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「柴田法則」個別銘柄分析10月第4週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析10月第4週

2011/10/24
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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6502 東芝 東証1部

9月5日の四季報速報では、半導体の利益倍増軸に営業益一段増だが利益率が高い主力NANDの進捗が遅れ気味となっています。会社計画に未達懸念が出ているようです。

チャートをみると、2009年2月23日の204円で底打ちとなって上昇トレンド(A)を形成し、この中でこの年の10月23日の572円をピークに2010年1月15日の547円、4月30日の556円と三山を形成し、その後、9月2日の380円まで調整しました。ここから再上昇となって、今年2月17日に553円まで上昇してもみあい、3月10日に500円で売転換が出現した翌日3月11日に大地震が発生し、3月16日の309円まで急落しました。ここから5月11日の458円まで反発するものの、急激な円高を受けて再下落し、3月16日の309円の年初来安値を更新して9月12日の安値289円をつけました。この安値圏でもみあって小さな三角保ち合いを形成し、10月7日に320円で短期の買転換となって上放れしました。しかし、下降トレンドの中での反発であり、大きく戻れば空売り有利になると思われます。

東芝

1888 若築建設 東証1部

海上土木の中堅企業。10月7日の四季報速報では、今期は11年4-6月期の単体受注が前年同期比47%減の38億となったが、宮城県受注の震災瓦礫処理で最大の処理量がある石巻ブロックの共同企業体に参加できたことで、2012年3月期単体受注高が目標の520億達成の可能性が出てきた。来期にも復興需要上乗せ期待。足元の業績は冴えないが、石巻瓦礫処理事業への参加をきっかけに業績復調を目指す。

チャートをみると、2007年6月7日の高値170円から下向きの先細三角形の下落となり、その煮詰まってきたところで2009年2月20日の15円を大底に先細三角形を上放れし、2009年6月18日の93円まで上昇。ここからの調整で2009年11月25日の39円、2010年10月25日の38円と二点底となって反発。その途中で、2011年3月11日に大地震が発生し、復興需要銘柄として3月25日には179円まで上昇しました。ここから3月28日の118円まで下落し、4月4日の143円まで反発したあと下降トレンド(C)を形成し、この中で5月26日の86円、8月9日の76円、9月26日の97円と三点底(逆三尊天井)となって10月14日に128円で買転換して直近の高値9月5日の126円を上に抜けました。これで基本的には逆三尊天井からの上放れの形ですが、本格上昇は4月4日の143円を終値で上に抜けてからとなります。その過程で空売りが多く入れば、信用取り組みが更に良くなり、予想以上の上昇の可能性もあります。

若築建設

5981 東京製綱 東証1部

9月12日の四季報速報では、タイヤ向けコートが回復し、能力増強のソーワイヤも数量膨らむ。ただ、中国太陽電池市場変調で価格軟化。道路、橋梁で追加費用発生し、採算悪化。原料高の転嫁進めても営業増益幅悪化。来期は落石防護や建機用ロープなど復興需要へ照準。

チャートをみると、2008年10月28日の104円で底打ちとなって上昇トレンドライン(A)を形成。この中で、2009年6月18日の418円を一番天井、9月11日の360円を二番天井にして調整入りとなり、上昇トレンドライン(A)を下に切って11月17日の179円まで下落。ここから上昇しましたが、上昇トレンドライン(A)が上値抵抗ラインとなって再下落し、2010年8月17日の179円まで下落。ここで11月17日の179円に対するダブル底の形となり、今年6月14日の347円まで上昇。ここを今年のピークに収益悪化懸念が出たことで、それを織り込む形で急落となり、10月5日の153円の年初来安値まで下落。ここから反発して10月12日の181円で買転換出現となっています。チャートからは、150円を切ると損切り前提の押し目買いの形となっています。今後の復興需要を考えれば、150円を下回っても中長期に有利な銘柄と考えられます。

東京製綱

6501 日立製作所 東証1部

昨年7月1日の313円からのチャートの動きをみますと、この313円を安値の基点、今年3月8日の523円を高値の基点とする三角保ち合いを形成しました。この中で、7月4日の492円を戻り高値として下落に転じ、8月8日に433円で売転換となって急激な円高進行とともに8月23日の383円まで下げ、三角保ち合いを少し切ったところで反発して9月1日の418円まで戻しました。ここから再下落となったところで、9月6日の分析で、このまま下げて8月23日の383円を終値で切ってくると、大震災時の3月15日の終値362円水準かザラ場安値334円を試すことになるとしました。

結局、10月5日に、3月15日の終値362円を少し下回る360円をつけて反発しています。10月21日は△3の402円となっていますが、このまま上昇しても9月1日の418円からは上値重く、この水準からは空売り有利となってきます。新規の買いは戻りのあとの下げで10月5日の安値360円を守れるかどうかとなります。終値ベースで3月15日の362円、10月5日の363円とダブル底のような形を作っていますので、360円を切ると一段安となって3月15日のザラ場安値334円を試しにいくことになるでしょう。360円を切るかどうかはその時の相場環境によりますので、360円水準に接近してきた時に判断することになります。

日立製作所

6796 クラリオン 東証1部

2011年四季報秋号で、市販用カーナビ急縮小。主力のOEMカードも自動車減産で上期2割減が想定上回る。下期は日産向け軸に受注活発。労務費や広告費圧縮に加え、事業所統廃合の寄与大。会社計画保守的で上振れ濃厚。

チャートをみると、2009年2月23日の35円で底打ち後、本格上昇となって2010年3月30日の238円のピークまで約1年1ヶ月で6.8倍化となりました。ここから、この年の10月22日の109円まで調整したあと、238円を高値、109円を安値とする左下を直角とする直角三角形の保ち合いを形成しています。この中で、徐々に煮詰まってきており、7月27日の175円の高値から9月26日の119円まで押し目を入れ、この水準でもみあって10月14日に136円で短期の買転換出現となったところです。チャートの形からは、上値は限定的ですので、そのまま上昇すれば160円台では空売りを考えてもいいかもしれません。

クラリオン

 

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