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「柴田法則」個別銘柄分析12月第4週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析12月第4週

2011/12/26
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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6317 北川鉄工所 東証1部

収益柱の工作機械が中国、アジアで大幅増。金属素形材も自動車向け軸に高水準。円高進行きついが、操業度改善効果が上回り営業増益。税負担正常化。13年3月期もアジア向けに工作機械の堅調続く。

2009年11月27日の77円で底打ちとなって急騰し、2010年4月12日の200円まで上昇しました。ここを戻りのピークに上値を切り下げ、下値では100円台が強力な下値ゾーンとなっています。今年になって大震災直後の3月15日に105円をつけて3月23日の182円まで反発し、下落となって9月26日には106円まで下げ、ダブル底のような形から12月14日の152円まで上昇しました。しかし、全体の地合い悪く、12月19日に133円で売転換となっています。12月14日の152円を突破できれば一段高となる可能性があります。

北川鉄工所

6470 大豊工業 東証1部

国内自動車部品が震災影響から脱却。主力のメタルはトヨタ以外の顧客開拓も寄与して好伸。タイ工場停止の収益影響は限定的で営業益強含み。13年3月期は国内自動車向けが軟調も新興国向け軸受け好調で経常増益。

過去2年間のチャートの動きをみると、2009年11月30日の514円を安値、2010年4月30日の998円を高値とする大きな三角保ち合いとなっています。その中で、今年3月4日の907円を高値、3月15日の575円を安値とする三角保ち合い(A)を形成していましたが、9月29日の786円を高値に11月11日の604円まで下げて一旦下放れの形となりました。ここから12月5日の715円まで戻すものの、三角保ち合い(A)の上値斜線にアタマを押さえられて12月19日の631円と再び三角保ち合いを下放れした形となっています。現時点では、業績はそれほど問題ないため大きく下げていくということは考えにくいですが、チャートをみる限り12月5日の715円を上に抜けるのは難しいと思われます。

大豊工業

6355 住友精密工業 東証1部

熱変換器が急回復だが、好採算のMEMSは海外子会社を売却し、下期から低水準に。航空機部品も弱含み。営業益反落。13年3月期は、MEMSが国内特化で縮小。航空機部品、熱変換器伸びても営業益続落。

2009年11月26日の230円で底打ちとなり、底値圏でもみあって8月25日の250円で二番底となり、ここから急角度の上昇トレンド(A)を形成しました。この中で、今年6月23日の780円まで上昇し、ここをピークに急角度の下降トレンド(B)となって8月24日の412円で当面の底打ちとなり、緩やかな上昇トレンド(C)となっていました。しかし、11月7日の555円を戻りのピークにもみあったあと、12月20日に488円で売転換出現となって上昇トレンド(C)を下に切っています。基本的には、410円水準は強力な下値抵抗ゾーンとなるところですので、じっくり待ち伏せするところですが、目先は空売り有利と思われます。

住友精密工業

2432 ディー・エヌ・エー 東証1部

10月31日発表の11年9月上期の経常益は20%増の304億円に伸びたが、従来予想の325億円を下放れて着地。成長鈍化を懸念する売りが殺到。横浜球団買収も経営上は疑問の見方も。

チャートをみると、2009年10月5日の764円で底打ちして上昇トレンド(A)となり、2010年6月9日の2,959円まで上昇。ここから調整となって7月9日の2,062円、10月27日の1,970円と二点底となり、上昇トレンド(B)へ移行して今年8月18日に4,330円の高値をつけました。ここをピークに材料出尽しとなって下落し、横浜球団買収、大手グリーとKDDIとの訴訟問題、業績の下方修正から11月22日には2,104円までの急落となりました。2,000円台は抵抗ゾーンとなるところであり、この水準でもみあって12月20日の2,328円で買転換出現となりました。普通ですと、8月18日の高値4,330円から11月22日の2,104円までの下げ幅の1/3戻し(2,846円)を目指す動きとなりますが、全体の地合いが悪ければ、そこまではないかもしれません。

ディー・エヌ・エー

5393 ニチアス 東証1部

9月28日の四季報速報では、12年3月期はシール材好調だが、半導体向けフッ素樹脂が落ち込み、通期6%強の営業減益。だた、最終減益でも増配。12年1-3月期(第4四半期)以降は、世界景気に左右される自動車部品の動きが不透明なため、会社側は通期見通しを慎重にしている。

チャートを見ると、2009年3月12日の181円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で今年3月23日に537円でピークとなり、5月23日の419円まで下落して反発するものの、7月8日の483円が戻り高値となって、その後、下向きの先細三角形の保ち合いの形となって上昇トレンド(A)を下に切っています。高値圏でこのような形が出ている時は下放れする可能性が高いので、損切りポイントを決めて、実行できれば空売り有利と考えられます。

ニチアス

 

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