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「柴田法則」個別銘柄分析7月第3週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析7月第3週

2011/7/19
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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2531 宝ホールディングス 東証1部

11年3月期は主力の焼酎の不振と大震災に伴い特別損失を計上することなどでやや減収減益に。ただし、12年3月期は買収した仏の日本食材輸入卸が通期寄与し、増収・増益を見込む。現在の株価は、チャートをみると、2008年9月29日の772円と2009年8月31日の674円を結ぶ下降トレンドの中で大底圏に近いところにあります。2009年8月31日の高値674円からの下降トレンド(B)を7月6日の430円を安値に抜け出して450~500円の狭い範囲でもみあっていましたが、2010年12月2日の505円を高値に押し目を形成しているところで大地震が発生し、3月17日の350円までの急落となりました。

3月17日の350円を安値に3月25日の417円まで反発し、そこから押し目を形成して6月9日の380円まで下げて再上昇し、7月1日の413円で買転換が出現して7月8日には435円の高値をつけました。3月25日の417円を終値で抜けましたので、目先二番底を確認した上昇となっています。

宝ホールディングス

2768 双日ホールディングス 東証1部

11年3月期は、商品市況の上昇で、営業利益は132.6%増。経常利益3.3倍増、年間配当は前期比0.5円増の3円。12年3月期は石炭などの資源価格の上昇や取り扱い数量増で資源分野の伸び続き、増収増益の見込み。

チャートをみると、2008年4月30日の428円を高値に9月のリーマンショックを受けて暴落となり、2009年2月25日の103円で底打ちとなりました。ここから、この年の6月15日の239円まで上昇後は、103円を安値の基点とし、239円を高値の基点とする三角保ち合い(B)を形成しています。この中で、今年2月17日の198円まで上昇後、もみあっているところに3月11日の大地震が発生し、3月15日の116円まで急落しました。ここから3月24日の170円まで上昇後、5月25日の140円まで押し目を入れて反発し、7月7日に158円で買転換出現となっています。2年半近い三角保ち合いの中で徐々に煮詰まっており、いずれ2月7日の198円を抜けると本格上昇となりますが、目先は180円水準で止まるところと思われます。

双日ホールディングス

7731 ニコン 東証1部

6月7日の四季報速報で、12年3月期は営業利益25%増の680億円に続伸、上期は震災の影響を受けるが、下期に一服レフデジカメなど巻き返すとなっています。チャートをみると、2009年2月24日の843円を安値の基点とし、2010年3月17日の2,210円を上値の基点とする大きな三角保ち合い(A)となっています。この中で、今年2月2日の2,025円の高値をつけてもみあっていたところに3月11日の大地震が発生し、3月15日の1,409円まで急落しました。ここからは好業績を背景に順調に戻りを試し、6月22日には2,033円と2月2日の2,025円をザラ場で抜きました。目先は材料を織り込んで高値圏でもみあっていたところに欧州財務懸念が拡大し、ユーロが急落して1ユーロ=111円台の円高となったことで、欧州への輸出比率の高い当社は売られて7月13日に1,810円で売転換が出現しました。3月15日の1,409円から6月22日の2,033円まで上昇して年初来高値をつけたところですのでタイミング的にも一旦調整するところでした。基本的には上昇幅の1/2押し(1,721円)水準以下を待つところです。1/2押し水準で止まって、次の上昇で6月22日の2,033円を終値で抜くとダブル天井に近い形からの押し目の後の上放れとなって本格上昇となってくると考えられます。

ニコン

6326 クボタ 東証1部

11年3月期は2桁営業増益となり、年間配当金を前月比2円増の14円としました。12年3月期は売上高の約7割を占める主力の機械部門が海外事業で堅調と見込んでおり増収増益を予想。東日本大震災の影響が不透明として通期計画を開示していなかったが、6月20日に今期見通しを発表したことで反発へ転じています。

チャートをみると、2009年2月23日の423円の底打ちから上昇トレンド(A)を形成し、この中で7月31日の872円、2010年1月13日の945円、4月6日の893円の三尊天井となって下降トレンド(A)を下に切り、2010年7月20日の648円の安値をつけました。ここから今年2月14日の923円まで上昇し、もみあっているところで3月11日の大地震が発生して3月15日の660円まで下落しました。ここから3月22日の845円まで自律反発するものの大震災の影響を受けて6月20日の661円まで下落し、3月15日の660円に対するダブル底の形となって反発し、下降トレンド(B)を上に抜けて7月4日に732円で買転換出現となっています。

クボタ

4004 昭和電工 東証1部

7月8日(金)の日経新聞で「2011年1-6月期の連結営業利益は、前年同期比13%増の200億円程度と従来予想の170億円を上回った模様」と報じられる。主力の石化事業の採算改善とハードディスク駆動装置(HDD)用磁気ディスクが回復。世界的にHDD需要が底入れ感。

4月27日の150円を安値とし、7月8日の173円を高値とするもみあいを継続中となっています。このもみあいの中で上値を試す動きとなっており、日経平均が反発に転じれば小さなもみあいの上放れとなって、まずは180円台を試す形です。本格的に戻りを試すには2月8日の194円を突破する必要がありますが、そのためには日経平均の上昇に伴い全体の出来高増が必要といえます。

昭和電工

 

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