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「柴田法則」個別銘柄分析7月第1週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析7月第1週

2011/7/4
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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7201 日産自動車 東証1部

6月23日に会社は2012年3月期の業績見通しを発表。売上高は前期比△7.1%だが、営業利益は4600億円と増収ながら前期比△14.4%の減益見込む。ただし、震災からの早期復旧を受け、通期配当は20円へ増配。

5月11日に参考銘柄として750円前後で買って800~830円の利食いとしました。この日は784円の終値でしたが、翌日771円を安値に5月13日の839円まで上昇して押し目買いのチャンスは来ませんでした。ここから押し目となって6月7日に764円まで下落して反発し、6月21日に820円で再び買転換が出現して6月28日には853円までの上昇となっています。

日産自動車

6319 シンニッタン 東証1部

11年3月期は、新興国需要を背景に自動車業界と建設機械業界向けの鍛造品が伸び大幅増収増益で年間配当7円増の10円となる。12年3月期については、会社側は未定としているが、日経の予想では海外向けの鍛造品は引き続き好調ということで増収増益を見込んでいる。

チャートをみると、リーマンショックを経て2009年12月11日に183円で底打ちとなり、下値を(1)→(2)→(3)と切り上げる上昇となっています。この中で、今年2月15日に484円の高値をつけ、もみあって3月8日の441円で売転換が出現したところで3月11日に大地震が発生し、3月16日の231円までの急落となりました。この231円を安値に反発となって4月5日の403円まで上昇するものの、5月9日の399円でダブル天井のような形となって5月16日に360円で売転換が出現し、6月20日の283円まで下落しました。ここから3月16日の231円に対する2番底の形となって反発し、6月28日に338円で買転換が出現したところであり、目先は390~400円を目指す形と考えられます。

シンニッタン

6952 カシオ計算機 東証1部

12年3月期は、デジカメ・G-SHOCKの好調や中国での電子辞書の拡販で経常増益。1-3月期の経常は30.6億円に黒字転換。6月4日付の日経新聞で「2013年3月期に連結売上高営業利益率を8%に引き上げる(11年3月期は3.5%)方針」と報じられましたが反応しませんでした。

チャートをみると、2009年8月31日の939円を高値に下降トレンド(A)を形成し、この中で、2010年4月30日の745円の戻り高値をつけたあと、急激な円高を受けて6月30日の525円まで下落しました。ここで底打ちとなって下降トレンド(A)を上に抜け、今年3月9日には742円まで上昇しました。しかし、3月11日に大地震が発生して3月15日の562円まで急落しました。ここから4月4日の670円まで反発するものの、5月17日の決算発表で「大震災の影響によって売上でマイナス600億、利益でマイナス150億」と説明されたことを嫌気し、3月15日の安値562円を切る動きとなりました。その後、6月10日の544円、6月20日の541円とダブル底の形となって反発し、6月22日に565円で買転換出現となっています。日経平均が戻りを試せば、いずれ水準訂正されてくると思われます。

カシオ計算機

6373 大同工業 東証1部

11年3月期は増収増益の黒字転換。12年3月期は大震災による減産響くも増収増益の見通し。ブラジル、タイ、インドネシアに2輪用チェーン、リム需要の好調続く一方で産業用も中国などで堅調。

チャートをみると、2008年6月6日の257円の高値から下向き先細三角形となり、この中で10月28日の124円で底打ちとなりました。ここから11月5日の190円まで上昇した後、124~190円のボックス相場(B)を形成しました。このボックスの中で、2010年11月2日の140円を安値に大幅上昇となって上放れとなり、今年2月21日の224円の高値をつけました。しかし、高値圏でもみあっている中、3月11日に大地震が発生して急落となり、今度はボックス(B)を下放れして3月15日の102円まで下落しました。3月22日の180円まで自律反発したあとはもみあいとなっていましたが、6月17日の146円を安値に再上昇となって6月23日に167円で買転換出現となっています。株価的には中途半端な位置ですが、6月17日の146円を終値で切らなければ、まずは180円、ここを突破すると200円台を目指す形と考えられます。

大同工業

6479 ミネベア 東証1部

6月20日の四季報速報で、2012年3月期はHDD関連の軟調や震災の影響を跳ね除け小幅増益となっています。会社側は大震災の影響による不透明感を理由に売上・利益ともに幅をもたせていますが、家電や航空機向けのベアリング、LEDバックライトの伸びを前提に増益を予想。

チャートをみると、2008年10月27日の200円で底打ちとなり、上昇トレンド(A)から急角度の上昇トレンド(B)へ移行し、2010年4月6日の593円でピークとなりました。現在は、この593円から大きな幅の下降トレンド(C)を形成しています。この下降トレンド(C)の中で、今年3月11日の大震災の発生で3月15日の342円まで急落し、3月31日の466円まで反発後、短期の下降トレンド(D)となって6月9日の383円まで下落しました。ここから反発となって6月24日に419円で買転換出現となっています。

ミネベア

 

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