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「柴田法則」個別銘柄分析12月第2週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析12月第2週

2011/12/12
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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6502 東芝 東証1部

12月6日の四季報速報で、社会インフラはスイス社買収上乗せ、医用増勢。半導体利益拡大テコに営業増益。ただ柱のNAND遅れ気味。タイ洪水も下押し。会社計画は未達成感。2013年3月期は液晶外れるがNAND堅調。最高益。

チャートでは、2009年2月23日の204円で底打ちして上昇トレンド(A)を形成。この中で、2009年10月23日の572円、2010年4月30日の556円、2011年2月17日の553円と三山を形成し、3月10日に500円で売転換出現となりました。このあと、3月11日の大地震を受けて3月16日の309円まで急落し、下降トレンド(A)を下に切り、すぐに自律反発するも5月11日の458円までで、すぐに下落となって9月12日の289円で当面の底打ちとなりました。ここから10月28日の370円まで反発して11月17日の308円まで下げて二番底の形となっています。二番底の確定は10月28日の370円を終値で超えた時になります。

東芝

9104 商船三井 東証1部

11月30日の四季報速報では、バラ積み船運賃市況陥没、後半上向くも力不足。8月・9月欧州コンテナ船値上げ交渉不調が想定外。12年3月期は自動車船の輸送減や燃料高も利益を圧迫し経常減益。2013年3月期は自動車船復調。タンカー上向く。

昨年4月21日の高値714円をピークに(1)→(2)→(3)と徐々に角度の大きい下げ方となり、特に今年2月18日の590円の高値からは大地震、円高、欧州債務不安、アメリカ経済の後退懸念を受けて今年11月25日には219円までの急角度(3)の下落となりました。この急角度(3)の下げ方の中で、下値をみてみるとA→B→Cと徐々に角度を緩やかにする下落となって219円の安値をつけ、12月1日に259円で買転換出現となって下降ライン(3)を上に抜けてきました。業績からは買えませんが、中国の3年ぶりの金融緩和スタンスへの転換や世界的な利下げの流れの中で金融相場となれば、出遅れ銘柄として買われてくる可能性があります。

商船三井

6358 酒井重工業 東証1部

四季報では、道路機材の国内は期初の復旧特需を西日本の低調が相殺。だがインドネシアなどアジア新興諸国向け事業が好調で、9月の中間決算を上方修正するなど足元の業績は好調に推移し、12年3月期見通しも増収増益。

チャートをみると、2008年6月6日の高値268円からリーマンショックを受けて10月28日の101円まで下落となりました。この101円で底打ちして終値ベースでは110~184円のボックス相場が現在まで続いています。このボックス圏の中で、今年3月11日の大地震を受けて3月15日の114円まで下落したあと、急反発して3月25日の195円まで上昇するものの、円高と世界景気の後退懸念から下落しました。しかし、下値は9月26日の126円、11月10日の124円とダブル底のような形を作り、12月5日に142円で買転換出現となりました。大きなボックス圏(110~184円)の中で小さなボックス圏(126~173円)の動きとなる可能性があります。

酒井重工業

7250 太平洋工業 東証1部

四季報によると、採算良いタイヤ空気圧監視システムは米国中心に堅調。国内自動車部品は震災影響による減産幅が想定下回る。挽回生産で埋めきれないが営業減益幅は縮小。

中期のトレンドをみると、2010年1月21日の563円を高値に本格調整となり、11月2日の302円まで下落しました。ここから大幅上昇となって2011年2月16日の549円まで戻し、もみあったあと3月8日に463円で売転換が出現し、3月11日に大地震が発生して3月15日の316円まで急落しました。その後の戻りは弱く、8月1日の469円を戻りの一番天井、9月30日の453円を戻りの二番天井として急角度の下落(短期の下降トレンドB)となりました。この下降トレンド(B)の中で、11月24日に323円の安値をつけて安値圏でもみあい、下降トレンド(B)を横に抜けて12月6日に357円で買転換出現となりました。11月17日の365円を終値で突破できれば、400円を目指す形です。

太平洋工業

6140 旭ダイヤモンド工業 東証1部

震災で顧客の在庫確保高まり、期初の操業改善効果が想定超。国内の自動車、機械向けは後半に復調。だが収益柱の電着ダイヤモンドワイヤ中だるみで採算低下。12年3月期は経常増益で増配。

2009年3月12日の392円で底打ちとなり、2010年6月14日の1,612円まで上昇したあと10月6日の1,715円、今年2月3日の1,699円と三山を形成し、3月11日の大地震が発生して3月15日の1,011円まで急落しました。ここから急反発となって昨年の高値も更新し、8月1日の1,935円でピークとなりました。予想よりも収益が伸びなかったことで急落となり、10月5日に963円まで下落して10月28日の1,280円まで自律反発するものの、再下落となって11月24日に960円でダブル底をつけ、11月29日の1,035円で買転換が出現し、8月1日の1,935円からの下降トレンド(A)を上に抜けました。本格的な戻りは10月28日の1,280円を上に抜けてからと思われます。

旭ダイヤモンド工業

 

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