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「柴田法則」個別銘柄分析2月第2週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析2月第2週

2011/2/14
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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5407 日新製鋼 東証1部

2月3日の決算発表で、2011年3月期の最終損益が120億円の黒字の見通しと発表し、年間配当を前期の1円から2円としました。

チャートをみると、2008年5月23日の418円を高値にリーマンショックによる暴落を受けて2008年10月27日の101円で底打ちとなりました。2009年1月7日の192円まで自律反発したあと、2009年1月26日の136円まで下げ、ここから戻りに入って2009年4月20日の261円、2009年6月2日の267円と二山を形成し、再び調整入りとなりました。結局、2009年1月26日の136円を安値とし、2009年6月2日の267円を高値とする三角保ち合い(A)を形成し、この煮詰まったところで2010年11月1日の140円を安値に反発して直近高値2010年9月21日の167円を突破し、三角保ち合い(A)を上放れし、2010年12月28日に189円の高値をつけました。今年1月31日の158円まで押し目を入れて戻りに入っているところです。2月4日に新日鉄と住友金属の合併報道を受け、大商いとなって183円まで上昇していますので、日柄整理が必要かもしれません。

日新製鋼

5105 東洋ゴム工業 東証1部

2月4日(金)発表の2010年4-12月期連結決算は、純利益が50億円(前年同期は4億円)となりました。11年3月期通期では、純利益が△35%の40億円の見通しで、自動車販売の伸び悩みと原料高を踏まえ従来予想を変えませんでした。

チャートをみると、2008年5月19日の443円からの下降トレンド(A)の中で、2009年2月24日に104円で底打ちとなり、ここから2009年7月6日の246円まで上昇して当面のピークをつけました。その後は、104円を安値、246円を高値とする三角保ち合い(B)を形成しています。現在は、この中で2010年10月15日の158円を安値に反発となり、2010年11月25日に186円で買転換出現となって、今年1月12日に214円まで上昇して一服しているところです。このまま上昇して2010年6月15日の218円を終値で抜けると、一応三角保ち合いの上放れとなります。その上には、2010年3月30日の228円、2009年7月6日の246円が上値ポイントとしてありますが、246円を終値で抜けると本格的な上昇となる可能性があります。

東洋ゴム工業

7202 いすゞ自動車 東証1部

2月8日の発表で、2010年10-12月期連結決算は、純利益が前年同期比60%増の178億円、4-12月期の最終損益は470億円の黒字(前年同期は165億円の赤字)でした。11年3月期通期の業績予想は、従来予想を据え置いた。足元の好調さが続ければ通期の業績は予想より上ブレする公算が大きいとしている。

チャートをみると、2008年2月5日の97円、2009年2月23日の88円を二点底に上昇トレンドを形成し、この中で今年1月11日の413円の年初来高値をつけ、もみあったあと決算発表で目先材料出尽しとなって2月9日に373円で短期の売転換出現なりました。基本的には、2010年7月22日の240円から今年1月11日の413円までの上昇幅の二分の一押し水準待ちですが、相場の勢いが強ければ三分の一押し水準から反発することも考えられます。

いすゞ自動車

5405 住友金属工業 東証1部

2月4日(金)に決算発表し、11年3月期は自動車向けが堅調で建材や鋼管も回復し、経常黒字転換。当初予想より下方修正となったが、新日鉄と2012年10月1日の合併に向けて検討を始めたことを発表。業界再編銘柄へ。

チャートをみると、2008年7月24日の528円を高値にリーマンショックを受けて暴落となり、2008年10月28日の160円で底打ちとなりました。自律反発したあと再下落となり、2009年2月24日の170円で二番底となり、ここからの上昇で2009年6月15日の291円、2010年4月6日の293円とダブル天井の形となって再び調整入りとなりました。2010年7月1日に192円の安値をつけたあと、2010年8月10日の224円まで反発し、再下落となって2010年10月29日の179円まで下げて年初来安値を更新し、先週末の合併ニュースで224円の買転換出現となりました。大きなニュースによる飛びつき買いで上昇していますが、現水準からはフシが多く、時間がかかるかもしれません。

住友金属工業

3106 クラボウ 東証1部

11年3月期の化成品は復調、繊維も回復基調にあるものの低水準。連結子会社の倉敷機械をTOBで完全子会社化し、工作機械事業を強化。

チャートをみると、2007年6月18日の368円の高値からの下降トレンド(A)の中で、2008年10月28日の107円で底打ちとなり、上昇トレンド(B)となって2009年8月19日の229円で当面のピークをつけました。この2009年8月19日の229円から2009年11月27日の130円まで大幅下落したあと、2010年4月28日の178円まで戻し、その後下向きの先細三角形となりました。この中で、2010年11月2日の123円の年初来安値をつけたあと反発に転じ、今年1月12日に158円で買転換となっています。業績的には、3%の配当と0.5のPBRで割安株ですが、積極的に買える銘柄ではありません。しかし、仕手性(時々急騰する)があります。

クラボウ

 

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