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「柴田法則」個別銘柄分析5月第1週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析5月第1週

2011/5/2
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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1893 五洋建設 東証1部

3月2日の四季報速報では、11年3月期は国内受注・完工の低迷や金利負担重く経常減益。12年3月期は海外建築の大型見込まず受注反落。完工は海外貢献で強含みとなっています。海上土木トップのため震災復興需要が期待されます。

チャートをみると、2006年1月16日の632円からの長期下降トレンド(A)の中で、2008年3月17日に107円の安値をつけ、下降トレンド(A)を上に抜けて2008年6月5日の210円まで上昇しました。ここから再下落となり、2008年10月7日の83円で底打ちし、大底圏でのもみあいが続き、2009年11月27日に83円をつけて長期的なダブル底を形成しました。ここから2010年4月26日の164円まで上昇し、下落となって今度は2010年7月1日の106円、2010年8月26日の107円と中期のダブル底となり、上昇トレンド(B)を形成しつつあります。今年3月11日の大地震の日に131円の安値をつけて三角保ち合い(C)を上放れし、3月24日には241円と急騰しました。2008年6月5日の210円の高値を上に抜きましたので、次の上値抵抗ポイントは2007年5月10日の366円となります。当面は買われ過ぎと原発事故の処理の不透明さから3月28日に215円で売転換となって調整が続いています。当社は海上土木のトップであり、復興需要は相当大きなものがあります。安いところを現物で少しずつ買い下がって中長期保有も可能な銘柄と考えられます。

五洋建設

1835 東鉄工業 東証1部

1月21日の四季報速報では、JR東日本の鉄道関連工場で受注増。12年3月期はJR東日本の設備投資増を支えに受注拡大。北陸新幹線大型工事加わり完工も増加。大地震関連の影響を今のところ未定とする。

チャートをみると、2007年9月9日の910円からの下降トレンドの中で、2009年3月10日の400円で底打ちとなり、下降トレンド(A)を上放れして2009年9月24日の679円まで上昇しました。ここから再度調整入りとなり、2010年11月2日の455円まで下落しました。ここから好業績の出遅れ銘柄として買われ、今年2月23日には697円まで上昇し、押し目を形成しているときに、3月11日に大地震が発生し、3月17日には561円まで下落、しかし、復興需要期待で急反発し、3月25日には837円の年初来高値更新となりました。その後、買われ過ぎからの反落となっていますが、2008年6月6日の700円、2009年9月24日の679円を突破しています。配当利回り2.2%、連結PER9.0倍、PBR0.81倍の好業績銘柄です。

東鉄工業

7955 クリナップ 東証1部

四季報春号では、11年3月期は増益幅拡大。12年3月期も順調であったが、3月14日の四季報速報で9工場中7工場が大地震で操業停止。主要製品の生産出荷への影響不可避となっています。ただし、4月20日に清潔・長寿命、エコのシステムキッチン「クリンレディ」を6月に受注開始します。

チャートをみると、2008年7月1日の761円を高値に9月のリーマンショックを受けて暴落となり、2008年10月28日の250円で底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(A)を形成し、この中で2009年4月23日の382円を安値に急角度の上昇トレンド(B)へ移行し、2010年4月28日の808円でピークとなりました。ここから急落となって2010年9月1日の444円、2010年11月2日の446円のダブル底となって反発し、今年2月7日に685円の戻り高値をつけて高値圏でもみあっている時に、3月11日の大地震が発生し、3月16日の439円まで急落しました。この439円から3月23日の602円まで反発し、4月6日の528円まで押し目を入れて短期の買転換が出てもみあいの形となっています。このまま上昇しても600円からは上値が重たいところですので、4月6日の528円を切って一段安となるのを待つところです。そうなると、信用倍率が0.29倍ですので、大きなリバウンドが期待されます。

クリナップ

1518 三井松島産業 東証1部

2011年3月期は豪リデル炭鉱の操業低下と低単位が経営減益。12年3月期は石炭販売薄利だが、豪炭生産が続騰、数量堅調で利益拡大。東京電力福島第1原子力発電事故の代替エネルギー源として石炭に需要が集まるとの思惑から急騰。

チャートをみると、2008年9月1日の331円を高値にリーマンショックを受け暴落となって、2009年3月10日の69円で底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(A)を形成し、2010年4月12日の227円で戻りのピークとなって上昇トレンド(A)切って2010年8月25日の118円まで下落しました。ここを安値に反発となって、上昇トレンド(B)を形成し、今年1月13日の194円の高値をつけて日柄調整となっているところで、3月11日に大地震が発生し、3月15日の87円まで急落しました。しかし、原子力事故で代替エネルギーとしての石炭が見直され、3月24日には210円まで上昇しました。しかし、買われ過ぎからの調整となり下降トレンド(C)を形成し、ここをいったん下放れするかどうかの動きとなっています。業績自体は配当2.18%、連結PER6.3倍です。

三井松島産業

6594 日本電産 大証

4月25日に2011年3月期の連結決算を発表。2期連続の最高益を更新。今期は小幅な最終増益の見通しで、年間配当を5円増の90円にする方針。日本電産社長は、大震災の影響を考え「最悪の数字を示した」と表明。今後、状況によっては上ブレ期待も。

チャートをみると、2008年12月22日の3,130円で底打ちとなり、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で、2010年4月6日の10,140円でピークとなり、下降トレンド(B)となって上昇トレンド(A)を下に切りました。この下降トレンド(B)の中で、下げ方として(1)→(2)→(3)と急角度の下げが緩やかな下げとなり、(3)の下げ角度の中で、2010年7月1日の7,120円、2010年8月16日の7,050円、2010年10月12日の6,890円と順次下値を切り下げる逆三尊天井(三点底)となり、2010年10月12日の6,890円を安値に反発となって2010年12月8日に8,910円まで反発しました。ここを戻りのピークに調整入りとなり、今年1月27日に7,940円で売転換が出現し、もみあっているところに3月11日の大地震発生で、3月15日の5,730円まで下落し、ここからの反発で3月22日の7,430円まで上昇しました。その後、4月20日の6,750円まで押し目を入れて、戻りを試しているところです。このまま戻りを試しても目先は3月22日の7,430円というところですので、日経平均が4月20日の6,750円を終値で切ってくるのを待つところです。その場合は、5,730~6,350円の間が下げ止まるところと思われます。

日本電産

 

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