し、今年1月17日に154円で買転換となっています。そんなに動く銘柄ではありませんが、今年は防衛関連が物色されてきています。

東京計器

 

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