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「柴田法則」個別銘柄分析1月第4週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析1月第4週

2012/1/23
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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7236 ティラド 東証1部

四季報新春号では、下期は柱のラジエーターが建機、2輪向け好調。乗用車向けも国内挽回生産で膨張。原材料高や人件費を増産効果で吸収。営業横ばい。為替差損縮小。12年3月期は上期のトヨタ減産や鋼などの原料高が響き経常減益。2013年3月期は中国や東南アジア拡大。

チャートは、2008年9月のリーマンショックを受けて、2009年2月24日の98円で底打ち。ここから上昇トレンド(A)を形成。この中で、2011年2月15日の434円まで上昇して高値圏でもみあっている時に、3月11日の大地震が発生して3月15日の243円まで急落。ここから7月20日の397円まで反発するも二番天井となって下落し、上昇トレンド(A)を切った後は下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンド(B)の中で、11月28日の232円、12月22日の231円とダブル底となって反発し、下降トレンド(B)を上に抜けて1月13日の269円で買転換出現となりました。230円台前半は強力な下値抵抗ゾーンとなっています。中期の下降トレンド(C)の中にありますので、短期売買となります。

ティラド

3402 東レ 東証1部

1月14日の日経新聞によると、2011年4-12月期の連結営業利益は前年同期比25%増で、4-12月期の営業利益としては過去最高。2012年3月期通期の営業利益は4期ぶりに過去最高となる見通し。2013年3月期はFPD復調。炭素繊維の出荷増え、採算改善で続伸。

チャートをみると、2008年9月のリーマンショックを受けて10月27日の350円で底打ちし、自律反発したあと再下落となって2009年3月9日の350円でダブル底となって大きな上下動の上昇トレンド(A)を形成しています。この上昇トレンド(A)の中で、2010年7月1日の安値420円から2011年3月4日の643円まで上昇したところで、3月11日の大地震発生を受けて3月15日の444円まで急落し、その後大きな三角保ち合い(B)となって煮詰まりつつあります。業績からみると、上放れてもおかしくないところですが、全体の出来高が少なく大型株がなかなか買われにくい状況となっています。また、1月16日(月)の市場では薄型パネルディスプレー関連製品の需要回復の遅れから未達リスクがあるとして▼11の539円となりました。

東レ

4712 アドアーズ ジャスダック

四季報新春号では、ゲームの不採算店13店閉鎖が効く。人件費低減も進め営業増益幅拡大。金利減。13年3月期はゲーム横ばい圏だが、自販機運営委託フル寄与。コアなファンが多く景気の影響を受けにくいメダルゲーム専門店を中心に運営。経営者が交代して不採算店を整理したことは好材料。

2009年7月23日の123円を戻りのピークにして下降トレンド(A)を形成。この中で、2011年2月4日の90円まで戻した後のもみあいの中、3月11日の大地震が発生して3月15日の40円まで急落。ここから緩やかな上昇トレンドを形成し、9月8日に85円まで戻して下降トレンド(A)を上に抜ける。ここで押し目を形成して9月26日の56円まで下げて10月17日の81円をつけ、11月28日の62円まで押し目を入れて今年1月13日に74円で買転換が出現しています。適度に上下動を繰り返しながら上昇トレンド(B)を形成し、出来高を増加してきています。チャートからみると、中長期方針(6カ月以上)で保有してよいでしょう。ただし、急伸・大商いでは一旦の利食いをして、下げたら買い直すということでもよいでしょう。

アドアーズ

4100 戸田工業 東証1部

四季報新春号では、電池材料はEV特化が奏功。順調拡大。カラートナー用伸長。環境エンジン事業も寄与。営業増益。純益横ばい。2013年3月期は不採算比率低下。12月15日に三井造船との新開発リチウムイオン電池正極材事業での提携と工場建設を発表。

10月5日の551円の安値をつけて下値を切り上げる直角三角形の保ち合いとなり、11月4日に608円で買転換が出現して12月1日の688円まで上昇し、押し目を入れていました。12月15日に614円まで押し目を入れて再上昇し、1月13日に692円でろく買出現となっています。下降トレンドライン(B)を抜きかかっており、一旦利食っても再び押し目買いの形といえます。12月15日の614円を終値で切ると調整が長引くと思われます。

戸田工業

6305 日立建機 東証1部

四季報新春号では、建機は日米の需要増が中国失速をカバー。好採算の保守も拡大。円高(下期1ドル=77円想定)は値上げで吸収し営業益続伸。2013年3月期は中国底打ち。資源国続伸。

チャートをみると、2011年4月4日の2,149円からの下降トレンド(A)の中で、9月29日の1,186円で当面の底打ちとなって反発し、下降トレンド(A)を上に抜けて10月31日の1,588円まで上昇。ここから再下落となって11月25日の1,265円、12月19日の1,262円とダブル底をつけて反発し、1月18日に1,419円で買転換となって12月1日の直近高値1,435円を抜いてきましたので、ダブル底の形が確定して押し目買いの形と考えられます。

日立建機

 

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