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「柴田法則」個別銘柄分析6月第3週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析6月第3週

2011/6/20
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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5002 昭和シェル石油 東証1部

5月6日の決算発表で2011年1-3月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.5倍の204億円となった。2011年12月の連結業績は、純利益が前期比2.1倍の340億円と従来予想の185億円から上方修正した。6月2日の四季報速報で、太陽電池は、世界最大級の宮崎新工場が夏に全ライン稼動体制へ。供給能力で国内勢2位に。太陽電池の新工場立ち上げ費用が先行し、100億円近い赤字続くが、原油商で在庫関連益膨らみ増益幅拡大。

2007年7月17日の1603円の高値からのチャートをみると、上値で(A)→(B)、下値でも(C)→(D)と下げ角度を緩やかにし、現状では2008年7月7日の高値1278円、10月28日の安値664円を基点とする下向きの先細三角形の保ち合い(E)の形となっています。この中で、2010年3月12日の599円、7月1日の600円、8月26日の601円と三点底となって反発し、今年3月2日に797円まで上昇して一服しているところで3月11日の大地震が発生し、3月15日に619円まで下落しました。しかし、原子力発電の事故で、その代替エネルギーとして太陽電池が注目され、当該銘柄にスポットがあたって4月4日には912円まで上昇しました。この水準でもみあって5月10日に896円をつけましたが、2008年7月7日の1278円からの下降トレンドライン(B)にアタマを押さえられ、目先は二番天井となって5月13日に824円で売転換出現となっています。5月24日に、3月15日の619円から4月4日の912円までの上昇幅の1/2押し(766円)を少し下に切る729円まで下落しましたが、ここから6月1日の808円まで反発するものの全体の地合いの悪化から再下落となっています。

昭和シェル石油

4755 楽天 ジャスダック

楽天は6月2日に、2011年12月期に約1,000億円の損失を計上してクレジットカード事業を再編すると発表した。6月3日の四季報速報では、長らく懸案になっていた個人向け金融の過払い問題に決着をつけたことで税負担が減少。12年12月期は実効税率が大幅に低下する見込みとしている。6月9日の四季報速報では、主力の通販が順調に拡大、証券底打ち、旅行も震災逆風こなし、海外事業立ち上げ負担を補い営業増益。

チャートをみると、2009年3月13日の42,250円で底打ちとなり、上昇トレンド(A)となって2010年1月29日の74,300円まで上昇しました。この1月29日の74,300円をピークに5月6日の73,300円、7月22日の69,600円と順次上値を重くする順下げの三尊天井となって下降トレンド(B)へ移行しました。その後、この下降トレンドを下に切って2010年9月2日の56,200円の安値をつけ、ここを基点に再度上昇トレンド(C)となって現在に至っています。この上昇トレンド(C)の中で、今年3月4日の79,200円と高値を更新したあと、3月11日に大地震が発生して3月15日の61,300円まで急落しました。このあと、3月24日の76,900円まで反発して再下落となり、4月13日の69,800円まで押し目を入れたところで、業績の好調さや個人向け金融の過払い問題に決着をつけたことから売り方の踏み上げを伴って大幅上昇となり、6月8日には85,000円と年初来高値を更新しました。目先は上昇トレンド(C)の上値斜線にアタマを押さえられ、6月8日の85,000円、6月10日の84,400円と二山作って6月13日に82,400円で短期の売転換が出現しました。基本は、3月15日の61,300円から6月8日の85,000円までの上昇幅の1/2押し水準の73,000~75,000円を待つところと考えられます。

楽天

3402 東レ 東証1部

5月10日の決算発表で、11年3月期の連結決算は、売上高が前期比△13%の1兆5396億円、純利益が579億円だった。12年3月期の連結純利益は前期比△16%の670億円の見通し。炭素繊維が航空機向けに拡大。

チャートをみると、2008年5月30日の694円を高値に9月のリーマンショックを受けて暴落となり、10月27日の350円、2009年3月9日の350円でダブル底となって緩やかな上昇トレンド(A)を形成して現在に至っています。この中で、2010年7月1日の420円を安値に上昇トレンド(B)となって2011年3月4日に643円まで上昇したあと、3月11日の大地震を受けて3月15日の444円まで急落しました。しかし、すぐに反発となって600円台を回復したあとは、600円を挟む右側に開いた末広がり三角形(C)の保ち合いとなっています。この三角保ち合いの中で上値が重くなっています。終値で4月14日の554円を切ると、3月4日の643円が一番天井、5月10日の624円が二番天井となって調整に時間がかかることになると思われます。

東レ

6217 津田駒工業 東証1部

同社は11月本決算で、10年11月期は大幅増収増益だったものの最終損益は11億円の赤字。4月13日の決算発表では、11年12月期は大幅増収増益と4期ぶりの黒字転換の見通し。繊維機械や工作用機器の需要が海外中心に回復。

2008年9月18日の225円を高値にリーマンショックで10月28日の71円まで暴落し、自律反発したあと再下落となって2009年2月26日の67円で底打ちとなりました。ここから6月24日の224円まで急騰し、その後は大きな三角保ち合いを形成しました。この三角保ち合いの中で、2010年11月2日の117円を安値に大幅増収増益を受けて三角保ち合いを上放れし、今年3月7日は289円までの大幅上昇となりました。ここで3月11日の大地震を受けて3月15日の131円まで急落し、長いヒゲを出して3月22日の229円まで反発しました。その後は、4月8日の184円まで下落して再上昇となるものの、4月14日の227円、4月21日の227円と戻りのダブル天井となり、5月13日には204円で売転換が出現して5月23日の186円の安値をつけました。184~227円のボックス相場となっているのは、中国の相次ぐ利上げで中国経済の先行き警戒感が生じ、中国関連銘柄が調整に入っているためです。4月8日の184円を終値で切ってくると、3月15日の終値177円が下値ポイントとなりますが、信用買い残が減少していませんので、投げが出て150円水準までの下落も考えられます。信用期日は9月6日ですが、戻りが弱ければ7月~8月に投げが出てくることも考えられます。

津田駒工業

1514 住石ホールディングス 東証1部

石炭大手でオーストラリアからの輸入炭販売。5月13日の決算発表で11年3月期の売上高は横ばいだが、営業・経常とも2桁増益。12年3月期は資源再ブームもあり炭価は堅調か。研磨用人口ダイヤモンドはLED市場の拡大に伴い、受注増の見通し。大地震による原子力事故により、代替エネルギーとして火力発電の拡大と石炭需要の期待。

2008年9月のリーマンショックを受けて暴落となり、2009年2月24日の60円で底打ちとなりました。ここから6月10日の130円まで上昇するものの、上値・下値を切り下げる展開となって下降トレンド(A)を形成していました。この中で、3月11日の大地震が発生し、3月15日には41円まで急落するものの、原発事故で火力発電が見直され、石炭の需要が増加するとの思惑から下降トレンド(A)を上に抜け、3月25日には157円まで上昇しました。高値圏のもみあいの中で、4月4日に156円をつけたところで過熱感を防ぐため、この日に日々公表銘柄となりました。その後、4月12日の152円、4月15日の149円と順次上値切り下げる四山を形成し、4月19日に136円で売転換となり、5月24日には97円まで下落しました。5月11日に日々公表銘柄を解除されましたが、大相場の後だけにもう少し調整が続くかもしれません。

住石ホールディングス

 

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