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「柴田法則」個別銘柄分析2月第1週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析2月第1週

2011/2/7
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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5214 日本電気硝子 東証1部

1月27日の決算発表で、2010年4-12月期連結決算は純利益が前年同期比△66%の584億円となりました。主力の薄型テレビ用ガラス基板の需要が拡大したことによります。11年3月期通期は、純利益△2.4~3.5%の680~740億円となっています。

チャートをみると、2008年12月26日の439円を底値に上昇を開始し、上昇過程で2009年7月21日の1,151円、2009年9月30日の808円を基点に末広がり三角形の上昇(A)となっています。この中で、2010年4月30日の1,449円を当面のピークとして2010年8月20日の929円まで下げました。ここから2010年9月27日の1,209円まで上昇したあと、2010年11月2日の1,007円まで下げて929円に対する二番底の形となり、2010年11月22日には1,237円をつけて直近の高値1,209円を上に抜きました。その後は、2010年12月20日の1,126円を安値とする中段もみあいとなっていましたが、今年1月27日に1,245円で買転換出現となりました。全体相場が軟調な中での直近の高値更新となっていますので買い有利と考えられます。

日本電気硝子

8154 加賀電子 東証1部

1月28日に11年3月期第3四半期(9-12月)は大幅営業増益を発表したものの、予想の範囲内で目先材料出尽しとなっています。ただし、12年3月期も中国向け部品は続伸の予想です。

チャートをみると、2008年6月18日の1,511円を高値とし、2009年3月13日の758円を安値とする大きな三角保ち合い(A)を形成し、現在はその中での動きとなっています。この三角保ち合い(A)の中で、2009年6月29日の1,300円からの下降トレンド(B)を形成し、2009年11月27日の825円、2010年6月10日の843円、2010年10月12日の849円と順次下値を切り上げる三点底となって2010年11月5日に908円で買転換となりました。

この2010年11月5日の908円の買転換後、今年1月19日の1,125円まで上昇していったん好業績を織り込み、1月31日に1,013円で短期の売転換となっています。好業績を維持しているので、まずは2010年10月12日の849円から今年1月19日の1,125円までの上昇幅の二分の一押し水準以下は買い有利と考えられます。

加賀電子

6976 太陽誘電 東証1部

2010年12月8日の四季報速報では、主力コンデンサーは2桁増だが、下期1ドル=81円前提の円高のため営業増益幅縮小し最終赤字を見込む。12年3月期はスマートフォン向けが牽引し増益予想。

2008年10月28日の382円で底打ちして上昇を開始し、2010年4月5日の1,593円で当面のピークをつけ、下降トレンド(A)を形成しました。この下降トレンドの中で、2010年9月1日の920円、2010年10月20日の927円と二点底をつけて2010年11月5日に1,066円で買転換が出現し、下降トレンド(A)を上に抜けて今年1月19日に1,386円まで上昇しました。下期の下方修正は二点底をつけた時点で織り込み済みで、2012年3月期の好業績を織り込む動きになっています。1月28日に1,261円で売転換出現となっていますが、全体相場の軟調さと円高水準を嫌気しての下げといえます。全体相場が戻りを試し、円安に振れてくれば、信用取引も0.8倍ですので買い戻されてくることも考えられます。

太陽誘電

4063 信越化学工業 東証1部

1月25日の決算発表で、2010年4-12月期の決算発表し、連結経常益は前年同期比△34%の1213億円と大幅増益だったが、2011年3月期通期の業績については従来予想を据え置いたことで、目先はいったんの一服場面となっています。

チャートをみると、2008年6月8日の7,000円を高値にリーマンショックを受けて暴落となり、2008年12月5日に3,400円で底打ちとなりました。ここから2009年1月7日の4,650円まで自律反発したあと、三角保ち合い(A)を形成し、上放れたあと2009年7月10日の4,200円まで押し目を入れ、2009年9月24日に6,010円まで戻して、ここが当面のピークとなり、4,200円を安値、6,010円を高値とする大きな三角保ち合い(B)を形成しました。この三角保ち合い(B)の中で、2010年4月5日の5,720円の高値をつけ、急激な円高進行を受けて下降トレンド(C)を形成し、三角保ち合いを下放れして2010年8月25日の3,810円まで下落しました。この3,810円を安値に2010年10月18日の4,545円まで上昇後、2010年11月1日に3,970円の二番底をつけて2010年12月9日に4,270円で買転換となり、直近の高値4,545円を超えて今年1月19日の4,885円まで上昇し、目先材料出尽しで下げていますが、押し目買い有利の形と考えられます。

信越化学工業

5711 三菱マテリアル 東証1部

2010年12月6日の四季報先取りでは、下期に自動車向け超硬製品が想定超の失速。会社営業益も減額。12年3月期は新興国拡大寄与し営業続伸。世界的な過剰流動性を背景に商品相場は上昇基調で推移し、主力の銅価格は新興国の需要拡大により上向く。また、小型家電からのレアメタル回収、リサイクル技術の開発にも注力。

チャートをみると、2008年5月20日の555円の高値からリーマンショックを受けて暴落となり、2008年11月21日の166円で底打ちとなりました。この2008年11月21日の166円を安値に上昇トレンド(A)を形成していましたが、2009年6月8日の342円をピークに2段下げとなって2009年11月27日の201円まで下落しました。ここから2010年4月6日の290円まで上昇したあとは、2010年2月16日の220円を安値の基点、2010年4月6日の290円を高値の基点とする三角保ち合い(B)を形成していましたが、その煮詰まったところで2010年8月31日の220円を安値に反発し、上放れとなって2010年11月9日に276円まで上昇しました。その後は、2010年12月10日に259円で売転換が出現して業績の下方修正を織り込む形で日柄調整となっています。来期は収益が見込めることから、そろそろそれを織り込む動きが出てきてもおかしくないと思われます。

三菱マテリアル

 

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