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「柴田法則」個別銘柄分析9月第2週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析9月第2週

2011/9/12
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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2602 日清オイリオグループ 東証1部

8月4日発表の2011年4-6月期連結決算は、純利益が前年同期比4.6倍の8億8,700万となった。対ドルの円高で海外から原料を調達するコストが改善し、収益を押し上げる。12年3月期通期見通しは従来予想を据え置く。ただし、4-6月期の純利益は4-9月予想を上回っており、通期見通しを上回る可能性が高い。

チャートをみると、2008年9月17日の高値650円からの下降トレンド(A)の中にあります。この中で、2010年11月2日の341円で当面の底打ちとなり、今年3月8日の463円まで反発するものの、下降トレンドライン(A)にアタマを押さえられ、さらに、3月11日の大地震発生で3月15日の352円まで急落しました。その後、3月22日の422円まで自律反発した後は再下落となり、8月9日の354円まで下げてもみあい9月1日に372円で買転換出現となりました。業績の好調さと株価の位置から考えると買い有利といえると思いますが、まだ下降トレンド(A)の中で、今年3月8日の463円からの短期の下降トレンドライン(B)に上値を押さえられています。

日清オイリオグループ

6481 THK 東証1部

9月5日の四季報速報では、主力の直動案内機器がアジアの工作機械や一般機械向け軸に堅調維持。半導体製造装置向けの減速を補う。自動車部品も黒字発進。操業度改善が人員増、償却増を吸収。営業外に為替差損懸念。今期の配当は6円増の22円を予定。美術品や電子機器の設置部分に装着する小型免震装置開発。防災関連で問い合わせ増。受注確定は来期以降か。

チャートをみると、2008年12月8日の815円で底打ちとなり、長期の上昇トレンドとなっていましたが、今年2月7日の2,322円で高値をつけ、もみあっているところに3月11日の大地震が発生し、3月15日の1,658円までの急落となりました。その後、ここを安値に三角保ち合い(A)を形成していましたが、この中で7月8日の2,158円の戻り高値をつけたあと、7月28日に2,035円で売転換出現となり、円高やNYダウの暴落を受けて三角保ち合いを下放れしました。8月22日に1,435円の安値をつけたあと、8月25日に1,522円で短期の買転換となって8月29日の1,605円まで上昇するものの、再びNYダウが急落となったことで、9月5日は▼43の1,414円となりました。

THK

6501 日立製作所 東証1部

8月4日に「三菱重工と経営統合に向け協議を始めることで基本合意した」と一部報道。9月5日の四季報速報では、経営統合は、日立が全面否定。従来路線での部分連合がせいぜいかという見方。HDD事業の期中売却で後退。自動車依存度1割超で、前半の減産の影響痛い。巨額株売却益で最高純益。

チャートをみると、2009年2月24日の230円、12月1日の227円とダブル底の形を作って直近の高値5月11日の404円を突破し、2010年4月30日の424円まで上昇して7月1日の313円まで押し目を入れたあと、今年3月8日に523円の高値をつけました。ここで一服となったところに3月11日の大地震が発生し、3月15日の334円まで急落しました。

ここから戻りに入るものの、7月4日の492円が二番天井となり、8月8日に433円で売転換出現となり、8月23日に383円まで下落して9月1日に418円まで反発して再下落となっています。結局、2009年12月1日の227円の安値からの上昇トレンド(A)を一旦下に切って反発するものの、上昇トレンドライン(A)が上値抵抗ラインとなって再下落となっています。

日立製作所

6504 富士電機 東証1部

重電準大手で自販機首位。受変電設備等に復興筋需要。発電機器はアジア・中近東向け拡大。インバーターなどもアジア牽引。放射線測定器、無停止電源に引き合い急増。産業用変電機を自前展開。7月28日の決算発表では、4-6月期連結最終赤字だが、今期連結最終益は120億円。

2009年3月11日の77円で底打ちとなって反発し、その後の下げで7月13日の123円、11月27日の121円でダブル底となって本格上昇となり、2010年4月9日の305円まで上昇しました。ここをピークに上値を切り下げる形となり、長期的には大きな三角保ち合い(A)となり、9月5日の206円でろく売となってこの保ち合いを下放れした形となってきました。

富士電機

8001 伊藤忠商事 東証1部

8月1日の決算発表で4-6月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.2倍の903億円と四半期ベースで過去最高に達した。12年3月期見通し(2,400億円)に対する進捗率は38%。為替が1ドル=80円想定のため、12年3月期の業績見通しは据え置き。

チャートをみると、2008年10月28日の380円、2009年3月4日の393円とダブル底のような形となって上昇トレンド(A)を形成し、この中で、2010年4月15日に909円の高値をつけました。ここを当面のピークに調整となって上昇トレンド(A)を少し下に切り、7月22日の659円まで下落しました。ここを安値に再上昇となって、今年1月27日に930円と一旦上昇トレンド内に復帰するものの、3月11日に大地震が発生して3月15日の666円まで急落しました。ここから反発して7月26日に924円まで上昇しましたが、1月27日の930円に対するダブル天井のような形となり、世界同時株安から下落して8月24日の758円まで下げ、そこから9月1日の826円まで反発するものの、上値重く再下落となっています。チャートの形としては、上昇トレンド(A)を一旦下に切り、同じ上昇角度で上昇トレンド(B)となっています。このような形ですと、8月24日の758円を切ると、上昇トレンド(B)を切って大きな下落となる形です。目先は、9月1日の826円を上に抜ければ、860円くらいまでの上昇は期待できると思いますが、8月24日の758円を下に切ると、3月15日の666円を試す動きが想定されます。主力株のチャートは、ほとんど崩れているか形が悪くなっています。

伊藤忠商事

 

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