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「柴田法則」個別銘柄分析12月第1週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析12月第1週

2011/12/5
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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3865 北越紀州製紙 東証1部

11月14日に大王製紙を除く製紙大手5社の2011年4-9月期連結決算が出揃い、最終損益は北越紀州製紙を除く4社が前年同期比で悪化。北越紀州製紙が増収増益となったのは、震災で被災した他社の印刷・情報用紙について代替供給を進めたため。12年3月期は国内需要は厳しいが紀州の統合効果で経常増益。

チャートをみると、2008年10月27日の292円で底打ちとなり、この年の12月20日の577円まで上昇。その後、3月10日の335円まで下落し、ここを下値に上は577円の大きなボックス圏の中の動きとなっています。この中で、今年の大地震直後の3月16日に338円の安値をつけたあと9月30日の567円まで急上昇し、ここをピークにもみあって10月13日に521円で売転換出現となりました。業績は現時点で問題無いようですので、リバウンド狙いとなります。

北越紀州製紙

6368 オルガノ 東証1部

11月2日に発表した2011年4-9月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.9倍の10億円だった。大震災で被害を受けた水処理の点検や補修の受注が増加。電子部品向け装置の販売増が寄与し、イオン変換樹脂や水処理薬品の販売減を補った。

チャートをみると、2009年6月9日の830円の戻り高値をつけたあと、この年の11月27日の530円まで調整し、ここから2010年4月28日の750円まで上昇しました。しかし、ここを戻りの二番天井にして大きな幅の下降トレンド(A)を形成してきました。この中で、今年2月8日に659円の高値をつけたあと、3月11日に大地震が発生して3月17日の433円まで急落しました。しかし、すぐに3月18日の493円で買転換が出現し、上昇トレンド(B)を形成して下降トレンド(A)を上に抜け、6月15日には641円まで上昇しました。ここから8月9日の542円まで下落したあと反発するものの、10月6日の564円まで再下落して短期の二番底の形となり、10月25日に617円で買転換が出現して11月15日の655円まで上昇しました。ここから押し目を形成しています。

オルガノ

6723 ルネサスエレクトロニクス 東証1部

11月30日の四季報速報で、前期リストラに加え開発費を当初計画から140億円削減、賃金カットにも踏み切るが、那珂工場被災による前半の不稼動損がきつい。13年3月期は稼動正常化。不採算品撤退で最終黒字に持ち込む。

2010年4月30日の高値1403円からこの年の8月13日の639円まで大幅下落し、この639円と2011年2月18日の1,015円を基点とする下向きの先細三角形の下げとなっていました。この煮詰まったところで9月12日の453円の安値をつけ、2012年3月期の赤字転落を一旦織り込んで反発となり、11月7日の621円まで上昇しました。そこから再下落して11月24日の480円まで押し目を入れて反発しています。今期赤字転換で来期黒字転換への期待から、まず621円まで買われ、今後その進み具合をみるということで一旦下げています。この場合、9月12日の453円を終値で切ると黒字転換は難しいという見方になります。

ルネサスエレクトロニクス

6393 油研工業 東証1部

会社四季報では、中国・インド・韓国向けが好調続くとし、国内も緩やかな回復継続。徐々に量産効果高まり、円高目減り吸収。営業増益。11月10日の決算発表も前回と変わらず。

チャートをみると、下値は2009年11月19日の102円の底打ちから緩やかな下値切り上げとなり、上値は終値ベースで232円が抵抗ラインとなっています。この中で、今年7月4日に237円をつけたあと急落し、9月26日の151円まで下落して10月19日の180円まで反発後、再下落となって11月10日の145円まで下げました。11月10日に145円の安値をつけ、11月14日の162円まで自律反発したあと再下落となっています。このまま下げても140円水準は下値抵抗ゾーンとなります。

油研工業

1951 協和エクシオ 東証1部

11月9日の日経新聞によると、通信工事大手3社の2012年3月期は揃って連結経常増益見通し。協和エクシオは3子会社を8月に完全子会社化し、管理部門の効率化で経常利益4%増の138億円の見通し。11月7日に発行済株式数の3.13%にあたる350万株を上限に自社株買いを実施する発表。

2008年9月9日の高値1107円からの下降トレンド(A)の中で、下値の下げ角度が(1)→(2)→(3)と緩やかになり、今年3月15日の657円(ザラ場安値605円)を安値に緩やかな上昇トレンド(3)に移行しています。この下降トレンド(A)の中で、今年5月6日の863円の戻り高値をつけたあと短期の下降トレンド(B)となっていましたが、10月28日の675円を安値にもみあって下降トレンドを上に抜け、11月30日に739円で買転換出現となって押し目買いの形となっています。

協和エクシオ

 

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