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「柴田法則」個別銘柄分析4月第1週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析4月第1週

2011/4/4
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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8591 オリックス 東証1部

3月4日の四季報先取りでは、証券など持分法化による減収を国内外好調で穴埋め、信用コスト減。営業益躍進。純益増。12年3月期は海外・国内のリテール、メンテナンスリース続伸。信用コスト減。一服でも増収効果で利益持続。

2008年9月のリーマンショックを受けて暴落となり、2009年2月24日の1,707円で底打ちとなって上昇トレンドを維持し、2010年4月30日の8,770円まで上昇しました。ここで、急激な円高を受けて日経平均が調整に転じ、オリックスも同じく調整入りとなりました。2010年5~10月にかけて、6,000~7,000円のボックス圏の動きとなり、この中で2010年6月10日の6,300円、2010年7月22日の6,010円、2010年10月5日の6,190円と三点底(逆三尊天井)となって、2010年10月5日の6,190円を安値に上昇トレンド(A)を形成しました。

この上昇トレンド(A)の中で、今年2月17日の9,620円の高値をつけ、この水準でもみあって3月9日には9,580円とダブル天井のような形になったあと、3月11日(金)の午後2時46分に大地震が発生し、8,870円で売転換が出現しました。翌週は、予想以上の大地震と原発事故によって急落し、3月15日には6,890円まで下げて7,410円で引けました。ここからリバウンドに入り、3月22日に8,360円で買転換が出現し、翌日(3月23日)に8,400円をつけて反落となっています。日経平均が下値確認の動きとなれば、3月15日の終値7,410円(ザラ場安値6,890円)に対する2番底の動きが想定されます。

オリックス

6758 ソニー 東証1部

3月9日の四季報速報では、昨年3月期はテレビ赤字縮小に加え、ゲーム回復。半導体貢献で営業益急伸。減税法案成立なら純益下押し。12年3月期も半導体寄与。携帯端末で新製品上乗せ。テレビ若干改善、構造改革費減って営業続伸。3月22日に東日本大震災の影響を発表。直接の被害は受けなかったが、原材料・部品の調達が困難で一部生産活動を一時的に停止も。3月25日にはドイツ証券が投資判断を「中立」から「買い」にし、目標株価を3,100円→3,200円へ。

チャートをみると、2010年3月23日の3,645円の高値をつけたあと、急激な円高を受けて急落し2010年7月6日に2,258円で当面の底打ちとなりました。2010年8月3日に2,803円まで反発したあと再下落となり、2010年9月1日の2,338円まで下げ、ここから二番底となって上昇トレンド(A)を形成しました。この中で、2010年12月2日に3,090円まで上昇後、高値圏でのもみあいとなり、今年2月22日の3,105円をつけて、ダブル天井のような形となって3月9日に2,897円で売転換が出現しました。その2日後に大地震が起こり、3月15日には2,100円まで急落し、終値は2,324円となりました。

ここから反発して、3月25日には2,634円で短期の買転換となっています。放射能問題が落ち着いて、日経平均が戻りを試せば2,800円水準までは戻るところですが、3月24日の2,547円を切ると、3月15日の2,100円に対する二番底の動きとなります。現在の位置は、中途半端ですので、基本は大きく下げるのを待つことになります。そのまま上昇しても2,800円水準から上値は重いと思われるので、買いは短期売買できない人にはリスクがあると考えられます。

ソニー

7267 本田技研工業 東証1部

3月7日の四季報先取りでは、12年3月期は新興国が堅調で、収益の柱である北米の回復が加わり、販売好調な2輪が下支えし、国内の低調や材料高をこなし続伸となっていました。しかし、3月24日の四季報速報では、国内自動車生産の停止は4月3日まで続き、今後は海外生産への影響も懸念となっています。

チャートをみると、2008年12月8日の1,643円を底値に上昇となり、2010年1月15日の3,410円、2010年4月6日の3,405円でダブル天井となっていったん2010年7月6日の2,470円まで下落しました。ここからは、上昇トレンド(A)となっており、今年2月17日に3,745円の高値をつけ、高値圏でもみあったあと3月7日に3,435円で売転換が出現し、3月11日に大地震が発生して急落となり、3月15日に2,820円まで下げて、終値は2,974円となりました。ここから3月22日に3,210円までリバウンドがあったものの、生産停止の影響が不透明であるため、安値圏でのもみあいが続きそうです。ただし、為替が円安にフレると戻りを試す動きとなります。3月22日のザラ場高値を終値で超えることができれば3,400円接近もありますが、そうなれば空売りを考えてみるところです。

本田技研工業

3436 SUMCO 東証1部

3月11日の発表で、2011年1月期連結決算は最終損益が655億円の赤字(前期は1,004億円の赤字)。円高も収益を押し下げ、年間配当は2期連続で無配。12年1月期の業績予想は売上高3%増、最終損益65億円の黒字転換の見通し。通期の想定レートは1ドル=82円、3月16日の四季報速報では、震災で米沢工場の操業停止長引けば九州で代替生産も。

チャートをみると、2009年3月10日の1,082円を安値とし、2009年9月10日の2,295円を高値とする大きな三角保ち合い(A)を形成し、この中で2010年6月16日の1,906円を高値に下降トレンド(B)となって、三角保ち合い(A)を下放れしました。この下降トレンド(B)の中で、2010年12月10日に1,098円の安値をつけて急反発し、下降トレンド(B)を上に抜けて今年2月21日に1,570円の戻り高値をつけました。ここで3月2日に1,474円で売転換が出現し、調整しているところに3月11日の大地震発生で3月17日には1,131円までの下落となりました。ここから急反発となり、一服したあと3月25日には1,507円で買転換出現となって3月28日にはザラ場で1,598円の戻り高値となって2月21日の1,570円を更新しました。本来ならば1,700→1,800円と上値を試すところです。3月28日の速報でシリコンウェア結晶の米沢工場の停止長期化の可能性で九州工場へ順次代替生産開始となっていますので、3月31日には1,685円まであって一服となっています。

SUMCO

4078 堺化学工業 大証

11年3月期はコンデンサー誘導体が想定以上で経常増益。12年3月期は酸化亜鉛の放熱シート、ペット樹脂重合触媒など本格寄与へ。酸化チタンの収益改善も続き、負ののれん特益なくなる。

チャートをみると、2008年10月10日の200円、2008年10月28日の196円、2008年12月4日の201円と三点底をつけて上昇トレンド(A)を形成しました。この中で、上昇トレンドをいったん上に抜けて2009年8月28日に487円の高値をつけ、2009年11月27日の340円まで下落したあと再上昇となるものの、2010年1月27日の461円、2010年3月31日の455円とダブル天井の形となって再下落し、上昇トレンド(A)を下に切って2010年8月24日には313円の安値をつけました。ここから、11年3月期の好業績を織り込む形で今年2月21日に506円の高値をつけました。高値圏でもみあっているところで、3月11日に大地震が発生して462円で売転換が出現し、3月15日には305円まで急落して、終値は314円となりました。ここからリバウンドに入り、3月25日に389円で短期の買転換となっています。ここからは、日経平均が戻りに入れば430円水準までの戻りはあるかもしれませんが、買いは3月24日の370円を切って3月15日の305円に対する二番底を待ってみるところだと考えられます。

堺化学工業

 

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